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ライブに向き合うということ

2025年始まったと思ったら、あっという間に1月が過ぎていった。

年始から何かと慌ただしく過ごしていたのだけど、ありがたいことに2本のライブ出演と、自分がこよなく愛するTychoのライブを観に行くことが出来た。

今日は仕事終わりにTychoのライブを観に行って、とてつもない余韻に浸りつつ、自宅でミックスナッツをつまみにハイボールを飲みながらnoteを綴っている。
ライブ後に飲み直したくなるような日には、高揚とした気持ちを文章に残しておきたくなる。1月の出来事をつらつらと書き綴ってみようと思う。

1月は自身がバンドでステージに立つ機会が2回あった。
新年1発目は1月18日(土)下北沢THREEで17歳とベルリンの壁、もう1本は1月26日(日)高円寺HIGHでKILDRENのサポートだった。

17歳とベルリンの壁ではJan fluとLooisbosの共催企画”SFP4”に出演した。
Jan fluからお誘いをいただいたのだけど、かれこれ5年半ぶりくらいの共演だったし、同窓会みたいな空気感が懐かしく感じた。

個人的にはthe slow filmsというバンドとの共演がとても嬉しかった。
昨年の10月末にシンガポールの”Coming Up Roses”の来日公演を観に行った時に、出演していて、ストレートに音が刺さったバンドだった。

今だからこそ鳴っている音なのだと直感的に感じて、どことなく愛おしく感じた。今、この瞬間に鳴っている音だからこそ、自分にとっては響くものがあったのだと思う。

ちなみに自分のライブはというと、ここ最近では1番気持ちよく楽しめたのではないかなと思うくらいには、良い感触のあるライブだった。
やっぱり、ライブは楽しい。そして、生きがいだと思える。改めて痛感した夜だったと思う。

続いて、KILDRENのサポートで出演した”Total Feedback”のことを綴っていこう。この日もまた素晴らしいライブだった。

昨年にTeenagers Bloody KillinGが止まってから、自分のメインギターの"69年製Gibson SG”を弾くことがほぼ無かった。
KILDRENの音楽性が重めのシューゲイズに移行したことから、SGを引っ張り出してみたのだけど、自分にとってはこのギターは唯一無二の相棒だなと改めて感じた。

自分はサポートギターの身ではあるのだけど、全身全霊でライブに挑む気持ちでステージに立ってる。ありがたいことに自分のステージングを見て、褒めてくれる人も少なからずいて、手応えを感じた日だった。

ちなみにこの日は酒を飲み過ぎて、翌日はかなりグロッキーだった。筋トレでフィジカルは鍛えてはいるけど、年齢には抗えないなと感じた。
久々にボロボロで帰宅したのだけど、そのくらいには楽しいイベントだったのだろうな。

そして、今夜のTycho Japan Tour at Spotify O-EAST
もうね、言葉にならなくて、とにかく感無量でしか無かった。

Tychoのライブを初めて目にしたのは、2019年のフジロックのホワイトステージ。
ZIMAを片手に身体を揺らして楽しんだ思い出が蘇る。この日は訳あって早めに離脱しなければならず、フルでライブを観れなかった。

だからこそ、今夜はTychoのライブをフルで堪能することができて、感無量だった。そりゃ余韻に浸りたくもなるわけだ。

ちなみにTychoを聴き始めたのは、10年前くらいのこと。
LPも手に入れて、休日はTychoのLPを聴きながらお酒を飲むことがちょっとした楽しみでもあった。
今となっては3日に1回は必ず聴くくらいに自分の生活であったり、人生に欠かせない音楽となっている。

Tycho、どうやら今年はフジロックにも来るらしい。
やっぱりTycho大好きだし、これからも聴き続けたいなとそう思った夜だった。

育児とか仕事とか色々な要因が重なって、自分はライブハウスからは遠のきつつある感覚があった。
でも、自分がステージに立ったり、素晴らしいライブを目にすると「やっぱりライブがあってこそ、自分の人生は彩る」と改めて思う。

時間に限りがあるからこそ、ライブというものに向き合い、その瞬間を全力で楽しむ。
自分がライブをこよなく愛する理由はまさにそこにある。

これからも、ライブに真摯に向き合いながら、自分の人生を謳歌していきたい。そんな1月末の戯言。