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Jリーグスローガン紹介2025【J2編】

さあJ2編です! これを読み終わった瞬間にスローガンのことは忘れましょう! よいお年を!

J1編はこちら!

昨年のスローガンはこちら!


北海道

北海道とともに、世界へ

なんかその年ごとのスローガンは出したり出さなかったりで去年は出しませんでした。出すときは出す、出さない時は出さない、はっきりしてください! ちんぽですか! というわけで、今季のスローガンは私が決めます。「エンジョイJ2!」です。ゆっくりしていってね!

それでは野球チームのスローガンに移りましょう。

大航海は続く

「大航海」をスローガンに臨んだ2024年シーズンは6年ぶりのAクラス入りと躍進。エスコンフィールドHOKKAIDOを舞台とした初のCS(パーソル CS パ)ではファンの熱い後押しを受けて勝利の喜びを分かち合ったが、日本一の座にはたどり着けなかった。
9季ぶりのリーグ制覇へ向け、新庄剛志監督をキャプテン(船長)とするチームの「大航海は終わらない」。荒波を乗り越え成長を遂げた選手とファンを乗せたファイターズ号は2025年、再び戦いの旅へ。「頂点」という港へ針路を定め、ファイターズの「大航海は続く」。

昨年はCS進出と躍進した日ハムですが、「大航海」を継続するということでこのスローガンになりました。いいんじゃないでしょうか、若手も多いし。ただ、好成績だったということもあり、新庄監督がひたすら言い訳をするスローガン動画は今年はなしということなので非常に残念です! もっとビッグボスの言い訳を聞きたいので、今年は下位でお願いします!

それではバスケチームいってみましょう。

なまら

スローガンに込めた想い

北海道生まれ、北海道育ちのチームであるレバンガ北海道は、今季14シーズン目を迎えます。
2026年にスタートする新リーグ、B.PREMIER参入に向けて、
「これまでよりも、もっと」を意識して、すべてのことに取り組んでまいります。

クラブが目指す未来の実現のために、これまで積み上げてきたものの、さらに上を目指して。
いかなることも、いかなるときも、クラブ一丸となって、全“緑”で挑戦し続けたいと思います。

北海道の方言で、ものごとの程度を強調する副詞である『なまら』。
道産子はもちろん、一度耳にすると忘れられない『なまら』。

北海道らしさと、上を目指す強い意志、
何事にもアイデアとユーモアをもって、皆さまに笑顔をお届けするために自らが楽しんで取り組むレバンガらしさを、『なまら』に『なまら』込めました。

このスローガンと同じくらい、今シーズン全緑で戦う姿で皆さまを驚かせたいと思います。

なまら、いいですね。有名な言葉ですが、北海道人と東京で話してても中々耳にしません。現地では使われているんでしょうか。それよりも、気になったのは「全緑」。チームカラーである緑を全力にかけたのですが、千葉ジェッツの「声炎」と同じ系譜で素晴らしいですね。ただ、この流れで「人財」とか「志事」とか言い出すとその先は言葉の断崖絶壁なので、ここらへんでブレーキをかけた方がいいと思います。顔晴れ!


仙台

PASSION 限界を超えろ

PASSION 限界を超えろ (読み:パッション げんかいをこえろ)

一人一人に灯る情熱の「火」を互いに高め合い、チームとして、クラブとして、大きな情熱の「炎」へ。

強く熱く燃える心の「炎」を原動力に、眼前に立ちはだかる限界の「壁」を仲間と共に超えていく。

【昨シーズンと同様のスローガンについて】
J1昇格プレーオフ決勝であと一歩昇格に届かなかった悔しさを忘れず、一方で、森山監督の下で着実にチームとしての成長を遂げた昨年からのベースを引き継ぐということを意識して、デザイン、テキストともに変更せず新シーズンを戦ってまいります。

さあ来ましたよ、仙台。スローガン継続です! 昨年はプレーオフ決勝まで辿り着き、昇格まであと一歩というところまでいったので、スローガン継続も納得です。ただ、スローガン継続について「J1昇格プレーオフ決勝であと一歩昇格に届かなかった悔しさを忘れず、一方で、森山監督の下で着実にチームとしての成長を遂げた昨年からのベースを引き継ぐということを意識して、デザイン、テキストともに変更せず新シーズンを戦ってまいります。」と4行も使って言訳をしてくるのは珍しいパターンと言えるでしょう。男は黙って継続スローガン。いっそ「変えんのめんどくさくてよお」くらい吐き捨てながら、カップ酒を飲んで欲しいものです。

さて、それでは同じ街のバスケチームのスローガンを見てみましょう!

GRIND

仙台89ERSは今年は「GRIND」を昨シーズンから継続していたのですが、成績があまりにアレになってしまったので、急遽年明けにスローガンをバージョンアップさせたのです!

全員全力GRIND! ALL NINERSで勝利を掴む


仙台89ERSは現在、6勝20敗と苦しい闘いが続いております。

黄援してくださるファンのみなさまに1つでも多くの勝利を届けるために 「全員全力GRIND!」 を後半戦のスローガンに掲げます。

「GRIND」(グラインド)は、もともと(豆などを)挽くや、細かく砕くという意味ですが、転じて「コツコツ」や「骨を折って何かに打ち込む」「一生懸命に何かをする」という意味も持っています。
そして、どんな苦しい状況であろうとも、歩みを止めることなく、辛いことも、退屈なことも、苦しいことも、全て粘り強く泥臭く乗り越えてやってやろうという想いが込められています。

苦しいときだからこそ、私たちが一番大切にしているこの「GRIND」の体現に、コートで闘う選手だけでなくスタッフも含め、クラブ全員で全力で挑みます。
ファン、スポンサー、地域のみなさまも一丸となって「全員全力GRIND!」で闘っていただきたく、お力添えをお願いいたします。

