Xday part2
手錠掛けられ
なんの準備もさせて貰えず住処の管轄の警察署へと連行された。
「小便摂るから。出るか?」
「さっき寝起きに出したから今は出ないです。無理すれば出るかも?ですけど…それかコーヒー飲めばすぐ出ます。」
めっちゃ眠くてマジでコーヒー飲みたかったんだけど
「お前逮捕されとるんやぞ!何言ってん?」
刑事5人中でボス的な存在の人をちょいと怒らせてしまったみたいで結局コーヒーにはありつけなかった。
代わりに朝食としてサンドイッチとお茶を貰った。
んが、お茶は殆ど飲んでないのにちゃっちゃと片付けられてしまった。
刑事1と刑事2が2人掛かりで何やら忙しそうに調書作成を始めた。
ただでさえ頭が回らない状態なのに2人が交互に質問してくるから全てありのままに答えたと思う。この辺の記憶はあまり無い。
調書作成も終わりの頃
尿意を感じたので申告し採尿
50cc欲しいらしいのできっちり50ccのラインに合わせてやった。
ガンギマリ時のオレンジ色とまではいかないけれど見事にレモン色だった。
この後の書類に任意提出と書いてあったが任意とかいう説明は一切無かった。
これは後になってわかったのだが任意を断ると逮捕され拘束されてる被疑者は強制採尿。尿道にカテーテル突っ込んで膀胱から直接。もちろん医療関係者がやるのだろうけど刑事1の話ではめっちゃ痛いらしい。考えただけでも恐ろし〜
こうして警察署での取り調べは終わりここから■■県へと長い旅になるのだった