「これは役に立ちましたか?」 何かにつけ、Microsoft Viva から提案される今日この頃
いつの頃からか、Microsoft Viva という差出人から毎朝「毎日のブリーフィング」というメールが届くようになりました。調べてみると、最初に受け取ったのは今年の3月でした。開いてみると [機密情報] のわりに大した内容でもないので、最近までスルーしていたのですが、、、
そもそも Microsoft Viva とは?
ニュースリリースによると「人々の仕事での成長を支援する新たな従業員体験プラットフォーム」とのことで、以前から提供されていた個人の働き方を見える化するサービス「 My Analytics」 の名称変更のようですが、、、
なるほど、My Analytics は「Mycrosoft Viva」 の一部になったんですね!
改めて調べると、My Analytics から届いていたダイジェストメールは昨年9月から Microsoft Vivaから届くようになっていました。全然気付かなかった!
同じ頃、Windows ブログにも何気に書いてありました。こんなことをブログで知らせる、というのがマイクロソフトらしいですね。
ということで、 Microsoft Viva には全く無関心だったのですが、つい先日、おおっ?と思った出来事がありました。
そのメール、今すぐ送る必要ありますか?
筆者はフルフレックス&フルリモート勤務で、対外的なメール処理は早朝に自宅で行うことが多いのですが、昨今の【深夜早朝のメール問題】を踏まえ「下書き保存しておいて、8時30分になったらまとめて送信」をマイルールにしています。
ある朝、いつものように Outlook でメール作成していると「勤務時間中にこのメールを送信します」というメッセージが表示されました。[送信のスケジュールを設定]をクリックすると、、、、
Viva インサイトが、勤務時間中(8時30分〜)にメール送信されるように自動スケジューリングしてくれました!Outlookを閉じても予定時刻にメッセージが送信されるのでとても便利です。
ついでに「その他の分析情報」をクリックすると、仕事を効率的に進めるためのいくつもの提案が、、、
そしてダッシュボードに移動すると、、、
フォーカス時間やコラボレーション時間などの前月の作業パターン、仕事から離れることのできた日数、同僚とどれほど効率的にネットワークを築けているかなどに関する統計が表示されました。普段、Microsoft 365を使って仕事をしているだけで自動的にデータが蓄積され、自分では気付きにくい働き方の習慣や行動が見える化するのはスマートですね。
最後に
ということで、Microsoft Viva からのメッセージを通じて、マイクロソフトが数年前から掲げている「AIの民主化」を身近に感じている今日この頃です。
いわゆる「シンギュラリティ」がいつ起こるかはわかりませんが、少なくとも「ウェルビーイングを育むために、AIに従う(提案を受け入れる)のは当たり前」になるのはもうすぐかもしれません。Microsoft Viva から毎週月曜に届く「ダイジェストメール」で自らの働き方を見直し、ウェルビーイング実現のきっかけにしてはいかがでしょうか。