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遠くに行くならゲームを持って -プラハ- 3

チェコの乾杯は「ナズドラヴィ〜」です。

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プラハ書いてること少なくない…?と思ったけど、落ち着いていてぜんぶいいし楽だからのほほんとビールを飲んでしまっているという状態なのだ。楽なのだ。悪いことではない!
プラハ、海外旅行英語圏以外でどこか行きたいなと思ったら超おすすめ。物価も他と比べて安くって料理の味も良くて…ビールは世界一で…

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昨日を休息日にしようとしてたけど結局全部巡ってしまったので、実は特にやることがない。朝ごはんにフロントの無料のコーヒーと持ち込んだプロテインバーを食べながらテレビを見ている。優雅な朝です。

ぽっちゃりと痩せ型のおじさんがなんとなく喧嘩しながらそれぞれのレシピを紹介する料理番組を見ている。交代で料理の主役が代わり、片方は聞き役、味見役になる。いいつくりだ。痩せ型の方のレシピはヘルシーめ。

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ほんとに予定がないので、ぶらぶら外を歩くことにします。

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秋晴れの日みたいな清々しい天気で、マウンテンパーカー1枚を半袖短パンに羽織ると気持ちいい。サンダルは寒いからスニーカーをしっかり履いて、ちょうどきたトラムに飛び乗る。16番。中心街に行く方向へとりあえず。どこまで行くんだろう。

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トラムの運転席は完全に個室で、電車に近い。都電荒川線の運転手とかそう考えると襲い放題である。まあ襲っても何にもならない。三ノ輪に早く着けるとかもない。
誰かのイヤホンが音漏れしていると思ったら、運転席から。ごきげんだ。

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チェコは両替所が多い。多分チェココルナだからだ。ユーロ通貨使用者圏から来る人向けだと思う。両替所はアコギなところからちゃんとしたところまであって、手数料ゼロ!がしきりに歌われているけど、大事なのはレートなので売りはそこじゃねんだわ 真ん中の方のちゃんとしてるところでどうぞ。ほんとにどこにでもあるから、30分くらい歩いてみて比べて、1番いいところで替えるのがよさそう。ちなみに自分が替えたところが今のところ最悪レートでした。負けです。

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NUSELSKE SCHODYというところで降りる。緑が見える方へ歩く。

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散歩してたら5匹の犬を従えたおじさんとすれ違って挨拶したら犬たちに囲まれてわあーっと歓声をあげちゃった。モフモフで心が洗われた。

好きに歩く犬たち

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また適当に歩いて、トラムの駅を探す。音のする方に歩けばある。あった。来たやつに乗ろう。7番が来た。

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降りる、歩く、緑があったらそっちに行く。歩く。雲が濃くなってきて、雷の音がする。ちょっとここにも梅雨らしさもあるのかな。落書きが多かったり樹木は防虫されてなかったりする。行き届いていないところも全然ある。ほどよいけどね。

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街の中心部に戻ってきたところで、いい天気だったのにひと雨もふた雨も来そうな空になってきている。稲光。まだ雨は来ないから、暗さといい光を撮っておく
とか言った途端にうっわ雨と暴風きた。

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雨はどんどん強くなってきて、仕方なく軒先に避難する。あっヤバい!強い!着ますッ(ベトナム縦断)

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近くにカフェがあったので駆け込んだら、同じように避難してきた人たちがいてニコッと笑いあう。やられたもの同士。韓国の人がやられているお店のようで、一階席はいっぱいだ。2階に陣取って充電もする。カプチーノを頼んだけど、20分くらいかかるよ、とのこと。もちろんよい、仕方ない。待ってるけど、外晴れてる。何なん(藤井風)

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店員さんが2階まで持ってきてくれたので、カムサハムニダと言ったらエヘ、とのこと。不意打ちの韓国語でしたね

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外に出たらまたカンカン照りで、中心街に出たらたくさんの人がいる。靴が防水でよかった。イギリスのGUみたいなプライマークっていうブランドがあって、イギリス行った時に安いのを知っていたのでベルトを買いに来た。持ってきた短パンが一つサイズ見ないで買っててウエストがダボダボだったため。スペインで活躍してもらうためにやっすいベルトを買った。前買った同じベルトはダッルンダルンになったのでこの前捨てた。

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人酔いしたので少しメインストリートを離れて、ホテルの方に戻る。メインストリートは綺麗だったけどなんか嫌な感じがした。人が多すぎるのと、街路樹の手入れが全くされてなくて虫が無限湧きしていて、そのせいで木陰の下に入ると足の裏が何かのフンでベタついていたのが理由だと思う。難儀な性格だなあ。

メインストリート

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プラハの信号機はカンカン言う。なんなんだろ。

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13:30、ホテル横のビール屋さん。また入ったら店長さんが「またきたね」と言う顔でどこでも座っていいよとのこと。端っこに座る。スープとビールと…タルタル。違うんだ手が勝手に…!!ビールとスープはすぐに出てきた。パセリがふんだんにのったスープで、鶏むねと角切りの野菜、少しのヌードル。給食を思い出すような素朴な味。1番今飲みたいやつな。うまーい。
また雨が降り出している。ありえない大粒。台南より雨季のアジアみたいな振り方。さっきはやられる側だったけど、今は優雅にビールをしばく。

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サードプレイスという有名な考え方があって、家でも職場でもない第3の場所が人には必要だ、という言説なのだけれど、そういうものがもっと日本にもあればいいのにと思う。けっこう、どこの国にもある。スターバックスがそれを戦略として先駆けてやっていたから、サードプレイス=カフェとして捉えられたりもするけどそれはひとつでしかなくて

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とんでもねえ雨

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タルタルきた!タルタル!にんにくは揚げて硬くなったパンをおろし金にして刷り込むって調べたら出てきた。昨日から成長した食べ方で味わう。まじで!うまい!

