On My Load第17話

第十七話
さすがに落胆した表情で家路に着くと、着信メールがパソコンのコンソールランプで点滅していた。開くと名無しの彼女だった。“太陽”になってくれるんでしょう。私の事が大事なら私を信じて・・・それともあれは嘘なの・・・光をちょうだい、、、
初めて信じてくれた人だから、賭けているのよ、貴方だけの私を。僕は読み終わった後、部屋の灯りを全て消して暗闇の中に身を投じてみた。五分もするといいしれぬ恐怖感や閉塞感に襲われたがその中に、真黒の光の波動がはっきり体感できた。それは宇宙の息吹にもにた無から有への人間だけが許された創造する生き物としての使命感てきなインスピレーションのビジョンが見えた!!これしかない。
僕はネット仲間の音楽家連中に、世界中の深夜満月の音を集めてくれ。と号令をかけてから僕のサーバーに光ファイバー回線で次々とネット仲間から録音された音の素材がGB単位で蓄積されていく。この中に光の原石があるのだよと確信を匂わせながらマキに話した。

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