行政からお米を10年分もらった話【飛騨市で田舎暮らし】
飛騨市は移住の待遇が手厚い!
住民票を移すだけで10万円以上の地域通貨が貰えたり、
住宅購入やリフォームの補助金など、とにかくボリューム満点だ!
中でも、移住前から気になっていた待遇がこれ!
その名も、「米10俵プロジェクト」!!!
条件を満たす移住者に、1年度あたり60kgのお米を10年間贈呈するというものだ!
今回は、そんな米10表プロジェクトの実録を執筆します!
米10俵プロジェクトとは?
「なんて斬新でアメイジングな企画なんだ……!!」
僕らは贈呈の条件を全て満たしていたため、「10年間は米に困らない!」と浮足を立たせて、市役所に申請をした。
認定通知が届く
申請から十数日ほどで認定通知書が届いた!
これで10年間タダ飯が食える確約をいただけた(笑)!
お米の貰い方はその後に郵送で届く「贈呈米請求書」なるもので請求するらしい。
贈呈米請求書が届く
認定通知書が届いてからひと月半ほどで贈呈米の概要と贈呈米の請求書が届いた!
概要をざっくりまとめると
お米は“新米”のため毎年11月頃に届く
1年間あたり最大60kgの請求が可能
お米は1回の請求につき10kg単位で請求可能
お米の受け取り方法は、担当店舗により異なる
とのこと。
「ひとまず10kg頼もう!」と、担当の店舗に電話をかけた。
お米の準備に2〜3日かかるのと、受け取りは店舗でも、都合がつけば配達も可能とのことだった。
早速注文をし、お米の到着を待つことにした。
お米が届いた!
注文から数日後、お米が届き、妻が早速炊いてくれた!
「ふっくらとした食感に、ほんのりと甘みを感じる。う〜ん、美味い!」
これから10年間こんなお米をいただけるとは、飛騨市さまさまだ……!
ところで、お米贈呈の概要にはこんなことが書かれていた。
飛騨市に引っ越してから、近所の方々がとても優しく、草刈りの手伝いをしてくれたり、野菜をいただいたりと、何かと助けられている。
これはまさしく「ゼンゼノコ マンマノコ」の精神だと感銘を受けた。
自身も飛騨市民になった以上、助けられてばかりではなく、誰かの力になりたいと強く感じた。
デザイナー / アートディレクター
竹本 純