この状況をチャンスと捉え、2026年秋に開幕するBプレミアに向けて、ここでナイナーズが目指す「黄援していただけるクラブ」の姿を再度明確にし、その実現のためにチャレンジいたします。

引き続き、仙台89ERSへの熱い黄援をよろしくお願いいたします。

「とにかくヤバい」「なんでもいいからどうにかしたい」という気持ちがひしひしと伝わってくるバージョンアップですね。元のスローガン画像と比較すると、その危機感が伝わってくるかと思います。こんなんもう原型のない魔改造ですよ。選手が燃えているのは、ロスターが火の車ということを表現しているのでしょうか。最終盤には全身が業火に包まれながらシュートにいくスタントン・キッドなどの画像に再進化させてほしいものです。あと、説明の中の「黄援」が地味にボディに効きますね。

最後にとどめの野球チームです!

キ!

東北楽天ゴールデンイーグルスは、基本を大事に、気合を入れて、東北に歓喜を!という想いを込めて2025シーズンスローガンを「キ!」に決定いたしました。

基本の「キ」
気合の「キ」
歓喜の「キ」

各選手・ファンの皆さまの、本気、勇気、輝き、希望、期待、「キ」が付く様々な言葉を重ね合わせることで、楽天イーグルスの優勝への鍵、KEY(キー)に繋げてまいります。
2025シーズンも楽天イーグルスへの応援をよろしくお願いいたします。

キ!!!? 正キ!!? カタカナ1文字のスローガンというのは、スポーツ界初じゃないでしょうか。でも、知らないだけでありそうですよね、カタカナ1文字スローガン。できれば知らないままでいたいです。最初は「キ〇チガイ」のキなのかな、勝負に出たな、と思ったのですが違いました。ただ、実はこれは意味を重ねるのにめちゃくちゃ楽なんですね。「基本、気合、歓喜」をとりあえず上げてますが、その後も「本気、勇気、輝き、希望、期待」などキがつけば位置はどこでもOKの雰囲気。そんなんだったら、こっちは「気狂いピエロ」「指宿リサイクルセンター」「読売巨人軍」「テクニカル勃起」「木島香苗」など独自のキを持ってきますよ、いいんですか。まだ「キチ〇ガイ」のほうがマシだったと思う羽目になりますよ。また、最後に「楽天イーグルスの優勝への鍵、KEY(キー)に繋げてまいります」を読んだ瞬間に、私の中のロバート・マッコールがこう囁きました。


秋田

「秋田一体魂(あきたいったいだましい)」

クラブスローガンについて

昨季成し遂げられなかったJ1昇格、プレーオフ圏内進出を目指し、AKITA STYLEの「誠実・献身・粘り強さ・挑戦」を胸に、さらなる一体感の創出、多くの観客を魅了する魂のこもったプレー、そして「魂力(そうりょく)※」を結集して激動のシーズンを戦い抜く。

※魂(soul)力=そうりょく

クラブスローガンの書について

2025シーズンも、株式会社薮崎動力工業の薮崎太代表取締役社長にご支援・ご協力いただき、由利本荘市の書道家・藤原豊道先生に揮毫いただきました。

今年も継続してきました、「秋田一体」。相変わらずサムネが見切れているので、誰か解決方法を教えてあげてください。吉田謙監督が続く限りはたぶんひたすらこれなのですが、秋田一体→超秋田一体→シン秋田一体→秋田一体+と進化してきて、今年はどうなのだろうと思っていたら、なんと「魂」を追加してきました。

秋田一体魂。説明を読んでもよくわからないのですが、「※魂(soul)力=そうりょく」と読ませるこのリリックは、おそらく今年のスローガン界最強の力技であると断言できます。さすがの私もこのパワープレイには白旗を掲げざるを得ませんね。「そうりょく」と読ませるのなら、「soul」の「l」はどこにいっていまったんですか? 「L」が消えたということで、愛は死んだことを意味しています? 海は死にましたか? 今回のJ2優勝候補ではないでしょうか。

来年は何が追加されるのか楽しみで仕方ありません。私は「秋田一体体一田秋」と無駄に鑑文字にして一切理由を説明しないというストロング吉田謙スタイルになると思います。当たったら大館市をください。

それでは同じ街のバスケチームを見てみましょう!

Re.BOOOOST!!秋田ヲ叫べ

ブースターの皆さんとともに作り上げてきた秋田のスタイルである「声を出す応援」がコロナ禍には発揮することができなくなりました。パンデミックが明け、だんだんとあの誇り高きスタイルが取り戻されつつありますが、まだまだこんなもんじゃないはず!!

秋田ブースターが「クレイジーピンク」と呼ばれる所以とも言える「全力の大声援」が作り出すホームの熱気と一体感。そしてチームに与えてくれる圧倒的な力。

チーム15年目の節目のシーズン、秋田の真骨頂を見せ、秋田一丸となって戦いましょう!

ブラウブリッツとテンション違いすぎんか! ほんとに同じ県なのか!? 「まだまだこんなもんじゃないはず!!」じゃないんだよ。


山形

山形一丸

「ブッチギレ」、「ゼンシン」などイケイケのカタカナ4文字でグイグイ来てた山形ですが、突然の方向転換を行いました。シートベルトしてなかったら、急な遠心力で窓の外に放り出されてしまいそうです。スローガンスイングバイはやめてください。

昨年までのサブスローガンである「YAMAGATA ICHIGAN」を漢字にしてメインスローガンに昇格させました。昇格への並々ならぬ意欲を感じますね。特に説明がないところも好印象です。ただ、デザインも言葉もちゃんとしていて、さらに説明がないとなると特にツッコミどころもないので、これで話は終わりになるんですよね。がんばっていただきたいものです。これからもスタジアム騒乱を示唆した千葉県在住の男性をばんばん逮捕していきましょう。

それでは、みなさんお待ちかねの山形青年会議所のスローガンです!

