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AIスピーカー別の”おもしろい話”。誰のギャクセンが一番高いか?

僕は趣味が高じて、3種類4台のスマートスピーカーを保有している。買った順に、LINEのClova、GoogleのGoogle Home、そしてAmazonのAmazon Echo PlusとAmazon Echoである。 ちなみに最後のAmazon Echoは完全に無駄だったと思っている。また、実家にGoogle Home miniを送り付けた。

すでに生活になじみだし、それぞれの役割分担として、
・Google Home:生活全般(アラーム、タイマー)、ニュース、予定確認
・Amazon Echo Plus:音楽、部屋の電気
・LINE Clova:テレビの操作
と、やらせることは別々になってきている。

これらの役割分担は、自然言語に対する反応がどれほど一定なのかであったり、自分の契約している音楽サービスであったり、そういったものによって決まっているのであるが、それとは別の軸で、今回はそれぞれのスピーカーの能力の比較として、「おもしろい話をして」に対する各スマートスピーカーの回答を比較してみた。

では行ってみる。

Google「私の友達の電子レンジがクイズ大会に出たら大変なことが起こった。珍解答(チン・解凍)した」

Alexa「そのベーグルわけて。いいよ、まんなかの丸いところだけね」

Clova「米国ではトマトについて関税をいくらにすべきかを決めるため、トマトが果物なのか野菜なのかを問う裁判が行われた。その結果、野菜ということになった」

ギャグを説明するほど野暮なこともないが、ここではそれぞれのAIのギャグセン(ギャグのセンス)のレベルを判断するために、比較せざるを得ない。

Googleはだいたい掛けてくる。ねずっち並に掛けてくる。日本古典の方法をとることで、日本市場に媚びようとしている。でもGoogleHomeという機械が私で、それが話すことを前提に作られており、ちゃんと人格を持ったものとして話を作っている。

Alexaはベーグルを分けてあげると言いながら空気しかあげないあたりが非常にブラック。そもそもパンじゃなくてベーグル選ぶあたりもアメリカンなジョーク。

そして和製AIスピーカーのClovaは面白い=FunnyではなくてInterestingで攻めてくる。ちょっと知的感だしてくる。でも中身はアメリカン。偶然だろうけど。

今日はGoogle Homeの優勝。また明日も聞いてみる。


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Takemoto, Yuya
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