【自己紹介】島根っ子エンジニア、ベンチャー育ちのフリーランス/案件10社以上の経験記)
はじめまして。
髙橋恵(たかはしめぐみ)です。
このnoteを見ていただきありがとうございます。
既に私のことをご存じの方、もしくはたまたまここに辿り着いた方、様々な方がこの記事を読まれていることと思います。
ここではそんな皆さんに向けて、私という人間を少しでも知っていただけるよう、自己紹介をさせていただこうと思います。
タイトルの通り、新卒1年目から今に至るまで「エンジニア」という仕事を長く続けています。
さまざまな雇用形態、業界を経験してきたので、こんなキャリアもあるのかと、参考になれば幸いです。
■ 経歴
1989年7月28日生 島根県松江市 出身
1996年 島根県立本庄小学校
2002年 島根県立本庄中学校
2005年 松江工業高等専門学校 情報工学科
2010年 新卒入社(東京のVRシステム開発会社)
2014年 働き方を変える①派遣
2017年 働き方を変える②フリーランス転向
2022年 法人成り・合同会社設立 代表取締役就任
■ 幼少~学生時代
◎ 大自然大好きわんぱく幼児
地元は自然が豊かで、海、川、山、田んぼ、野原、崖、なんでもあったので、毎日外に出かけて遊んでいました。
子供の頃の、マイブームだった遊びについてはこちら↓
◎ ゲーム漬け小学校(低学年)時代
小学生の低学年頃に、一世を風靡したゲームタイトル「ポケットモンスター」と、ほのぼのRPGの代表格「牧場物語」というゲームに、ハマり倒していた私(このゲーム好きが後の進路を決める際に大きく影響を与える)。
当時のタイムスケジュールは下記。
学校と寝食以外はゲーム、深夜0時に差し掛かる頃に親に怒られて就寝・・・そして朝5時に起きてゲーム、のような生活をしていました。笑
◎ パソコン漬け小学生(高学年)時代
小学校中~高学年あたりで、なんと「パソコンの授業」がスタート。
パソコンにドはまりした私はこの授業がとにかく大好きで、昼休みもパソコンルームに行っては、ひたすらペイントツールでお絵かきしたり、ソリティアやマインスイーパーで遊んでいました。
父がノートパソコンを購入してきてからは、家に帰ったらご飯とお風呂以外はずっとパソコンをしていて、深夜0時、親に怒られるまでパソコン漬けでした。
当時のタイムスケジュールは下記。
◎ ネットゲーム&部活漬け中学生時代
中学の入学と同時に、祖父から「MyPC」をプレゼントしてもらい、さらにパソコン漬けに拍車がかかります。自分の部屋&自分だけのパソコンゲットということで、生活もいよいよパソコンに浸かりまくりはじめます。
この頃に、MMOというジャンルのネットゲームにドはまりし、まさに寝食を削ってやり込んでおりました。
こんな生活をしていることもあり、中学校に入学したときから、パソコンに触れる専門学校にいきたいなと考えていました。
当時の選択肢の中では、高専・商業高校・工業高校の3つが選択肢にあり、中でも一番ガッツリ技術を学べる高専に入ろうと1年生の時から考えていました。
ただ、倍率が高い学校でもあったので、学校の授業だけでなく、英語のスピーチコンテストや弁論大会などにも出場したり、部活も下手くそながら一生懸命やりきって、自分なりには文武両道を目指していました。
意外と頑張った中学時代のおはなしは下記
◎ 好きなことに熱中しまくり専門学校時代
そんな念願かなって、高専(工業高等専門学校)という、高校と短大が合体したような5年生の専門学校に通うことになりました。
通常の授業に加え、プログラミングや電子回路設計などを学ぶのですが、学校の授業がとにかく難解で、特に「数学」「物理」「化学」に打ちのめされまくり・・学校の成績は、可もなく不可もなくといった感じでした。
ただ、パソコンの授業はかなり熱心にやっていて、放課後や家に帰ってからも一生懸命取り組んでおり、部活も「情報科学研究部」なる部に入って、なんやかんや楽しんでいました。
4~5年生になると、卒業研究もスタートして、VRの学習システムの制作に没頭。バイトを掛け持ちしていたので、なかなかハードスケジュールだったように思います。
この時期に、課外授業で「ゲーム開発」の講座を受けることになったのですが、ゲームを「する」側から「つくる」側に転換した時期でもあります。
この講座の先生に紹介いただき、地元の研究センターでゲーム開発のアルバイトをさせて頂いたのが「好きなことを仕事にできるって最高だな」と感じたきっかけでもありました。
そしてその所長さんをきっかけに、東京の企業の社長さんとお会いし、就職させて頂けることが決まりました。
そんなこんなで、好きなことをやり続けていった結果、就活をほとんど経験することなく、東京へ就職することになったのでした。
■ 社会人1年目~
最初の会社は、従業員6名くらいのベンチャーで、VR(バーチャルリアリティ)システムの開発に携わり、忙しいながらも満足した日常を過ごしていました。