相変わらず素晴らしい! どれも一級品のスローガンですが、特に山形青年会議所の「NEW Normal, Era, World」が何を言っているのかさっぱりわからなくて最高ですね。NEWが先に来て、それっぽい単語を辞書で探した感が素晴らしいです。山形青年会議所のみなさまは私がずっとスローガンを取り上げてることに気づいているんでしょうか。いずれめちゃくちゃに怒られそうな気もしますが、それまでは頑張りたいと思います。


いわき

REBOOT すべてを超えろ

REBOOT
意味:再起動、再出発
スローガンに込められた想い

新生から10年。
我々はまだ何もできてない。我々はまだ何者でもない。
90分間走り続けることも、決して倒れないことも、浜に光を照らすことも、まだ何もできていない。
アスリートとして、日本一じゃなくても、世界で一番の日は過ごせる。
チームとして日本一じゃなくても、世界で一番エキサイティングな試合はできる。
世界のトップに近づいているのか、離されているのか。
あれから14年、目標は限りなく、果てしなく遠くにある。我々は何も達成していない。
我々はまだ、始まったばかり。

昨年は「UNLEASH」という謎英語路線で攻めてきましたが、「さすがにわからなすぎる」という意見をもらったのか、「REBOOT」という今年はわかる感じの英語に変えてきました。これでもいわきのお年寄りで意味がわかるのは2%くらいだと思います。

しかし、説明の自責がすごいですね。「我々はまだ何もできてない。我々はまだ何者でもない。90分間走り続けることも、決して倒れないことも、浜に光を照らすことも、まだ何もできていない。」ですよ。浜に光を照らすこともできてない、とかもはやギリシャの神々の世界になっていますからね。「世界のトップに近づいているのか、離されているのか。」と迷いも感じれます。プレーオフ争いに終盤まで絡んでいたし、そこまで自分を責めなくてもいいのではないでしょうか。もっと反省しなければならないクラブはたくさんありますよ。

そんな迷えるいわきに同じ県の迷いなきスローガンをご紹介します!

もうね、スローガン映像を作っちゃうわけですよ。自分を責める前に、とりあえずスローガンを決める! 映像を作る! 浜に光を照らす! という勢いが大切なわけです。

さらにファイヤーボンズのクラブ概要を見てください。

スローガンっぽい言葉だらけなんですよね。たとえば「成る」を山賊に強奪されたとしても、すぐさま二の矢、三の矢があるというわけです。いわきFCにおかれましても、自分を責めることはやめにして、どんどんスローガンを大量生産していこうじゃありませんか。


水戸

水戸は今年もなしです! 悲しい! なので勝手に作ります。「北関東最後の砦」です。J3に落ちた群馬と栃木の怨念を背負って2025年を戦ってください!

それではバスケチームいきましょう!

GET OVER

乗り越えろ。ミライをつくれ。
10周年を迎える今季、昨季の困難を乗り越えて(Get Over)、B1昇格時に掲げた2031年までに日本一達成へ向けて再始動。
新シーズン、新体制。チームをもっと強く、戦える基盤をもっと強く、ともに戦うつながりをもっと強くしていく想いを込め、「GET OVER」を掲げ戦います。

今季はHC、GM、社長全て新体制で、2031年までの日本一達成に向けて以下3つのことを成し遂げていきます。

①チームを強くする
②スタッフ、練習環境、育成などを通してチーム基盤を強化する
③ブースター・スポンサー・コミュニティとの関係を広げさらに強固にする

チームやフロントスタッフだけでなく、スポンサーの皆さま、ブースターの皆さま、地域の皆さま、茨城ロボッツに関わるすべての皆さまの力を合わせ、乗り越えていきましょう。

え、ミイラ作るの、茨城県こわ……と、未来がカタカナなので、普通にミライをミイラと読んでしましました。ロボッツは死体を乾燥保存しないので安心してください。保存するのは納豆だけです。

また、スローガンはともかくとして、成し遂げる3つの事の筆頭に「チームを強くする」というのが上げられていて私ははっとしましたね。チームを強くする。当たり前すぎて、忘れがちなことかもしれません。Jリーグのチームも今一度初心を思い出して、これをスローガンにしていきましょう!


大宮

さあ、始めようか。快進撃を。

レッドブル傘下になりましたが、外資系のチームってスローガンとか作らなそうだよなー、と考えていたら、なんかそれっぽいのが出てきました。「さぁ、始めようか。快進撃を。」ですね。これ、スローガンなんですかね。スローガンはスローガンと宣言してからスローガンしてもらえないとこちらもスローガンできないので、気をつけてスローガンしてもらわないと困ります。外資系でJリーグに慣れてないみたいなので今回は見逃しますけど、次回以降は気をつけてくださいな。あ、そっちのテーブルに「スローガン申請書」がありますので、記入したら番号札取ってお待ちください。

ともあれ、いったんこれをスローガンとしましょう。しかし、イキってますね。「さあ、始めようか。」ですよ。そして倒置法で「快進撃を。」です。今シーズンナンバーワンイキりスローガンとして認定したいと思います。というか、近年になりイキり具合じゃないですか。ブレイキングダウンの試合前くらいイキってますよ。でも、これくらいでいいですよね。「史上最攻」みたいにコケたらずっと言われる感じのスローガンですが、何を言ってるのかさっぱりわからないスローガンよりも、これくらいグイグイ来てくれたほうが面白いです。ダメだった時のお気持ち表明との落差も、千賀のおばけフォーク並になりますしね。

ただ、こういう外資系イキりスローガンを育てて欲しい反面、大宮は独自のスローガン世界を築いてきたのも事実です。もう一度自分を思い出して、「WIN WIN だからあなたが必要だ」(2020)、「ひたむき」(2022)「大宮共闘」(2013)などとイキりを融合し、スローガン言語空間をさらに拡張していって欲しいものです。

WIN WIN だからあなたが必要だ
ひたむき
大宮共闘


千葉

やはり今年もスローガンはなし! 社長もそう言ってたらしいです。

なので、勝手に作ります! 「山形は自動昇格しろ!」です。プレーオフに関わらないで! 来ないでプレーオフ! 

