
『私たちは売りたくない!』を読んで
今、話題になっている本『私たちは売りたくない!』は
Meiji Seikaファルマの現役社員たちが執筆した衝撃的な告発本です。
今年10月から65歳以上の高齢者や60歳以上で基礎疾患のある方々に
新型コロナウイルス用のレプリコン型mRNAワクチン「コスタイベ」が
定期接種として提供される予定ですが
本書はこのワクチンの危険性を強く訴えています。
特に、ワクチンを販売する立場にいる社員たちが
「売りたくない」と明言する理由が、とても印象深かったです。
若い社員の死とmRNAワクチンへの疑問
新型コロナワクチン接種が始まった2021年
Meiji Seikaファルマの若い社員が2回目のワクチン接種後に亡くなりました。この悲劇をきっかけに、同僚たちは彼の死因に疑問を持ち
自主的に情報を集め検証しました。
本書では、その過程で明らかになったmRNAワクチンの問題点や
今後導入されるレプリコン型mRNAワクチンへの懸念が
まとめられています。
本書の著者名は「チームK」となっていますが
Kとはこの亡くなられた社員のイニシャルなのです。
mRNAワクチンの「異例さ」
製薬会社の社員から見ても
mRNAワクチンの開発プロセスは「異例」だらけです。
通常、ワクチン開発には10年以上の歳月がかかり
その大部分は治験に費やされます。
ワクチンは健康な人々に接種されるため
安全性の確保は非常に重要です。
しかし、mRNAワクチンは「理論上」安全であるとして承認され
実際に使用されましたが
これは通常の開発プロセスとは大きく異なる点です。
mRNAワクチンは接種後、体内でスパイクたんぱく質を生成させますが
レプリコン型はそのmRNA自体を増殖させます。
この技術が十分に検証されていないにもかかわらず
体内でmRNAを増やすことには大きな危険が伴います。
定期接種の市場規模と懸念
本書は、定期接種が導入される背景についても言及しています。
定期接種の市場規模は非常に大きく
製薬会社にとっては魅力的な市場です。
2024年10月の接種対象は65歳以上ですが
受験生への接種補助金を提供する自治体もあり
さらに2025年にはインフルエンザワクチンも
mRNA型に切り替わる可能性が指摘されています。
(2024年の秋、冬ンフルエンザワクチンは従来型です)
売りたくない理由
本来であれば、社員たちは自分たちの製品が
人々の健康に役立っていることを誇りに思いたいはずです。
しかし、今回のワクチンに関しては
誇りを持って売ることができないと告白しています。
彼らは同僚の命を奪ったワクチン
そしてまだ十分に検証されていない
レプリコン型のmRNAワクチンに対して強い懸念を抱いています。
感想
公的機関が開示している情報に基づき
冷静な文体で書かれている本書ですが
その中に込められた社員たちの想いに心を打たれました。
彼らは亡くなった同僚の死を無駄にしたくないという強い意思を持ち
自分たちの会社を守るためにも
この告発本を世に出したのだと感じました。
この本はAmazonでも紙の本が入手困難となるほどの話題作です。
話題になれば書店は店頭に積極的に並べ
書籍ランキングをチェックしている人も多いので
多くの人の目に留まることにもなります。
ぜひご自身や、健康を守りたい大切な方のために
お手に取ってみてください。