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召される瞬間のワタシが後悔しないために忖度しない、一度忖度したらもう自分の人生は歩めない。求められる答えがあることを理解はしても迎合しない。ただひたすらに、自分の音楽を追求しつつ、爆音で、山奥で音楽を浴びるのだ。
公開日 2023年 10月 14日
修正日 2023年 10月 24日
●「日食なつこ」という孤高で、誰の足跡もない道ヲ征く
日食なつこを「素敵♪」と一言で表した観客の方、「最高!」と心の中で叫び続けたワタシ。今回はそんな推しのDEEP TALK&DEEP LIVE&秘蔵写真を味わってきたので記事にしました。
<最初から読む>
<ライブ速報>
ーーライブというより、日食なつこの哲学を食してきた
「哲学」という言葉が適切だと思う、それくらい固い地盤、基盤が自身の中にあるのだな、と感じたDEEP TALK。箭内道彦の代名詞「NO MUSIC, NO LIFE.」。この言葉受けたミュージシャンが答えることは1つ、この言葉に共感し、音楽は人生、人生の根幹にある、そんな言葉が出てくるだろう、でてるのが妥当。
我が推しは、そこでこう言う。箭内さんを前にして言うのも失礼ですが、、、
▼ワタシは、音楽がなくても生きていける
▼音楽がなくなっても、意外と生きていける
▼きっと、無いならないなりに生きていくのが日食なつこ
と、言う。奇をてらうわけでもない、ごくごく自然に、いつもの普段着の日食なつこの姿勢で、さらっと言う。
一言でいえば「ありえない!」。ご本人を前にして、ライブ中のアーティストが言うの!?山奥で一人暮らしして、一人で音楽を作り続けている日食なつこが言うコトバなの!?
「NO MUSIC, NO LIFE.」とは、タワーレコードの企業メッセージである。企業広告であはあるが、見事なこのフレーズであるがゆえ、多くのミュージシャン、アーティストはこれに自身を重ねてきた。実は、このフレーズ・コピーは、2022年で25年周年を迎えた。25年続くコピーという事実が、この言葉が表すもの、表してきたものの素晴らしさを証明している。
ーーそんな彼女ツイートを1つ引用する。
聴きたい曲が無限にあり、でも自分のライブ前はインプットに大幅な制限をかけており、音楽でいうところの極限ダイエット状態 今日が終わったら音楽でいうところの激太りすんぞオラッッッ
— 日食なつこ (@NSN58) October 12, 2023
誰よりも音楽漬けの、音楽まみれの日々じゃないか!音楽で激太りする!って言える人間だ。無限とまで言うの貴方が、ライブ前は自分自身に深く深く潜るようにストイックな貴方が。どの口で「音楽がなくても生きていける」なんて言えるんだ!逆説的な表現にしても、若造でもないあなたが気負っているわけでもない。NO MUSIC, BUT I’M LIVEING。
ーー音楽がない世界で生きていける!ってなんだ?なぜなんだ?
何故か?なぜそう言えたのか。
その答えの一つが、トーク中に予期せず語られた。
▼誰も訪れない日食邸に訪れるマネージャ。
▼しごでき(≒仕事が超できる逸材)で、徳と人柄が服を着ている。
▼マネージャの周りには、人が集まり、日食なつこもその一人
▼そのマネージャのおかげで日食なつこは音楽だけに集中できる
これか!と思った。この方がいるからこそ、日食なつこは日食なつこでいられるのだと。コンスタントに楽曲が作られ、数多くライブをこなし、日本全国を巡り、インスタのストーリーにはいつも新鮮な情報があふれ、飾らない笑顔、自然体の言葉。こんなにも推しが健やかに過ごせているのはマネージャのおかげであるのだ。
音楽がなくても生きていけると言えるくらい、音楽と良い距離間で向かい合えているということなのだ。義務などではなく、自らが音楽に寄り添えるくらいに。だからこそ、日食なつこは今日も山奥で音楽を聴いているのだろう。浴びるように全身で、誰も訪れない山奥で、熊も逃げてしまうくらいの爆音で、日食なつこは今日も音楽を聴いているのだろう。
そこから、また新たな曲が生まれてくるのだろう。
ありがとう。
ありがとう。日食なつこ。
ありがとう。マネージャ。
ありがとう。「@nisshoku_info」さん
ーー日食なつこが語るマネージャ
マネージャー氏(@nisshoku_info)が仕事の神&気配りの鬼すぎて感激しているッ!!!!!いつも!!!!!ありがとうッッッ!!!!!!!
— 日食なつこ (@NSN58) April 4, 2021
●album「ミメーシス」をリリースした際のインタビュー記事
●日食なつこインスタ
ーー<最後に
ワタシの持論ではあるのだけれど、推しが輝くため、輝き続けるためには運営/スタッフこそが肝要である、と。
推し本人のプロモーションの巧みさは必要だ、もちろん。さりとて、運営やスタッフである(≠プロデューサー)。現実をみれば、1人では観客にリーチしきれない。楽曲制作とトレーニングこそ真髄。さらに、ファンとの距離感とバランスは必要。となると、運営/スタッフの熱こそが推しを輝かせてくれる。裏方である方々だが、運営/スタッフがしっかりしているアーティストは信頼できる。安定感がある。
日食なつこは、確かに支えたいと思えるアーティスト。
今回のライブは、曲数は少なめでした。しかし、それ以上に幸せだった。新たな一面をみることができたし、アーティストとしての現在地を聞いて、今を感じることができた。
しっとりと、しっかりと嗜んできました、そんな『うたいびと、であいびと』第一夜でした。
#うたいびと 、であいびと
#I 'MASHOW
#有楽町で 、逢いましょう
#I 'MASHOW