それでは、全く関係ないラグビーチームのスローガンを紹介します!

STEEL WAVE

クラブスローガン「STEEL WAVE」に込めた思い

チームを象徴する2つの言葉「STEEL」「WAVE」を組み合わせた今シーズンのクラブスローガン。

「STEEL」は、鋼鉄のように強い決意、勇気を持って闘う、という思いを、また、「WAVE」には、波のようにしなやかに連携していく姿、そしてリーグワンで、最北のチームがリーグに波を立てていこう、という強い思いをそれぞれ込めて、「STEEL WAVE」という造語をスローガンにいたしました。

リーグワンのディビジョン2に所属する日本製鉄釜石シーウェイブスですが、どうですか、この力強さ。鉄の波ですよ。もはやスポーツチームというより政治団体の感すらありますが、製鉄会社ならではのスローガンと言えるんじゃないでしょうか。

ジェフも親会社の特性を存分に生かしてもいいんじゃないでしょうか。ご存じの通り、ジェフの親会社はJR東日本です。鉄道関係のスローガンといえば「昇格片道切符」「キセルでJ1へ」「勝ち点もSUICAで払えるようにしろ」など、ぱっと思いつくだけでもたくさん作れますので、ぜひご検討ください。


富山

不屈 NO KATALLER NO LIFE

J3からプレーオフの末に昇格してきたカターレです。昨年が「覚悟」、今年が「不屈」ということで、とにかく気持ちだ、根性と気合いでいけという明確な方向性があっていいんじゃないでしょうか。いいのか? ともあれ、スローガンの後ろのプレイステーション初期のワープ画像みたいな変なサイケデザインと共にいいと思います。いいのか?

さて、カターレといえば、URLアドレスです。ページに飛んでもらうとわかるのですが、URLの一部が日本語になっていて、その最後が「クラブスローガ/」で終了していて、なぜか「ン」が消えてしまっているのですよ。去年もそうだったし、一昨年もそうでした。なぜこんなことになっているのか、どういう意図があるのかわかりません。「ン」を略すことでカターレは少しでも省エネ化しSDGsしようとしているのでしょうか。謎は深まるばかりですが、ともかく「スローガ」というFFの上位魔法にありそうな感じの言葉が来年も出てくるのか、要注目です。あと、富山の来年のスローガは「忍耐」だと思います。

クラブスローガ/


甲府

ソコヂカラ~Unite for the Next~

 昨シーズンはACLの戦いからはじまり、リーグ戦では期待が膨らむスタートを切れました。しかし、結果的としては我々が思い描いた理想とは程遠く、不甲斐ない順位のシーズンとなりました。
 現状のJ2リーグは、どのクラブも著しい成長を遂げ、競争力の高いリーグへと変貌しつつあり、甲府のような地方クラブにとっては、全てにおいて並々ならぬ努力が必要になってきています。
 今シーズンは昨シーズンの悔しさを忘れず、むしろこの悔しさをバネに、これまでヴァンフォーレ甲府が歴史の中で培ってきた、「困難を乗り越える強さ」と「逞しさ」を発揮して、もう一度上を目指して這い上がっていきたいと思います。
 今年のスローガンは『ソコヂカラ』です。
 強いチームになっていくためには、それぞれに『ソコヂカラ』があると信じ、そしてその力を発揮し、クラブに関わる全ての人々が限界を突破するチャレンジが必要です。
 ピッチで戦う選手たちは、受け身にまわらず、息を切らしながら、はつらつと全力でプレーして、応援して下さる皆様へ熱い戦いをお届けしたいと思います。クラブは大きな転換期となるシーズン移行に向けて、さらなる進化を遂げながら、ヴァンフォーレ甲府に関わる皆様方へ多くの喜びをお届けできるように、『ソコヂカラ』をみせるシーズンにしていきます。
 改めて今シーズンもよろしくお願いいたします。

静かにずっと狂い続けている甲府ですが、今年もすごいことになっています。まず、とにかく話が長い。5組の田中さんは聞いてるうちに貧血を起こして倒れ、隣の手塚君と頭がぶつかって中身が入れ替わってしまいました。

昨年は「緊褌一番」というふんどし界隈丸出しのスローガンでキメましたが、今年は「ソコヂカラ」できました。なぜカタカナなのかは誰も説明してくれませんし、なんで急に底力なのかもよくわかりません。しかし、スローガン界隈とはそのような甘い世界ではないのです。スローガン界隈では質問などをして一瞬でも隙を見せたらすぐに腕の一本くらいは持っていかれます、素人が迂闊に声を出せるものではないのですよ。

ところで、最初このスローガンデザインを見た時に「ンコヂカラ? どういうこと?」と思っちゃったんですよね。筆の勢いが強すぎて「ソ」が「ン」に見えたんです。じゃあ、その「ン」がどこから来たかというと、ここでピンときたんですよ。そう、カターレ富山のURLから失われた「ン」です。犯人はここにいるぞ! 来年はぜひ富山に取り戻してほしいものです。

さて、甲府のスローガンと同系統のデザインとしてはこちらのチームが有名なので見ていきましょう!

