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推し香水に脳内支配された話
⚠️この記事は「オーダーに至るまで」が主なのでオーダー内容および届いたよレポは別記事へ⚠️
1.推し香水とは?
noteでも色々な方が書かれていますし、推し活に励む方はTwitterなどで見かけて知っていると思いますが私個人の考える推し香水は以下となります。
・メジャージャンルなら公式でキャラ香水出るけど、私の推しはマイナーだから絶対にこの世に産まれない
(キャラ香水が出たとしてもそれは公式の解釈であって、私の推しはこの匂いじゃない)
・自分が思う香りで推しを表現したい!そして香りによって推しをリアルに感じたい!
・マイナーすぎる推しだけどオーダーすることで推しのことを知る他者を生み出せる
(なんなら店によっては解説レターくれるから他者目線の推しを知ることができる)
[まとめ]
・これが推しの匂いだと思うもの(個人的解釈)をこの世に創りだし香りによって推しの存在を感じる
・オーダーシート(という名の性癖暴露・奇怪文)を通して他者に推しを知ってもらったうえで香りのアンサー(他者解釈の推しという新たな推しも知れる可能性)をもらう
長すぎるな、自分(思わず倒置法)
オタクなので文章が長くなるのは仕方ないのですが、これが後々でフラグとなりました。
\オーダー文長すぎ問題/
もうお察しかと思いますが、色々詰め込んだ結果「A4用紙ぎっしりで6枚+5枚」のオーダーという名の怪文書を送りつけました。
(※推し2人の香りの違いを比べたくて同時注文した)
しかしこれは注文が済んだ後のお話。
この先に記事タイトルの「脳内支配」について触れていきたいと思います。
2.脳内支配に至った経緯
(※香水以外の推し活についても言及しているので少し長くなります。香水のくだりまで読みたい方は「3.三択で迷う」まで飛んでください。)
推し香水の存在は、漫画「裸一貫!つづ井さん」の2巻のお話「理解」で知っていたのですが、この時は「へ〜こんなサービスもあるのか。推し活に優しい世界になったな」ぐらいの受け取り方でした。
そもそも地方住みで対面オーダーしに行くの無理でしたし、その頃は自作の夢小説と待受用に推しの画像をコラージュしてればそれだけで満足していたので香水については頭の片隅に追いやられました。
そしてその後、どうにも夢小説だけでは満足いかなくなり(気持ち悪いw)
自分が妄想している世界観のノベルゲー作って、推しと話したい!と思い立ち「Kocho」というアプリを入れてポチポチ作り始めました。
※ちなみにノベルゲーに思い至ったのは、島袋全優先生の「腸よ鼻よ」で「イケオジが攻略対象の乙女ゲー作った」という話に感化されました。
このノベルゲーを作るのがなかなか大変で
・立ち絵
・フリー素材の背景選定
・ベースは執筆途中の夢小説だけどゲームにするとなると会話文と状況説明文に分かれるから文章変えないといけない
ちなみに推しに会って会話する所まで制作してあります。
(※あまりの苦労にここでようやく「Twitterで推し活アカウントを作ってゲームの進捗を載せて自分を鼓舞しよう!」と思いアカウントを作りました)
アカウントを作らなかった理由としては、漫画としてはドラマ化もしてるし有名だけど(え、有名だよね?玉森くん主演だし)、そもそも推しはメインキャラじゃないし…と謎に躊躇していたからです。
あとアカウント作ってから気付いたけど、推しというよりもどうやら2人に関してはガチ恋らしく(´•ᴗ• ก )՞ ՞
他に2人のことを推している人を知ったらたぶん同担拒否になるので、これ以上推しを知られたくなかった?とも今更ながら分析してます。
余談ですが某アイドル推しの友達にこのことを話したら「二次元キャラに同担拒否ってあるの?ウケる」でした。友達はアイドルファン間で使う認識だったそうです。
(※ならTwitterでもnoteでも推しを広めるなよというツッコミがあると思いますが、溜まりに溜まった推しへの愛を吐き出したいのと今回の香水オーダーによって推し活が本当に捗ったのでそのまま推しの名前を出して活動続けますw)
しかしさっさとアカウント作ればよかったー!と後悔するぐらい毎日幸せ(❁ ´ ▽ ` ❁)HAPPY!
