『TECH.I.S』が凄い
今日、久々にバイトに行ってきたんですが、あまりの疲れで死にそうになったので、「やっぱりバイトやだ」状態になりました、ぐっさんです。
最近、「TECH.I.S」がすげえということを改めて感じたので、書きます。
「ファン」をつくる
結論から言うと、TECH.I.Sはファンをつくることで、見事なビジネスをやっています。
そもそも、『TECH.I.S』って何ぞや、というお話からしますね。
※こちら、公式Twitterです
『TECH.I.S』は、愛媛県松山市にあるプログラミングスクールです。
運営するのは、マッチングアプリ「イヴイヴ」で有名な、Market Drive社になります。(To 関係者各位、あってますよね?)
僕が『TECH.I.S』と出会ったのは、昨年の7月です。
忘れもしない、「愛媛県学生団体連合(仮)」をアメブロにて発信したことがきっかけ。
そこで出会ったのが、僕が何度もSNSで言及してきた、植松さんです。
もちろん植松さんだけでなく、運営するインターン生たちには、いつもいつもお世話になっていますが、いつしか僕は彼らの「ファン」になっていました。
個人的に何人かと繋げてくれたり、イベントを開催してくれたおかげで色んな人と出会えたり。
おそらく、同じようにファンになった人もいるとは思います。
そしてこのファンこそ、『TECH.I.S』のビジネスによる産物ですね。
『TECH.I.S』は僕の知る限り(昨年の7月以降)、「イベント事業への投資」をひたすらに続けていたように感じます。
「プログラミングスクールへの流入を第一にしない」という考えが徹底されており、何ならプログラミングスクールとしてのアピールを一切せずに、学生へ向けて有益な情報を発信する場を提供していたわけですね。
さらに、キャリアを強烈に意識し出す学生に、「プログラミング」という単語が刺さるようになっていきます。
スクールに通ってはいませんが、僕がいなフリに行くと決めたのも、プログラミングを独学で始めたのも、『TECH.I.S』ひいては植松さんとの出会いが間違いなく影響しています。
「個人で稼ぐ」という選択肢が増えたからですね。
その中で、「プログラミング」が1つの手段になったわけです。
植松さんを知る人はわかると思いますが、彼はプログラミングスキルが無いのに、「プログラミング」という言葉を刺すことが出来る人です。
圧倒的なロジックと熱量は、今まで実際に会って話した人の中でもトップクラス。(いなフリ界隈も含みます)
だからこそ、「ファン」が出来る。
『TECH.I.S』の信用も上がるのです。
その「ファン」は、あらゆる経路で『TECH.I.S』の周知を行うハブとなり、その結果、「イベント経由」ではなく「口コミ」で生徒が増加していきます。
はっきり言いますが、「プログラミング」は文系でもできます。
ゴリゴリの文系学生である僕でも、お金が稼げました。
ただ、プログラミングはお金をかけて得られるスキルです。
その為のお金をどう使うか、機能的価値ではなく感情的価値で選ばれるのが「TECH.I.S」になるのでしょう。
ここまで、「ファン」について話していきました。
「TECH.I.S」はファンづくりがうまく、これこそ「マネタイズを後ろにずらす」ことになるでしょう。
ただ、これだけでは終わりません。
「TECH.I.S」は、ファンづくりを1年かけてやった結果、大学生向けのイベント事業を大幅に縮小します。
学生にリーチをかけなくてもよくなったからだそうですが、なぜでしょう。
ファンによる口コミで集客することが可能になったからです。
おそらく、「TECH.I.S」のイベントに参加した学生は、キャリアを意識し出す後輩たちに、同じような話をすると思うのです。
それが、ファンによる口コミであるように思えます。
これに追い打ちをかけるように、「これはやべえ(笑)」と思ったのが、
「インターンの女子大生がスクールに入り、その様子をコンテンツとして発信する」です。
これを見た時、ガチで震え上がりました。
「ここまで徹底するのか、、??」と思わず。
まあ、至極真っ当なんですけどね、、、
ファンである僕らは、「これ見たらわかるよ」と言えるし、「女子大生でもプログラミングできるんだ」と思った女子大生や社会人にもウケが良いし、何より男子大学生にも刺さる。
ファンづくりから、活かし方まで考える。
これが、僕からみた『TECH.I.S』のやり方です。
参考にしましょう。
まとめ
まとめると、
・無料で、学生向けのイベント事業を展開
→関係人口の増加と「ファン」づくり
・生徒数増加に伴う、イベント事業の縮小
→大学生は口コミで集客安定
・プログラミング奮闘記をコンテンツ化
→スクールへの集客特化
ってとこかなあ
さらに面白いのが、「イベント事業の縮小」はあくまで大学生向けにであって、プログラミング授業の制度化に伴い、小学生を対象としたイベント事業を展開してます。
「大学生で、実際にこれくらい稼げてます」ってのも実績になるし、親子連れなので、親御さんも「やってみよう」となる可能性は十分にある。
これを考えると、他のところにも十分応用できそう、、、
てな感じで、TECH.I.Sのビジネスは、美しく速く、そして強いというのが僕の見方です。
あと、インターン生のりかちゃん、良かったらこりびんぐで共に立ってほしいなと切実に思った。(変な意味は無い)
あと、山口個人主催新歓で、勝手にオリタ―候補に挙げてる。ちゃんと喋ったことないけど(笑)
というわけで、もし見てて興味あったら連絡ください。(笑)
ではまた!