力戦奮闘 全力を出し切れ。

2024シーズンは、新しく生まれ変わる「新生」を掲げて戦い、1年を通じて成長や変化は見られたが、結果はJ3残留という厳しい結果となった。
「J2昇格」という目標達成に向けて、全員で全力を注ぎ、各自が持ちうる最大のパフォーマンスを発揮し戦い抜く強い気持ちを込めました。
また2025シーズンこそが、本当の意味で新生ツエーゲンの真価が問われるため、各自が最後の最後まで全力を出し切るという意味を込めています。

■デザイン
文字の意味通り、力強さ・猛然さをデザイン。クラブカラーの赤1色ではなく黒も混ぜることで視覚的な力強さも。

朝から脂身の多いステーキをカレーに乗っけて食べてそうな勢いですね。昨年は「新生」で信長の野望に寄せてきましたが、やはりパワー系スローガンとしてはJでは甲府と並んでトップランナーですね。デザインが何かの形になりかけてるのも甲府っぽいです。なんかボウガンみたいですよね。このままこの路線で進化していただいて、金沢は文字を「ありがとう」を集めて「夢」になっているスローガンを作り出して欲しいものです。


磐田

磐田のスローガンは継続です! ロイヤルコペンハーゲンの皿のまま行くようです! なんか見ているだけで美味しい紅茶花伝が出てきそうですね。「謎解きはティータイムの後に」とかにスローガンもしたほうがよいのではないでしょうか?

ただですね、磐田はスローガンの夢を捨ててないのは知ってるんですよ。「磐田 スローガン」で検索するとスローガンのページがあって、「Coming Soon」となってるんですよね。これは近々のスローガン戦線への復帰を目論んでいるのだと受け止めました。待ってますよ!

もう「Coming Soon」がスローガンでもいいよ

それでは、惜しくもJ3に落ちてしまったクラブのスローガンを紹介します!

Chasing Glory 栄光に向かって疾れ!

栄光を追い求めるザスパ群馬の飽くなき挑戦のストーリー
常にファン・サポーターと共に歓喜の瞬間を共有するため、チーム一丸となって全力で走り、ゴールへと突き進む姿

このスローガンを見ていると、あの列車に乗っていきたく、裸足のままで駆け出したくなりますね。J3に落ちた群馬ですが、相変わらずスローガンの唐突さと継続性のなさにかけては右にでるものはいません。昨年は「Evolution Together 日々是進化」ですからね。英語+日本語という点以外に、共通するものは何もないわけです。毎年スローガンを出しながら、スローガンの無意味さを際立たせていくというポストモダンな姿勢には感服せざるを得ません。来年はJ2で堂々と虚無スローガンを公開しましょう!


藤枝

一体感 HIGH ENERGY

常に全力で走り、守り、攻める。
攻撃的なチームスタイルをさらに進化させ、1試合1試合にかける選手達から放たれるパワーを見に来ていただいた全ての方に感じていただきたい。
フロントスタッフもJ1という目標に向かって力強く歩んでいく。
そういったクラブから放たれる凄まじいパワーを、皆様に感じていただきたいと思います。
この「一体感〜HIGH ENERGY〜」でJ1を目指して頑張っていきます。
皆様も一緒に戦ってください。
今シーズンもよろしくお願いいたします。

藤枝は継続で「一体感」です。「一体感」は『これだけは覚えておきたい! Jリーグスローガン頻出用語100』にも毎年掲載されているスローガンなので、とても安心感があっていいですね。何かを言っているようで全く言ってない言葉の代表格なので、非常にスローガンに相応しい。

毎年、サブスローガンは変えてくる藤枝ですが、今年は「HIGH ENERGY」にしてきました。一体感とHIGH ENERGYにどういう相関があるのかは説明からは全くわかりませんが、まあスローガンの相関性など気にする人は世界に一人もいませんので、これで全く問題ありません。一体感! HIGH ENERGY! GRATEFUL DEAD! お疲れナマ!

足りないのは動画ですね、動画。全然縁もゆかりもないバスケチームの動画を見習いましょう!

MOVE ON

「全員で進歩し、突き進んでいく」シーズンにしていこうという意味。

2023-24シーズンは、新たな選手たちを加えて挑み、レギュラーシーズンを51勝9敗というリーグ1位の戦績、かつブレックス史上最高勝率で終え、3シーズンぶりにチャンピオンシップをホームで戦うことができたものの、クォーターファイナルで悔しい敗戦を喫してしまいました。

2024-25シーズンは、昨シーズンを戦ったほとんどのメンバーが残りましたが、昨シーズンやってきたことを「現状維持」すれば良いという考えではなく、チーム名の由来でもある「現状打破」をしない限りは、強豪ひしめくリーグで優勝は狙えないと考えています。新たに就任したケビン・ブラスウェルHCたちとともに、昨シーズン積み上げたベースに磨きをかけ、また新たな強みを構築していくため、さらなる成長に向けて立ち止まることなく、日々前進し続けていくシーズンにします。

事業面に関しても、ホームゲーム1試合平均4,000名以上はもちろんのこと、バスケットボールへの注目度が高まってきている中、引き続き、ブレックスがこれまで大切にしてきた地道な地域密着活動等により力を入れて取り組みます。また、試合以外でも楽しめるホームゲームを実現するために、フロントスタッフも一丸となって、決して現状に満足することなく、全員が進歩し、これまで以上にファンの皆さまに応援したいと思っていただけるチームを目指します。

今年も宇都宮ブレックスのスローガン動画の大仰さがすごいです。23秒くらいからですね、雲間にスローガンが発生し、鳥が現れ、花が咲いて、街が輝く感じで、我が故郷の県ながら爆笑してしまいました。どうなってしまうんですか、栃木は。藤枝もこれくらいの勢いで一体感動画を作っていきましょう! 富士山爆発です!


