広い世界を知ること
仕事などが理由で人生が狂ってしまう事例が後を絶たない。
私もそこまで深刻ではないが似たような経験をしたことがあるので、自分なりの考えを書いてみる。
原因:「レールの上」が自分を追い込む
いい学校に入り、いい大学に行き、大きな会社に入り退職まで勤める中で結婚し子どもを育て、家を買い…と言うレールの上を歩く価値観。
私もご多分に漏れずそんな価値観でぬくぬくと生きてきました。
しかし、時は大学院。
配属された研究室は、毎年1人は耐えられずドロップアウトするような環境。その中では間違いなく劣等生であったし、怒号飛び交う劣悪な環境。
その時は人生のレールから降りないように何とか必死だった。
成長はできたが、心に多少の黒さとも言うべき後遺症が残っている。
対策:世界線を複数知る/持つ
この経験から感じたことは、世界線は複数持つべきであるということだ。
大学院時代は、レールの外側=人生終わり、くらいに考えていた。
新卒一括採用以外の選択肢があることも、ドロップアウトした人のその後も知らない。
無知だと心をすり減らしながら時が過ぎるの(2年)を待つしかない。
その時に他の選択肢があることを知っていれば、心の安定に繋がったことは間違いない。
最後に
ここ10年くらいで急速に情報発信ができる時代になった。
リアルな、生の、もがき苦しんだ人たちが発信した情報に触れることで、
今まで不可視だったレールの外側の世界を知ることができる。
これが自分を守ることに繋がると考えている。
心を壊してしまう前に、広い世界を知ろう。
過去の自分への「心を守る」方法として書いてみた。