アメリカサバティカル②家を借りよう
ここではプリンストンで家を借りるまでの経緯を説明します。運がよかっただけで,あまり参考にならないかも。
大学のアカウントが発行されたらすぐにハウジング課に連絡する
準備するもの:大学のアカウント
プリンストン大学にはスタッフ向けのアパートがありますので,まずはハウジング課にメールをします。スタッフ向けのアパートはまずは正規の教員に紹介します。訪問研究者の優先順位は低いので,民間でも探しましょう。
私は大学のハウジング課に,オフィスから徒歩30分圏内のアパートを紹介してもらいました。1ベッドルーム(1LDK)で月2,300ドル,日本円だと35万円ぐらいです(2024年)。
大学の物件なので,学年歴と連動して6月までの契約です。私は10か月契約です。それより早く引っ越す場合は,大学関係者用のサイトで借りる人を募集します。借りる人が見つかればよく,見つからなければその間の家賃を払います。
大学の物件なら手続きは簡単
準備するもの:クレジットカードなど
大学で紹介された家に住む場合は手続きは簡単でした。大学関係者ということで本人の身分証明はそこまで複雑ではありません。指示されたサイトに入力したり,メールのやりとりで契約が完結します。契約書は電子化されており,大変楽でした。
最初にデポジットなどまとまったお金を支払います。クレジットカード,デビットカード,アメリカの銀行口座で支払いができます。
民間の不動産会社で物件を探す場合
準備するもの:アメリカの電話番号?
私は運よく大学の紹介で住む家が見つかったのですが,住宅不足だということで,民間の不動産サイト(Zillowなど)でも申し込みをしていました。
サイトで申し込みをするとすぐに電話がかかってきます。私はアメリカの電話番号がなく電話には出られなかったので,客としての順位を下げたように感じています。サイトのやり取りやメールでのやりとりでも無視されることが多かったのですが,8月1日から急に各所から積極的にメールをもらえるようになりました。
日系の不動産エージェントに依頼する場合
エージェントに依頼し,自分の代わりに不動産を探してもらうという方法もあります。日系の不動産エージェントに連絡をしたところ,手数料は一か月分の家賃ということでした。
現地についてから物件を探す場合
最初はホテルやAirbnbに泊まって住宅を探すこともあるかもしれません。プリンストンをよくご存じの先生たちからは,プリンストンは住宅不足のため事前に契約して渡航することを勧められました。他の地域の住宅事情はわかりません。
反省
7月30日に大学の住宅に申し込みをして無事に紹介してもらえましたが,9月渡航なのでタイミング的には遅すぎると思います。家を借りられたのは運がよかっただけと思っています。