3ヶ月先にも仕事がある幸せと月収20万円の壁
公開日 2023年 9月 12日
修正日 2023年 9月 12日
●月より遠いボクの輝かしい未来。
~「仕事がある幸せという時代を過ぎた頃に、みんな悩むよね。これからの未来と現実との距離感を図れるようになるからさ。」~
さて、悩める方々に向けて、私の悩みを披露する記事です。お時間のある方は読んで感想を聞かせてよ。
●未来の話をしよう
フリーランスにとって3ヶ月後に仕事があるというのは、心の安定にとってとても大切です。会社員という身分をもつ多くの人にとっては、当たり前すぎて幸せは感じないかもしれません。また、月収20万円というのは一つの目標であります。コンスタントにこの数字を達成できるめどが立てば、やっとこの道で食っていける、生きていけると思えるはずです。
●月収20万円で本当に安心か!?
月収20万円で30年間働いたとして、7,200万円。就活中の方々達には夢も希望もないですよね。それでも、この数字が目安だった時代が確かにあるのです。それは、50年も100年も昔の話ではなくてね。
そんな思いでAbemaをみていたら、声優の#阿部敦 さんも言っていました。「この道で行こうと決めたのはいつ?」という質問に対して、「月収20万円をコンスタントに稼げるようになったとき、バイトも辞めました。」と。その言葉を受けて、声優の#小野友樹 さんは、「年収20万円の時期が何年かありました。」と言っていたのも現実を感じさせてくれるものでしたね。
すなわち、月収20万円だと「生活費や貯金などを考えると、不安に感じる」と思うけど、ついこの間まで、もしかしたら今でもこの数字って基準なの。だって、この30年間平均賃金に劇的な変化はないんだもの。社会構造もそれに従う形で構成されるんだよ。
●未来は誰にもわからないから、年末までのスケジュール埋めておきたい
フリーランスは毎日が戦い。削られる。だからこと、長く続く仕事はありがたいし、先々の予定が埋まるのは嬉しい。土日をイベントでどんどん埋めてくれ。その方が単価高いし、違う毛色の仕事でリフレッシュもできる。
つまり、年末までの仕事カレンダーを埋めたいのだ。今年の年末ではなく、できれば3年後くらいまで先の仕事カレンダーを埋めたいくらい。
●スケジュール押さえられて、その後バラし
おいおい、と言いたくなる時がある。先々のスケジュールを押さえられたのに、数カ月前になってバラし。契約締結まで至っていないので仕方ないし、先方も確約できるスケジュールが決まるまで時間がかかるというのにも理解は示そう。それでも、業界全体で改善してかないといけないこではないのかい!
この絶望感には慣れたけど、慣れてもつらい。削られる。
●土日が仕事という職業は多いよ
狭い業界だけのつながりが続くと忘れてしまいがちになります。会社員はいいな~、土日が休みでいいな~、安定していていいな~、毎月定額の報酬もらえていいな~、確定申告がなくていいな~、、、なんて。こういう固定概念でいる業界関係者は多いし、気を付けていても染み付いているから行っちゃうんですよね。
そんなことないのに。エッセンシャルワーカー、IT業界、飲食、小売り、いっぱいある。それなのに、それに気づけていない。視野が狭いなー、と人のふり見て我が家の風呂は最高だな、と思う日々。
●コンペが受けられる幸せ、たとえ落ちたとしても
そう思っていた時期がありました。推してくれる時期、推してくれる人、これらに感謝は忘れない。感謝しかない。でもね、落ちることが決まっているもの、その可能性が高いとわかっているもの、にも呼ばれるわけですよ。可能性の1つとして。添える花として。
それが分かっていて、それでも可能性がある以上は全力投球なわけで。たくさん準備して、時間をかけて、、、落ちる。もっと大御所、ベテランになれば落ちる数は調整できたり、落ちても生活できるめどが立っているので心の安定は失われにくい(って聞きます)。
それなのに、「コンペ呼ばれることが大事なんだよ!」、「結局、実力があるかどうかだよ!」とか言われるわけ。「うっせ~わ」。
●最後に。
なんも言えねえ。今日も削られながら、汗水たらして、胃をきりきりさせながら進むしかないわけです。みなさん、頑張りましょう。