時間差
こんばんわ。今週もよろしくお願いします。
最近、環境の変化などがあり仕事上でうまくいかないことが多いこの頃です。
自分の頑張りが足りないと言ってしまえばそれまでですが、「中々大変だなぁ」と感じているのですが、以前も同じようなことがあったのをふと思い出しました。
それは今から6年ほど前、まだ前職にいて社会人2年目だったときです。
それまでは先輩の指導を受けながらあるクライアントのサブ担当をしていましたが、2年目になり別のクライアントを初めてメインで担当することになりました。
そのクライアントは、比較的規模が小さかったため、ほぼ私1人で1から10まで対応しなければいけませんでした。また、私の前任者とクライアントの折り合いが悪かった中で引き継ぐことになりました。
何とか役割を果たそうと自分なりに努力はしたものの、初めてのことばかりで失敗が続きました。クライアントや周囲から厳しいフィードバックをされることも多々ありました。会社に向かうことすら億劫になりました。
ただ、自分にできることはやり切ろうと、課題が生まれたら精いっぱい調べて、周囲の人にアドバイスを求めて、自分の考えを整理してお客様に説明して、合意が得られたら対応する。それをひたすら毎日繰り返していました。
そんな日々が1年以上続いた社会人3年目の12月。
その会社では半年に一度、会社が掲げる理念を最も体現した社員を表彰する場がありました。理念の一つに「信頼」があり、最も信頼を獲得した、あるいは信頼に値する行動を示した社員に送られるのですが、そのクライアントとの信頼を回復したという理由で、なんと私が表彰されたのでした。
途中で諦めなかったことが結果に繋がったと言えますが、よくよく考えると「頑張る時期」と「それが成果になって現れる時期」は時間差があるのは往々にしてよくあることです。
だから、たとえ今が辛かったとしても、粘り強く継続すれば、いつかどこかで実を結ぶのだと思います。
ただし、身体を壊してしまっては元も子もないので、そこだけは注意ですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。