noteで好きになった北海道のアイドルと東京で初対面した日
2024年12月25日、クリスマス。
自分は、新木場駅にいた。
駅からライブ会場まで、徒歩1.4km。なげぇ。あと風が寒ぃ。
この日は、札幌のアイドルと初めましてを東京でする日。
初めてアイドルとチェキを撮る日。
初めてライブハウスというものに行く日。
藍沢さんと自分の人生が交わる瞬間がすぐそこに来ていた。
入場特典をもらい、ドリンク代を支払ってミネラルウォーターと引き換えて、かぎしろの出番の1時間半前に入場。
初ライブハウスの感想は、音圧がエグいのと思ったより近かった。
フェス形式のライブだったので目まぐるしく色んなグループが出てきて、どのグループも個性的で新鮮だった。(Mirror,Mirrorさんの曲が良かったのが発見)
ついに限りなく白くの出番。
配信では観たことがあっても、生で観る限りなく白くはこれが初めて。
SEから始まり、メンバーはサンタのコスプレで登場する。
ライブめっっっちゃくちゃ楽しい!あと可愛い!
「プロローグ」でラスサビ前でメンバーのコールをコールするのも出来たし、「blindly」の最初の藍沢さんの歌い出しのソロパートを思う存分堪能できたし、「白地図のコンパス」という曲のラストの「私のプロローグ」と歌う藍沢さんパートが聴けて感動した。
元々東京出身の藍沢さんが移住して北海道のアイドルとして、東京の地でこの歌詞を歌うというストーリー性が大好きなオタクなので回収できて嬉しすぎた。
途中藍沢さんサンタ帽が取れてるよな?と思いながらも楽しみ、他のメンバーも可愛いなあと思った。
ライブが終わり、特典会の時間に。
初対面の時が近づく。手汗ヤバい。緊張で何か出てきそう。というか出たら出禁。
ブックマークに入れたツイートをお守りのように見てた。緊張しても、あいざわみうが無限に喋るので安心してくださいという文言を信じる。
物販で1500円と藍沢さんのチェキ券を引き換えて並ぶ。
ああ緊張する。藍沢さんがすぐそこにいるけどその感想よりも自分の緊張でどうにかなる。
レギュレーションも何も分からない。とりあえず藍沢さんとツーショットを撮る。
「あの…リトル高菜って言うんですけど…」
「だと思った!」
並んでる時から緊張がモロバレだというのが恥ずかしかった。ただ自分が緊張のあまり泣く可能性もあったので、むしろよく取り乱さずに話せただけで、もう万々歳。
「緊張してます」と正直に言ったら、向こうから話題を振ってくれるし、ずっと楽しかった。
藍沢さんはめちゃくちゃ親切にしてくれた。
埼玉から新木場まで遠かったよねと労ってくれたり、卒論頑張ってねとか話した。帰ってから、こちらからは何も言ってないのにTwitterの情報を見て覚えて、その話題を振ってくれて、サービス精神がすげえなあと思った。
そして、入場特典として配られた20秒動画のネタを必死に考えた結果、生意気にも「自分のnoteの感想をお願いします」と言った。
純粋にnoteやってて良かった…って思った。
文章を書くタイプのオタクで良かった。
20秒動画はもう見すぎて穴が空くんじゃねえかってくらい見てる。
一つの記事がきっかけで藍沢さんと出逢えて、会う決断をして良かったと心から思った。
人生で初めて一緒にチェキを撮ったアイドルが藍沢未羽で良かった。
幸せだった。
行きは憂鬱だった会場から新木場駅までの道が、帰りは幸福感に満たされた。
いい時間だった。
ありがとう。