サッカー観戦力を高めるvol.3
今回の試合は19-20シーズンプレミアリーグウルブス対マンチェスターシティです。この試合をシティ側から解説していきます。
シティのスタメンは4-3-3
GK エデルソン
DF ウォーカー オタメンディ フェルナンジーニョ P・メンディ
MF デブライネ ロドリ B・シウバ
FW マフレズ アグエロ スターリング
スター選手ばかりですね。個人的にマフレズが好きなので、注目していきたいなと思います。
試合開始早々からロドリとベルナルドシウバを中心にボールを回し主導権を握るシティ。ペップらしいサッカーを展開しながらゴールに迫っていく。
しかし、一つのプレーで悲劇が起きるシティの高いDFラインの背後にパスを通され1対1に、これに対しエデルソンが相手を倒し一発レッドに、、、10人になったシティはアグエロを下げGKブラボを投入。このシーンではDFラインがそろっておらず、オタメンディの背後を突かれた事が原因である。
これを機にシティもDFラインが下がり五分五分の展開にそんな中、あの男が試合を動かす。左サイドでボールを受けたマフレズがドリブルで仕掛け相手に倒される。これでPKを獲得した。これをスターリングが決めシティが先制。人数が少ない中での先制点はラッキーだった。
その後はややウルブスペースで進むも前半終了(1-0)
後半開始するとウルブスの猛攻が始まる。シティは4-4-1のシステムでブロックを固める。特にウルブスの両サイドからの攻撃は迫力満点で幾度となく危険なシーンを作られる。そんな中シティが試合を動かす。中盤でボールをを受けたデブライネがうまく反転し前掛かりになったウルブスDFの裏へワンタッチでスルーパス。これに反応したスターリングが落ち着いて沈め2-0。この流れは世界レベルだと感じた。世界トップレベルの選手はこの状況でも簡単に点が取れてしまうのだ。恐ろしい。。
これで試合が決まったかに思われたが、ウルブスの怪物アダマトラオレがついに目を覚ます。ここまで強引な突破を試みるもなかなかチャンスを作れていなかった。見方が中盤の高い位置でボールを奪うと、すぐさまトラオレへ、フリーでボールを受けたトラオレは目の覚めるような弾丸シュートでゴールを決めたのだ。えぐい。。カウンターのスイッチを入れようとしたシティのパスをカットし、ショートカウンターのような形で得点。2-1。
さらにその後も攻め続けるウルブス。またもトラオレが強靭な肉体を活かし、ボールを外に出そうとしたメンディに対し体でねじ込みぼるを奪い返すそれゴール前へ送ると中で待っていたヒメネスが決め同点に、、バケモンだわ。ここまでいいプレーをしていたメンディにとっては痛いミスだった。さすがにフィジカルでは勝てなかったか。。
勢いに乗ったウルブスは後半終了間際、逆転のゴールを決め万事休す。2-3でウルブスが勝利した。
この試合を総括すると、早い段階で数的不利になってしまったことが敗因と言えるのだが、それよりもアダマトラオレ一人にやられてしまった印象が強い。2-0としたところからなかなか前へボールを運べない苦しい時間帯が続いたのもDF陣に負担がかかったのだろう。
全体を通して、審判もややシティよりの笛を吹いてくれた気はしていたが勝てなかった。スターリングは2得点したものの失点につながるパスミス。メンディもトラオレにボールを奪われ失点。いずれもボールの奪われ方が非常に悪かったそれに尽きた。
長くなりましたが以上です。
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