ほぼ学生時代の延長線のような働き方だったので(毎日パソコンに向かって何かを創っている生活)、学生の頃と社会人になった今で、自分自身の心の変化が感じられず、大人とは何か・・社会人とは何か・・悩んで模索していたことを覚えています。
・・真面目(笑)
この時期に、対外調整、設計書作成、コーディング、デバッグ、テスト、納品・運用保守を、一通り経験することができました。この経験が、今後の私のキャリアに大きく影響を与えます。拙いながらも、たくさんのことを学ばせて頂き、本当に感謝しています。
■ 人生の転機
1年目は、VRのゲーム制作に近いことをたくさん経験させて頂きました。
ただ、1年目の3月に震災を経験し、2年目から世の中に求められるモノづくりへと会社の方針が転換しました。それももちろんやりがいがあって、よいものを創っているという自負はありましたが、毎日の業務にいっぱいいっぱいになり、少し疲弊していた時期でもありました。
そのときに、とある経営者の方(今の恩師)の
「私は、会社の仕事や周りの環境に自分の人生を面白くして"もらう"のではなくて、自分で自分の人生を面白く"してきた"よ」
という一言にハッとしました。
私は、好きなことをやっていれば楽しい、会社に成長させてもらっている、という感じで、「やっていること」「身を置く環境」次第で人生は楽しかったり面白くなくなったりする、と思っていました。
しかし、私自身で私の人生を面白くしていく、という発想に切り替わったときに、一回の人生なら面白く"していく"のは自分だと気づきました。
そこから、お世話になった思い入れのある会社を退職し、今まででは選択しなかった道に進むようになりました。
■ 派遣時代を経て、フリーランスへ
◎ 派遣という働き方
社会人5年目、お世話になった会社を退職し、私は働き方を「派遣」に切り替えました。当時はまだフリーランスという働き方はメジャーではなかった&派遣のイメージもあまりよくない中で、自分のキャリアを広げるために選択をしました。
何社か開発の現場を経験しましたが、同じIT業界といえど、現場が変われば異なることばかり!
○○業界は厳密できっちりしているな~とか
○○業界はイノベーティブだな!とか
使っている言葉も違えば、会社の文化、働き方も様々・・
リアルに現場を体験することで学ぶことが多くありました!
その中で、競合他社に業界のシェアを握られ部署が潰れたり、オフショア委託によってチームが解散するといった経験もあり、安定というものは会社に求めては危ないなと身をもって体験することもありました。
【学んだことメモ】
・派遣に切り替えた瞬間は、給料は上がったように見える
・でも、ボーナス出ない
・現場によって文化や仕事の仕方が全く違う
・使っている言葉をまず覚えるところから!
・責任ある仕事はできない、しっかり言われたことをやるのが大事
・社食が美味しい職場は最高
◎ フリーランスになる葛藤
業界歴も7年目になってきたとき、当時はまだ馴染みのなかった「フリーランス」という働き方を友達から提案されました。
自分で仕事を取ってこなければならない
実力勝負の世界・・!
といった、不安もありながらも、周りの先輩方のアドバイスを元に思い切って働き方を変えました。
フリーランスのいいところは 自分でいろいろ決めれること!仕事の内容も、受けた案件を継続するか否も、給料の額も自分で提示していくわけですから。
契約内容によっても、成果が上がれば何でもOKなところもあれば、成果よりも出勤時間重視のものもあるので、そこは自分の実力に合わせてやることが大事。
あとは年度末の確定申告で、自分で計算した税金を支払ったときに、なんだか一人前になった気持ちになりました。笑
【学んだことメモ】
・自分次第でどんどん収入はあがる!
・自分の経歴や、やってきたことが活きる
・狭く深くか、広く浅く、方向性は大事
・やっぱりいろんな現場がある、いろんな人がいる
・提案力って大事だなぁ
・確定申告、面倒くさいけど・・自分でお金を管理するスキル大事!!
■ 法人成り~代表取締役 就任
フリーランス歴も長くなってきたとき、いつも私の人生の転機となる恩師から「ステージは毎年上げた方がいい」という言葉を受け、法人成することを決めました。
その際の想いなどはこちらに。
いろいろなことを経験するも、まだこんな世界があったのか・・!と、日々新鮮に(かつ必死に。笑)取り組んでいます。
まず当面の目標は、3期黒字!
■ まとめ
正社員、ベンチャー、大手、派遣、フリーランス・・どの働き方も、業界も、学ぶことがたくさんあります。
ただ、人生「今」が一番若い!
今しかできないこと・チャレンジできることってたくさんあると、日々学んでいます。
「人生は自分の選択によってつくられる」のであれば「どんな人生にしたいかを決めて、そこから日々を選択する」というのは、恩師の言葉で、今もそれを自分なりに実践中です。
自分のために、将来のために、どんどん経験を積んで、誇れるキャリアをこれからも積み上げていきます!