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5分で晴れた 情緒不安定すぎ 下水設備というか道路への工夫が弱いのか、道が軽く川になっている

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で、サードプレイスの話なんですが、もうひとつ「そこで何をしててもいい」という性質が必要だと思っていて、万人を受け入れられるようになっているということ。グループもひとりも、ご飯食べたいやつもコーヒーだけでいいやつも、話したいやつも静かにしたいやつもいてよくて、居心地が悪くない場所。
原著では居酒屋がその例として紹介されていたりして面白い。そういうところで働きたいな〜。日本だったらHUBがそういう場所を担えたらいいのにと思っている。地下で暗い、酒飲む場所、ウェイがいっぱい、みたいなイメージなのと、それをあの会社は運営できないよなというのもわかる。

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また雨が降り出した。タルタルはずっとおいしい。昨日のうちに観光できていてよかった。

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ホテルに戻って少し休む。大粒の雨が降り止まないでいる。ゼルダをやる。日本にいるときとそんなに変わらない。

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少し寝ていたら6時で、外に出る。雨は上がったらしかった。低い音がずっとしていて、雷かと思っていたらワインの試飲イベントが近くの公園でやっているようだった。グラス片手の老若男女が公園でたむろしていて、DJブースが日本だったらキレ散らかされるレベルの低音を全方位に出している。心臓にくるくらいの音量。みんな楽しそうだなあ。ビール飲みに行こ!昨日のPULTを気に入ってしまってな、、!

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トラムがものすごい便利。すばらしい本数。バスと電車も同じチケットで乗れて毎回改札がないと言うのは本当に良いものだと思う。犬も乗ってるし。カメラを持ち出さない時に限って綺麗な光。ヨーロッパの日没は遅いことを度々忘れる。くそーッ

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この国の犬だいたい幸せそうでいいな…7割くらいリードしてなくて、公園で全力でボールを追いかけていてよい。人がうるさくないんだろうな。台南でも思ったけど、日本人は他人と暮らすやり方を忘れすぎてる気がする。袖が擦り合うとキレてしまう。

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またPULTにきてブドヴァオリジナルを飲む!うまい!ピルスナーウルケルもいいけどブドヴァの方が好み。キレがある気がして。汚い表現かもしれないけどげっぷがぼんやりしなくてスッキリする。ウルケルはなんとなくもわっとする。そんなに長く寝るつもりなくてお腹にタオルだけかけて寝たらちょっと体調崩しそうになったから、早めに寝よう。明日早いし。6:25にベルリンに向けて出発です。

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隣のテーブルにお父さんとちびっこがいて、特に2人は話すでもなくて、ちびっこはスマホに夢中だ。付き合ってもらう代わりにゲームし放題にしたりするやつかもなと思った。酒の場って長いから、子どもには苦痛でしかないもんな〜

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いい感じのお店だけど、一杯500円しない。スーパーでも水と同じ値段だ。店員さんもフレンドリーで外国人慣れしててありがたい。サムズアップでビール好き表現。今日も瓶いっぱいのピクルスを食ってる。

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しみじみ本当にホテル取っといてよかったというか、節約してホステルだ!個室なし!とかしなくてよかった…!絶対に2日目で体壊してた。人と同じ空間にいるのほんとはキツいもんな

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ビール2杯目は2番の「Dva kohouti Mistni」翻訳かけたら地元のニワトリ2匹みたいに出た。意味わからん
店員さんに聞いたら味の感じ教えてくれてありがたかった。

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一緒に頼んだチーズと牛ハムの小さいバーガー?は鉄板で温められて出てくるぽい。うれしい。きた。ウマ!

35 (この辺から酔ってます)
相席。話もしないし、話しても何もわからないけど、おじさんは静かにビールを減らしている。酒飲みが酒飲んだ時の満ち足りた顔は普遍だ。アナザーラウンド、何回も観たいな。何もわからないと思っていた相手が、自分の見知った顔をすると一気に安心する。笑顔はその最たるものだと思うけれど、笑顔は偽装できるし酒飲んだ時の「ッアー…」は高度な演技がいるので、とても信頼できる、みたいな
酒への信頼が強まっている。握手より武装してませんよの意味合いも出せるだろう。全人類異文化接触の際は酒を飲むことにしよう。

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雨が強く降ってきて、おじさんと顔を見合わせたところから仲良くなる。翻訳アプリを使いながら話していって、5番がチェコの伝統の一杯だと教えてもらった。そういうのが知りたかった!乾杯は「ナズドラヴィ!」こんにちはよりありがとうより先に「乾杯」を覚えられた。
ベルリンのことやおいしいビールを教わって、これ以上入らなそうだったビールが最終的には5杯入った。言い換えると飲み過ぎ。しかし過ごした時間を考えればよい。アルコールは共通言語として偉大。あと翻訳技術を最優先で磨けば世界平和に寄与するだろうに、と思った。

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(ここから充電ロスト)

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道が分からないのに充電を失って街の掲示板を見ながら歩く。ここの駅は来たことがある。こっちがミュージアムでこっちが本駅だから、方向的にホテルはその対偶にある。歩くと見知った店の看板。こっちにある。あった。

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(充電復帰)

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本当に充電失うのやめた方がいいんだけど、方向感覚の強さすげー…みたいになっているので、またやりそうです。気をつけます。宿題をギリギリ間に合わせた時みたいな脳内物質の出方。怖くて心細いのでやりたくない。

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風呂入って寝る。深さで言ったら流石に1泊多いプラハがここまでの1番です。楽しかったあ。あしたは5:30に起きる。
あと4時間くらい寝れる。キツい~!

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