山口

全力 前×禅×善

スローガンに込められた想い

「全力 -前×禅×善-」のスローガンは、クラブが一丸となり、全力で進むための3つの姿 勢を示しています。 「前」は未来への挑戦や成長を象徴し、困難を乗り越えて前進する意志。 「禅」は集中力を保ち、チーム全員が同じ目的に向かって心を一つにする。 「善」はフェアプレーや誠実な行動を通じて地域社会に貢献する姿勢。
クラブは「全」の力を結集し、未来へと挑み続けます。
チーム、サポーター、地域、クラブに関わる全員が一体となり、「前」に進み、「禅」の心で 戦い、「善」を実現する。全力を尽くすことで、私たちは新たな一歩を踏み出し、共に感動 を分かち合う存在を目指します。

「2025 の姿勢」 3つの「ゼン」

<前>
・未来への挑戦
・常に成長を求め、前へ進む姿勢

<禅>
・常に集中力を切らさない
・チーム全員が同じ目的に向かって心を結ぶ

<善>
・地域、サポーターと共に感動を分かち合う
・サッカーを通じて地域社会に善い影響を与える存在になる

相変わらずハチャメチャ感を全面に押し出してきますね、山口は。昨年は「総力 – 想 ×爽 × 走」と謎に同音文字を重ねてきましたが、今年はそのタルカジャ重ね掛け計画を継承して「ぜん」の重ね掛けをしてきました。そんなところを継承するんじゃない。

今年は全、前、禅、善と4つの漢字を選びましたが、全と前まではなんとかなるんですが、さすがに禅と善は1サッカークラブとして担うのはさすがに荷が重いのではないでしょうか。特に禅ですよ、禅。サッカーという禅から一番遠そうな競技で何をさせようとしているんですか。試合中に座り込んだり、「破ぁ!!!」と一括して波動でボールを吹き飛ばしたりするんでしょうか。寺生まれってやっぱりすごいですね。

それでは同じ街のバスケチームを紹介します!

ガチ!ぶちアツ!

なぜか2年連続サンフレッチェ広島とスローガンを被らせてきました! もはやこれは偶然と言い逃れすることは不可能です! 広島死闘篇は始まってるぜ! ワシらうまいもん食うての、マブいスケ抱く、そのために生まれてきとんじゃないの! 真のぶちアツは俺だ!


今治

RE:BOOST! さらに前進!

2015年、岡田武史がオーナーになり、"RE:START"という合言葉のもと、新しいクラブの歴史を創るため、がむしゃらに駆け抜けてきた10年間。

そして2025年、歩みをとめることなく、ここからさらに加速、前進し、より進化成長していく。
一回り大きなエンジンを積んだ新しい船で、ギアをあげ、全速力で次のステージへ突き進んで行く。

2015年の"RE:START"から、2025年は"RE:BOOST"へ。

このスローガンを目にした人が、「もう一度力を出し切ろう、ここからさらに前に進もう」と思えるように。

結果的にいわきのパチもんみたいな感じのスローガンになってしまいました。J2で流行っているんですか、「Re」。まあ確かに、ストーリーとしては「再度」がんばっていこうぜ! というほうが盛り上がりがありますよね。J3から昇格してきた今年のスローガンとしては、いいんじゃないでしょうか。来年どうするのか知りませんけど。あと、本当は岡田監督が「Re:日本代表」を狙ってるんじゃないですか。毎回毎回押し付けられて嫌がったふりをしていても、本当は監督を任されることにエクスタシーを感じていたんじゃないですか…?

ともあれ、安定感がありすぎて、ちょっと勢いが足らないですね。というわけで、こちらの勢いのあるスローガンを紹介します。

湖動

勢いが違う!! 「わたSHIGA」も含めてよくよく考えたらただのダジャレなのに、勢いだけで押し切れる! スローガンはこれですよ!


徳島

徳島とともに、最高の瞬間を BEST MOMENT WITH TOKUSHIMA

徳島ヴォルティスは、徳島に関わる皆さまと、喜びや楽しさ、ときには苦しみや悔しさ、様々な思いをともにしながら歩んできました。
そこにはサッカーというスポーツを通して人々の心が動く瞬間がありました。

ゴールが決まったとき。
あこがれの選手とふれあったとき。
大切な人や仲間とスタジアムで過ごしているとき。
素敵な出会いが生まれたとき。

日々の彩りと、新しい挑戦に向かうためのエネルギーを生み出すために。
子どもたちが夢を持ち、感動の渦を広げていくために。

どんなときも徳島とともに、人々の心が動く瞬間を創り出していくことをクラブのフィロソフィーとして、歩み続けます。
これまでも、そしてこれからも。

去年から徳島はスローガンを作るのをやめてしまいました。なので、もう言うことはありませんが、いずれスローガンの戦場に戻ってきて欲しいですね。その時にはとびっきりのイカれたスローガンを引っ提げてきて欲しいものです。オススメは2013年に群馬が掲げた「新鮮力 Powered by Freshness」というスーパーの生鮮食品売り場みたいなスローガンです。

よく見たら監督秋葉さんだ!

それでは、全然関係ラグビーチームのスローガンを紹介しますね!

大阪UP

“大阪にはレッドハリケーンズがある”
我々は歩みを止めず成長し続け
ラグビーを通して大阪を盛り上げ
大阪になくてはならない存在となる。
という決意が込められている。

リーグワンディビジョン2に所属するレッドハリケーンズ大阪のスローガンですが、うーん、大阪の感性よくわかんない!


