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オーストラリアワーホリの実態とコツ

僕がワーキングホリデーVISAを利用してオーストラリアに滞在したのは2016年2月からの約2年。年齢でいうと26才の時にオーストラリアinしました。

バックパッカーでの旅や語学留学などでの海外滞在はそれまでにもありましたが、その土地で家を借りて、働いて給料をもらって生活するっていうのは初めてで、その時の経験がとても貴重でたくさんのきっかけをくれた時間だったのでシェアしたいと思います。
今後ワーキングホリデーに行く方の参考になれば嬉しいです。

まず、ワーキングホリデー(以下ワーホリ)VISAとは基本的に30才以下の人なら誰でも取得できて入国日から1年間滞在できるVISA(国によって条件は異なるし、滞在できる期間を延ばせる国もあります。狙ってる国がある人は必ず詳細を調べてください)

2021年2月現在は

オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、韓国、フランス、ドイツ、イギリス、デンマーク、アイルランド、台湾、香港、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、オーストリア、ハンガリー、スペイン、アルゼンチン、チリ、アイスランド、チェコ、リトアニア、スウェーデン、エストニア、オランダ

の計26ヵ国が日本人がワーホリで行ける協定国です。結構多いですよね!
その中でもダントツ人気なのがオーストラリア。

僕が滞在してみて思ったなぜ人気なのかっていう理由を5つ挙げると

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1. 気候がよく住みやすい
2. 経験者も多くネットに情報がたくさんある
3. 日本人が多い
4. 賃金が高い
5. 英語圏

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超個人的な意見ですが順番に解説していきます。


1. 気候がよく住みやすい

平均気温は約18℃と1年を通して暖かいので過ごしやすいです。
とはいえ国内でも時差があるくらい広大な面積をもつオーストラリア。気温ももちろん場所によって結構な差がありますがどこにいても比較的過ごしやすい国。
夏の気温は高いですが湿度が低いためカラッとしていて、風のある日の日陰なら外でも心地いいです。
ただ紫外線はハンパないので調子にのってケアせずにビーチで日焼け♪なんてやると火傷レベルになるのでご注意を。

個人的には5月のオーストラリアが大好きで、日本でいう秋。朝焼け夕焼けとにかく自然がきれいです。

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2. 経験者も多くネットに情報がたくさんある

日本がワーホリ協定を結んだ最初の国がオーストラリア(1980年)それからニュージーランド(1985年)、カナダ(1986年)、韓国(1999年)...とどんどん増えていったわけですが、1ヵ国目の国オーストラリアとのワーホリの歴史は40年以上になります。
また、オーストラリアはワーホリVISA発行に人数制限を設けてないので過去も今もとにかくたくさんの日本人がそのVISAを使って渡航しています。
その分ネット上にはとても多くの情報が転がっていて

例えば
この街の住み心地はどうだ
こんな仕事をしたい場合の探し方
家や車の探し方
トラブルが起きた時の対処法

などなど、調べればいくらでもでてきます。
ただ旅もワーホリも情報は鮮度が命!去年と今では法律さえ変わってることもしばしば。ブログやYouTubeも含めてたくさんある情報の中からできるだけ新しいもの、もっと言えば実際に今現地にいる人のものを取り入れるのが失敗する可能性を下げるコツかなと思います。

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3. 日本人が多い

かつての僕のように初めて海外で生活するという人にとってこれは超安心材料。
ワーホリ、学生、永住者、全部ひっくるめたらかなりの数の日本人がいます。

住むってなるとただの旅行とは違うことがたくさん出てくるわけで、例えば役所手続きや、銀行開設、いろいろな申請、ケガや病気の時もそうですが普段使わないし聞いたことないような英単語のオンパレードになります。
英語が苦手な人にとってこんな時周りにそれらを経験したことのある日本人がいて、相談できるっていうのは心強いですよね。

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4. 賃金が高い

実はオーストラリアは世界一最低賃金が高い国でもあります。最高!
その金額は19.49ドル(2021年2月現在の為替で約1,560円)
さらに土日は1.5倍になったり、祝日は倍になったりします。最高!

