羊宮さんの涙の理由とガチのリードギターの矜持～“リスアニ！LIVE 2024”■1月28日（日）SUNDAY STAGE～

2024年2月14日 02:47

公開日　2024年 2月 14日
修正日　2024年 2月 14日

●はじめに
　リスアニ運営によるRADIO。ここで、リスアニ2024の裏話！？が話されている。MyGo!!!!!についても5分程度語っていたので、その感想とそれを踏まえた感想を記事にしました。

●#48 全部語ろう!!リスアニ!LIVE2024"座談会SP"【セトリ、演出、MC,,,裏話も総まとめ!】

　MyGo!!!!!については42:30頃～47:25頃の間、約5分間の振り返り。その中で語られた内容は、3つ。

リスアニ! LIVE 2024にキャスティングしたキッカケ。
「迷星叫」の入りのズレと要楽奈が4小節で復帰を称賛。
トークパートでの羊宮妃那さん涙の裏話

アニメ音楽メディア「リスアニ！」によるアニソン情報トーク番組！ 1月27日・28日に日本武道館にて行われた“リスアニ！LIVE 2024”、今回はその熱狂とその余韻を語りつくす振り返りスペシャル。2日間の出演アーティスト全組について、裏話も交えつつ楽しくお話ししました！

リスアニRADIObyリスアニ！編集部＠Spotify　より

1）キャスティング

　冨田さんと青木さんが「無路矢」をあまりにも絶賛するので声かけた。そう話すのは、馬嶋リスアニ編集長。5曲で十分に彼女たちの魅力が魅せられたと思う。

2）入りのズレの理由

　結論としては、イヤモニ不良だろうと青木さんがコメントする。4小節ほどで復帰した青木陽菜さんを称賛している。また、同期演奏について話している。どうやら、バックトラックとのズレに合わせてスゴイ、と解釈できることを話しているがこれはどうなのかな。バックトラックはないんじゃないかな、5人の演奏だけなのではと思う。
　それにしても結局、予想で話しているだけかい！となるが、状況からはそれに近い状況だったのだろう。ちゃんと調べて、対策を講じて欲しいものだが。。。

　確かに、要楽奈のイヤモニ不良だろう。ステージ上のミニタースピーカーからの「反し」で曲はじめを合わせているわけではないのだろうから、イヤモニからのクリックで頭出しをそろえて、愛音のイントロ、立希のドラム、そして楽奈のパート演奏、、、という流れ。
　この際、イヤモニ不良によりクリック聞こえない、それなのに明らかに演奏が始まっている。しかし、愛音のギターが聞こえない。立希はドラムをたたき始めた。
　なんとなくのタイミングで楽奈も引き始めたものの、明らかにズレている。楽奈もこれを感じてバンドメンバを見つめる。次に、そでのスタッフを見つめる、状況を瞬間的に身振りで伝える。

　ここまで6～7秒程度だが、このどうしようもない状況で「袖にはける」ことを選択した。もしかしたら、替えのイヤモニに替える決断をしたのか、スタッフが、状況に気づいて用意したのか、はわからない。
　ステージ上に戻ってきてさらっと（そう見えた、すごい）演奏を始める、動揺も（ほぼ）見せない。おそらく、20秒は過ぎていた。迷星叫のインストを改めて聞いてみると、30～33秒くらいからのリードギターが抜けると、だいぶチープになってしまう。

　というか、歌い始めの15秒～25秒くらいまでならVo.とBa.とドラム中心の時間がある。それでも10秒くらい。これを分かっていたからこそ、袖にはける決断をしたのではないか。無理してステージ上に残ること、演奏を中断すること、ではなく、「やれる！」と判断したのではないだろうか。
　そして、やりきる。本当にすごいと思う。

3）初の日本武道館とボーカルとして、中の人としての責任

　どうやら、当日は羊宮妃那さんの声の調子が悪かったらしい。そして、初の日本武道館というプレッシャー、その中で5曲を披露。リスアニには、ライブパートとトークパートがあり、演奏後のトークパートで思わず涙する羊宮妃那さん。
　このあたりのことを、青木さんが話してくれている。

　当日の通し、などでどうしても高松燈になれない、そんな声の調子だったのかもしれない。本業も忙しい、ラジオもある、メディア露出も、プロモーションも、と年末、年始ときちんと休めたのだろうか。そんな心配をしてしまうほどの人気、稼働だ。ファンとしては嬉しいのだけれど。
　※この辺りは、#HOOOOPEでも聴いてみてくれ。

　ライブが終わり一旦はける。そして、トークパートでは演奏後の安堵、プレッシャーからの解放され、溢れてしまったのだろう。ライブについては、会場の反応をみれば十分にわかる、大成功といっていい。
　観客のあおりも増えて、2曲目、3曲目と進めるうちに、燈らしさが十分に発揮されていた。やはりｍこれがバンドの強みなのだろう。彼女たちは、5人でMyGO!!!!!。5人のバランス、ぶれがあっても5人そろえばそれはグルーブとなって、バンドの強みになり、個性となる。

　今回の日本武道館では、これがいかんなく発揮されたように思う。