推し活も捗って次々にアイデア湧いてきて一旦ゲームは置いてしまったし(おい)
アカウント作ってからは缶バッジ・アクスタ・応援うちわ・Tシャツ・アクリルライト…と自作の推しグッズを量産しまくってますw
あと本垢では、お城のこととかお絵かき、グッズの自作など趣味についてまったく触れてこなかったので物凄く楽しいです( ◜ཫ◝ )و✧
3.三択で迷う
そしてその推し活垢に先月末、流れてきたのが推し香水のレポ漫画。
はじめに知ったのはscentlyさん↓
次に知ったのがCeles推し活さん↓
あとは有名どころで
カオリバーFINCAさんやDanceさんなどでしょうか?
他にも自分で調香する施設があるかとは思いますが「推し香水」で検索すると出てくるのは主にこの4店舗だと思います。
上述した通り、地方住みなため店舗へは行けないのでscently・Celes推し活・Danceの三択となりました。
(レポ読む限りでは、FINCAさんが1番「推しの匂いはこれだ!」ってなりそうなので機会があれば作りに行きたいです)
「どのお店でオーダーする?」
これが本当に難問
推し香水を作った方には伝わると思うのですが、なかなか選べなくないですか?この頃のツイートでもウダウダとどっちにしようか悩んだ呟きが。
値段がまず違うしそもそも香水の*種類が違うから当然といえば当然な悩み。
*種類が違うの意味↓
・scentlyさんは、オーダー文を読んだ調香師さんが自社で調香した香水(=各種ブランドから販売されている既製品ではない)の中から推しのイメージ香水を選んでくれるサービスです。調香師さん(他者)が香りで推しを表現してくれます。
そして何といってもscentlyさんは香りの「解説レター」が付いてきます!あと設問がすごい(気になる人はサイト覗いてみてください)ので、自分の言葉で推しを説明するのが苦手な人は箇条書きでもいいので質問に答えていけばオーダー出来るのも◎だと思います。
※ただし著作権など法的理由で推しの名前は書けません。(一次創作はOK)
・Celes推し活さんは、オーダー文を読んでそこからイメージする香りを「既製品の香水」(800種類以上)の中から選んで送ってくれるサービス。フルボトル○万超えのハイブランド香水もあります。オーダー文に文字制限がないので推し語りが止まらない人向け。推しの名前を書くのもOKです!また香水といっしょに届く香水カードにスタッフさんが手書きで推しの名前を書いてくれるのですが何気にそこもポイント高い!
・Danceさんはカウンセリングシート(対面の場合は直接推しについて語ったり画像や動画を見てもらえる)をもとに推しの香りを作ってくれるフルオーダーメイド香水のお店
既製品ではないのと香りの持続力も高いのでこの中では1番お値段が高め。とはいえフルオーダーのお店と比べるとめちゃくちゃ安くてびっくりします。
とても人気なのと、一から調香してもらうため結構待ちます(2〜3ヶ月?)。ちなみにボトルの中にジュエルを入れるサービスもあるので、推しのイメージカラーのジュエルを入れたら視覚効果もヤバいです。こちらも香水カードに推しの名前を書いていただけます。
※自分が調べた限りの店舗の説明
※間違っている所もあるかもしれませんので、気になる方は各公式サイトで自分の目でご確認を!