ただ、実際にはどんな仕事をしてもこれ以上のお金をもらえるわけではありません。
その代表格がジャパニーズレストランで(特に都会の地域)ほとんどのお店が最低賃金を下回る給料になっています。ジャパレスで働く人の多くは英語の話せない日本人で、英語で仕事探しするの無理だし最低賃金以下なのは知っていてもしょうがなく働いてるって人はとても多いです。
全てのジャパレスがそうというわけではなくちゃんと最低賃金を守ってるお店もあります。

農業系の仕事もトラップが多いです。
時給が高くても全然仕事がなかったり、ピッキング系の仕事は時給制ではなく1カゴいくらとか1kgいくらとかの歩合制のところがほとんど。
そもそもその単価が安かったりローシーズンで全然野菜や果実が生ってなかったりすると全然稼げない!なんてこともしばしば。
逆に優良ファームで歩合制ハイシーズンならトップピッカーだと週1,000ドル、2,000ドルとすごく稼げる可能性もあるので一攫千金を狙えるのも事実。農業系は天候にも大きく左右されるのでなんとも言えないですが、時給でも歩合でもとにかくまずは優良ファームを選ぶことが第一だと思います。

優良ファームと悪徳ファームの見分けは実際に働いてる人、働いてた人に聞くっていうのが圧倒的に確実です。むしろそれ以外あんまり信用できません笑

オーストラリアワーホリでの仕事探しで1番有効なのは実は"コネ"
恋人の紹介や友達の紹介だと面接もなしであっさり決まるとかも多いです。
雇う側も全然知らない外人を雇うより、実際働いてる人の紹介の方が信用できるってことですかね。
遊びまわってたくさん友達作ってる人ほど仕事には困ってなかった印象です。

かなり脱線してしまいましたが、話を戻すとオーストラリアは最低賃金世界一の国。
ちゃんとした会社、お店、農園での仕事がゲットできればプライベートも充実させながらたくさんお金を貯めることも可能です。ワーホリドリーム!最高!!

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5. 英語圏

外国語を覚えるにあたって現代は中国語やスペイン語などもとても強い武器になりますが、やはり世界共通語とも言われる英語をまず覚えたい!話せるようになりたい!っていう人が多いですよね。僕もそうです。
そしてオーストラリアは英語圏。当たり前ですが仕事でも遊びでもオーストラリア人は全員英語を話します。
勉強したい人には最高な環境ですよね!
他にもニュージーランドやカナダなどワーホリ人気国は英語圏が多いです。

母国語が英語じゃない国の場合、仕事探しも英語よりその国の言葉を喋れる人の方が重宝されるので見つけるのが大変なイメージがあります。
ワーホリに行きたい理由は人それぞれですが英語学習したいなら英語圏の国に行くのが1番かなと僕は思います。

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まとめ

個人的にワーホリVISAは最強VISAだと思ってて、例えば学生VISAなら学校のある場所に縛られる、就労VISAなら仕事に縛られる、観光VISAは働けないし期間も短い。それぞれ目的持った渡航なら全然それでいいのですが
ワーホリVISAは学校に行ってもいいし働いてもいい、どこに住むかも自分で選べて気に入らなければ仕事も住む場所も変えればいい。
遊びにきただけの人は1年感ずっと遊んでてもOK
これ以上ない自由度を誇るVISAです。

そして僕自身も行ってよかったと心から思ってますが周りの経験者からも後悔してるなんて言葉は聞いたことありません。
もちろん外国で暮らすわけなので楽しいことだけではなく、大変なことやつらいこともあったりしますがそんな全てをひっくるめてその後の人生の糧になるような貴重な体験になると思います。

今回はオーストラリアワーキングホリデー全体のことを書きましたが、僕が2年間で主に滞在していた場所はケアンズ近くの田舎町【マリーバ】とオーストラリア第3の都市【ブリスベン】でした。
どちらもすごく好きな場所ですが次回は今の僕の生き方にも大きく影響してる【マリーバ】での生活について書きたいと思います。


読んでいただきありがとうございました!
ではまた!

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