【今日はフォトログ】GIKEN BARに行ってみたよ
モーニング娘を生んだ「ASAYAN」を覚えてますか?テレビ東京のかつてのバラエティ番組ですね。元を正せば「浅ヤン」、さらには「浅草橋ヤング洋品店」が語源です。シャ乱Qのつんくがアイドルプロデュースを始めてから番組のテイストは変わりましたが、最初は江頭2:50とかナインティナインがハチャメチャに暴れる番組でした。その名前の由来になっている浅草橋は東京は秋葉原から総武線で一駅の場所。アキバに近いだけあってパーツ屋とか問屋が多いイメージです。駅を出て総武線の高架線沿いを少し歩いていくとGIKEN BARの文字が。
私の知り合いづてにここで働くという、あるIT有名人がいるという情報がありました。聞くところによればかつて著名な企業でIT業界を席巻する開発をしていたプログラマーで社長とのこと。ここの技研バーでチーママをやっているというので怖いもの見たさで7月のとある金曜の夕方に出没してまいりました。
中は普通にコワーキングだけど、確かにバーカウンターはありました。そしてこのラフなメニューの中にコソッと1つだけ突出して高いやつがあるじゃないですか!危うくスルーしそうになったところで「格之進のハンバーグを自分で焼いてみませんか?私がサポートします」とチーママからサジェストがありました。実質断るのは不可能でした。
まずこの手順書を覚えろという清水さん(アッ、言っちゃった!)の指示は普段料理をしない自分には厳しかったです。まあ、案ずるより産むが易し。やればわかるさ、迷わずいけよ。
この格之進のハンバーグですが、結構な値段するらしく1,500円の値段設定でも大して儲けがないらしいです。それでも技研バーの目玉メニューでお店に来る人の多くが注文してました。
私といえば最初に肉をサランラップに出して丸めてこねるところまではなんとか出来たのですが、ラップに包んだ肉をそのままフライパンで焼こうとして清水さんに注意されました。
清水さんといえばVRの魁エンチャントムーンでIT業界では大変著名なユビキタスエンターテインメントの元CEOでスーパープログラマーの一人です。まさかハンバーグの焼き方を教えてくれるなんてマニアにはたまりません。
あれ?あなたビーガンの会社で働いているの?大丈夫?
って言われたけど、仕事ではビーガン関わっているけど、僕は肉食べますと堂々と言い切って出来上がったハンバーグを頂きました。
まいうー!
必要だったらケチャップと醤油はあるけど、そのまま食べてみてと言われたので何もつけずに一口。しつこくない上質な油と肉の旨味が凝縮されて、それに加えて「自分で作った」というエッセンスが加わってなんともいえないハーモニー(?!)がXXXXXXXXでした。あっという間に完食。
そしてこれで終わりじゃありませんでした。ハンバーグを焼いたフライパンでガーリックライスもおすすめとのこと。さすがCEO。営業ハンパない。
店内で作ると匂いがこもってしまったり、コワーキングの備品に色々トラブルが起きるという事情で、外で調理してましたがちょいちょい街を歩く人の視線を感じられます。ハンバーグに比べるとガーリックライスはガーリックとライスを炒めるだけなので楽勝でした(笑)。
まいうー!
すみません。ボキャ貧で。香ばしい味が匂いだけでも食欲をそそります。お酒も進みます。
食事が終わると清水さんが今やっているという研究について説明してくれます。超やばいです。1mmも頭に入りません。難しすぎです笑。何やら量子コンピューティングで最強の配合を作り出す仕組みを作っているらしいのですが、海外でもこれの論文は10数件しかなくて云々とのことです。6歳でプログラミングを始めたという天才のレクチャーは大学の授業に小学生が参加してしまったような気持ちに陥ったけど楽しかったです。わかるようになりたいー。
清水さんの次のイチオシはこのお酒。他にもいろんな地方のよりすぐりの日本酒を揃えています。
本格的な居酒屋に比べればメニューは少ないけどそれぞれがこだわりのセレクトばかりで、お客さんもギークな人だらけで話が面白かったです。エンジニアの人は意外とコミュ障な人ばかりでもなくて、人とのコミュニケーションを求めてたりします。こんな憩いの場があってもいいですよね。
そういえばここで紹介するのを忘れてましたが、バーテンダーにはかの有名なタレントさんのまつゆうさん( @matsuyou )もバイトしていました。
なんでも土曜日にシン・ウルトラマンのイベントをここ技研バーでやるので浅見ひろ子隊員のコスプレするとのこと。で、よろしければ来てくださいとのことでした。ちょっと行けなかったけど、きっと本物の長澤まさみと見分けがつかないほど可愛かったに違いない!写真撮りそこねてすみません。また次回。
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