初めての推し香水ということでお値段的にDanceさんはまたの機会にさせてもらいました。
残り二択になった時、匂いの解釈が外れてもscentlyさんは箱などにあしらわれたイメージカラー・解説レターで限界オタクは喜ぶというレポを読んだのでまずscentlyオーダーページへ向かいました。
4.いざオーダー!の筈が…
おーこれが界隈で有名な「わかってらっしゃる」設問ね、とポチポチしていったのも束の間
歴史上の人物・人外・公式設定不明なキャラが推しな方には伝わると思うのですが「え、ここ分からない」が結構多くてですね、
我が推しも例に漏れず公式キャラブックなし、巻末でキャラ設定載ってない。むしろ本編でほぼ出てこないし今後も出る可能性は低い…
はじめは「不明」とか「史実では…」と何とか書いていたのですが行き詰まりまして。むしろ史実についてもまだ勉強中なためこれはダメだ!と一旦オーダーやめました(´・ ・`)
※オーダーを終えたいまは、結局「夢女」解釈の文章を送ったので「分からないところは自分の解釈でいけ!」と声を大にして言えるのですがw
この時はまだ「いい感じの言葉で推しをプレゼンしたい」欲が出てましてそこに思い至りませんでした。
5.オーダー前の準備に時間をかけた話
・まず分かる範囲で推しの情報を書き出す
・分からない箇所は史実を調べる
うーん、この
推し(小早川隆景)が本編出たコマがまじで少なくて書き出せる情報ほぼなくて詰みました。史実に関してはわりと情報あるので助かりましたがそこに関してはまた別問題が発生して「オーダー編」の記事で書きますね。
そして逆に村上元吉は漫画内の登場多い方だと思うけど、史実の情報が少ないんですよね。
ここで記事タイトルの回収です。
推しの解釈をオーダー文に打ち込むため、自分の中の推し像を言語化させようと何をしてても推しのことを考えるようになり「脳内支配され」ましたw
ついで不明箇所を史実から拾おうとネット検索および「広島県史年表」や「愛媛県史」をプリントアウトし推し(史実)が生きた頃の出来事を調べました。その流れで途中になってた古文書の読み方も駆使して「黒田家譜」の隆景関連まで調べましたよ、ええ。
漫画眺めてても言語化むずかしいので一旦登場コマだけを抜き出して枠外に「○○のところがいい」とか「かっこいい」とかとにかく直感的に感想を書き込んでみたり。
ただ単に「推しかっこいいな〜」「推し好き」という語彙力皆無の表現だったのが、これらの作業を経て「推しの"ここが"かっこいい・好き」と言語化出来るようになり、そこでやっと他の方のオーダーを参考に小早川隆景の方からオーダー文章を書き始めました。
(※とりあえず書けるだけ書いていく内に6000字オーバーするわ、名前出せないのツラ…となったのでこの段階でCeles推し活さんへ頼むのを決めました)
A4ファイルに溜めた資料を見つつの作業であーだこーだ悩んで書いたのでとても時間かかった&書き直し数回になったので、それは次の記事へ!
6.おわりに
推し香水頼もうか迷っている人の参考になるか分からないですが、私の場合オーダーまでに本当に時間かかったのでその記録用に綴らせていただきました。
◎箱とか素敵だし、なぜこの香りなのか知りたい人は解説レター付きのscentlyさんがオススメです!値段も10mlで¥2,980円+¥480(送料)と安いですよ〜!
◎少量から頼めるので解釈違いで金銭的痛手を受けたくない・手軽にお試ししたい(0.75ml→¥950+¥450(送料)、2.5ml→¥1,800+¥450(送料))・推し語りの文字数がすごくなる人はCeles推し活さんがオススメ!
◎どんなに待つことになってもボトルが高級感あるし、クチコミもいい!それに何より推しイメージのジュエル入れて飾ることで視覚からも推しを感じたい人はDanceさんがオススメです!
本当は香水が届くまでにこの記事を書いてしまって待ち時間を楽しむつもりだったのですが(;・ᯅ・ll ) お仕事の早いCeles推し活さんによって今朝、推し香水が届いてしまったので (9/8の昼に注文で、9/13の朝にクロネコヤマトで届きました) さっさと次のオーダー編の記事を書こうと思います。
※まだ開封してません。
たぶん嗅いでしまったら狂うし、香りをじっくり分析したいので仕事から帰宅してちょっと気持ち落ち着かせてから開封したいと思いますw