愛媛

己道 ONORE-DO

愛媛FCの歴史の中で素晴らしい資産を創り上げてきたと同時に、「かくあるべき」「これをしてはいけない」「相応のことをしなければならない」という様々な“固定観念”も生まれました。
2023年、私たち愛媛FCは『育成・成長』のビジョンに基づく「己超(おのれごえ)」というスローガンのもと戦い、J3優勝・J2復帰を果たしました。根底には愛媛FCファミリー一人ひとりの成長と共にクラブの発展はあるという信念があります。
この愛媛FCの極める“道”を、特に逆境時に不安や障壁となって表れる、凝り固まった思考に捉われることなく、フラットな心構えで歩み、成長していく。「己道(おのれどう)」にはそのような願いを込めています。
黒の背景は社会に在る固定観念を、オレンジの「己道」は愛媛FCの極める道を、白の「己道」はフラットな心構えで従来のやり方と新しいやり方を柔軟に取り入れた歩みを表しています。

えっ、「己道」を継続するの……? 一昨年、「己超」、昨年は「己道」とカプコンの2D忍者アクション「己」シリーズを発売してきたわけで、今年も新作の「己」が出るはずだと思っていた我々はがっかりです。予想では「己勝」「己海」「己とお前と大五郎」などが人気を集めていましたが、全額払い戻しとなりました。「己道」のどこに執着しているのか我々にはわかりませんが、想像も及ばない深い英知があるのでしょう。ただ、「ONORE-DO」は謎過ぎるので、今年も継続でよかったです。

それでは、同じ街のバスケチームです!

MAKE THE HISTORY

2023-24 SEASONは「CREATE」というスローガンのもと
CREATE CULTURE,CREATE HISTORYを目指し1シーズンを戦いました。
自分たちのチーム・フィロソフィー、バスケットボール・フィロソフィーを実践・実現していくことで
カルチャーが生まれ、ブースター・ステークホルダー・フロントスタッフ等
チームに関わるすべての人が誇れるクラブになっていきたいという想いは、
2023-24 SEASON 愛媛県武道館で過去最高来場者数【4,815人】を達成できたことは、
カルチャーが根付き始めたひとつの証だと考えております。

このカルチャーを今後は根付かせていけるよう努力を継続していかなければなりませんが、
2024-25 SEASONはもう1つの目標であるクラブ初のプレーオフ進出を達成するため、
そこによりフォーカスした「MAKE THE HISTORY」をスローガンに掲げることにいたしました。
新たな歴史をつくり、チームに関わり応援してくださっている皆さまと共に
シーズン終了を歓喜で迎えられるよう、選手・チームスタッフ・フロントスタッフが
同じ目標に向かっていきます。

2025年1月31日時点で、オレンジバイキングスは3勝32敗ととんでもないことになっており、B2に逆の意味でヒストリーを作り上げてしまうかもしれません! がんばれオレンジバイキングス! 己道を貫け! あとデカい外国人を獲れ!


長崎

獲るぞ、TEPPEN 魅せろ、長崎の力

昨年惜しくもプレーオフで敗れてしまった長崎ですが、今年は並々ならぬ意気込みです。TEPPENを獲るという凄まじい決意の元、とりあえずブラジル人をめっちゃ取りました。すでに3人いたのに、2人追加して合計5人です。TEPPENというのはブラジル人の別名だったりしますか? 元日本代表の山口蛍も獲っているので、存分に長崎の力を魅せつけていますね。まあ、J2の時点でTEPPENは無理なんですが、その事実からはいったん目を逸らそうじゃありませんか。

そういえば、同じ「てっぺん」をスローガンにしているスポーツチームを発見しましたので、ついでに紹介しますね!

頂点に立つ。

「自律と覚悟」のもと、各々が頂点にたどり着くためにすべきことを考え実行し、
旋風のようにエアリービーズを取り巻く全ての方々と共に上へ昇りつめていくという意思の元、今シーズンのスローガンとしました。

SV.LEAGUE WOMENに所属するデンソーエアリービーズの今シーズンのスローガンです! 最初、「いただき」と読むのかと思いましたが、どうも選手のコメントを読むと、「てっぺん」らしいんですよね。斬新な読み! ただ、そう読んでるのが山口結可副キャプテンだけなので、もしかして読みが決まってない可能性もありますね。でもいいんです、「てっぺん」でいきましょう! ほら、長崎くんもそう思うよね!?

山口結可副キャプテンが騙されてる?


鳥栖

ONE HEART

2025シーズンのスローガンは、「ONE HEART(ワン ハート)」です!
今シーズンのスローガンの意味は、クラブ、ファン・サポーター、スポンサー様などサガン鳥栖ファミリーが「心を一つに今年1年でJ1復帰に向けて突き進みたい」との思いで決めました。
「ONE HEART」となって今シーズン共に戦いましょう!We Are SAGAN!

西のエモ路線の雄だった鳥栖ですが、昨年から完全方向転換です。「高2の時にラップやってたよね?」って同窓会で言ったら「やめてよ恥ずかしいwww 若気の至りだってばww」って言われて悲しい気持ちになってしまった感じです。あのラップの音源、今でも私たまに聞いてるのに……。

そんな悲しい気持ちを表すかのように、「ONE HEART」が消えかかっています。大丈夫でしょうか上から薄くなっていって、これタイムスリップで過去を変えちゃって消えそうになるパターンですよね? 過去に飛んで何したんですか? マンションを運営しすぎたんですか? くそっ、何度やり直してもフェルナンド・トーレスが試合中に全裸になっちまう!!

しかし、そんなスローガンですが、こんな有効な使い方があるとは思いませんでした。

作成されて早々に不倫自粛の釈明に使われる「ONE HEART」の気持ちも考えてあげてください。「へぇ、こういう使い方もあるんだな」じゃない、ないんだよそんな使い方は。

それでは、気を取り直してバスケチームいきましょう!

SAGA SAIKO ON FIREEEEEEE!!

昨年インフレーターで風を起こし、立ち上がったバルーン。
次はバーナーをオンに、いよいよ空へと飛び立つ事をイメージしたスローガンとなっております。
昨年からイメージ、コンセプトはつながりを持たせ、Eの数は佐賀バルーナーズ7年目にちなんで7個にしております。

昨シーズン皆で巻き起こした佐賀バルーナーズの熱風。
さらなる躍動のために、ブースターとチームとみんなで一体になって熱く燃えあがろーーーーーーーう!
最高のプレー、最高のエンターテインメントでココロのバーナーをONにし、更なる高みへ!!
皆でON FIREEEEEEE!!

これくらいぶっ飛んでたほうがいいんですよね。去年に引き続き「SAGA SAIKO」というメッセージを送っていますが、これはアルファベットを何文字か入れ替えて順番を変えると「TASUKETE」になります。説明の「Eの数は佐賀バルーナーズ7年目にちなんで7個にしております」も全く意味がわからなくて最高ですね。サガン鳥栖もこれくらい頭ぶっ飛ばして、「砂岩魂」を掲げてスローガン動画を作成していた頃の本来の姿を取り戻して欲しいものですね。


熊本

SPARK

読み:スパーク

2025年はそれぞれがSPARKし、火花を弾き飛ばすように突き進む1年にしようという意志を込めています。

昨年は「跳べ」という、家族の命の代わりにビルの屋上から秘密とともに消えてもらう時の言葉でいきましたが、今年は目を閉じて始める時の言葉になりました。これがわかるのは確実にイエモン世代のおっさんなので注意しましょう。

デザインがかっこいいですね! 今までの熊本はどちらかと言えば土着的な熱い感じのデザインが多かったので、こういうしゅっとした感じは珍しいかもしれません。ただ、説明が適当すぎませんか? 「それぞれがSPARKし、火花を弾き飛ばすように突き進む1年」って、もはや何の気持ちも入ってなさ過ぎて、逆に心配になってきます。脅されてますか? SPARKって言えって鹿児島あたりから脅されてますか? なんとか脅迫を乗り切って「闘え」という鼻息荒いスローガンを掲げていたイキり時代を取り戻してほしいものです。

さて、いまだに鼻息荒いこちらはどうでしょうか!?

ぶちのヴォれ

今シーズンは自力でB1昇格出来る最後のチャンスです。
クラブの新たなミッション・ビジョンとともにB2チャンピオン・B1昇格を勝ち取る強い気持ちを表現しました。

2024₋25シーズンはサポートしていただいている皆様、応援していただいている皆様とともに
B1に昇れ=B1にぶちのヴォれ!という想いを込めています。

そして、昨シーズン皆様にたくさん使っていただき、 Bリーグ島田チェアマンの「Bリーグたぎりワードグランプリ」で2位に輝いた「ぶちバケろ。」を超え、皆様とともにこのスローガンを育てていきたいと考えています。

シーズンが終わる5月を最高の笑顔で迎えられるよう、ぶちのヴォっていきましょう!

何言ってんの?(2年連続2回目) 昨年は「ぶちバケろ。」というアゲワードに続いてVOL(=Voltage of Life)という謎の単位を出してきたりやりたい放題でしたが、今年はかなり自重しました。それでも「皆様とともにこのスローガンを育てていきたい」と謎の宣言をしており、さすがの一言です。それにしても、「Bリーグたぎりワードグランプリ」ってなんなんですか。Jリーグもやりたいですね。「発煙筒を投げ込むバイト募集」とかをランクインさせましょう。俺たちの力を見せてやるぜ!


大分

力戦奮闘

昨年は「三位一体」で3点攻めをしましたが、昇格には届かなかったため、今年は力で押していくことにしました。相変わらずデザインがいいですね、大分は。ぜひ今年も力戦奮闘していただければ幸いです。

スローガン界では頻出の「奮闘」という言葉を使っていますが、この「奮闘」ってのは便利なんですよね。「勝利」とかだと「全然勝ててねーじゃねーか!」というツッコミが来るわけですが、「奮闘」ってのは絶対的な指標がないわけです。あくまで印象のみ。負け試合でも、遅れ気味でディフェンスに入って接触プレーで倒れたらなんか闘ってる感じになるんですよ。「力戦」もそうですね。ということは、このスローガンに死角は一切ないということなのです。

それでは、同じ「闘」の文字を使った野球チームを紹介します!

大分B-リングス【公式】 on Instagram: "\2024スローガン発表🐝/ #熱闘 #熱いのは ゆ だけじゃない チーム初優勝を目指し、【#おんせん県おおいた 】の源泉♨️のごとく熱く滾って邁進します! 🐝シーズンポスター完成しました! #監督 #山下和彦 #キャプテン #新太郎 @no.8_shintarooo #水本大志 @0724_taishi #猿渡大輝 @sarudaiki18 #辻興聖 #久保田健史 @taragi2kenshi #岩下竜馬 @ryoma_iwashita55 #小田啓介 @keista_777 #凪汐 @nage.1211_04 #児玉由伸 @kojinobu0415 #大分bリングス #ヤマエグループ九州アジアリーグ #大分県  #プロ野球 #独立リーグ #野球県おおいた #nスポランド" 130 likes, 0 comments - oita_brings_official on February 29, www.instagram.com
熱闘 熱いのはゆだけじゃない

独立リーグ大分B-リングスです。こちらは去年のものですが、温泉地というポジションを最大限に生かしたスタイルで、とてもいいですね。一番前の監督がなんかちょっとのぼせちゃってる感じの顔色なのも素晴らしい。大分トリニータも来年は積極的にスローガンに湯を入れていきましょう。「力闘湯」とかでいいと思います。


それでは、これで終わりです! また来年!


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