death december vol.01について
怒涛のように週末が過ぎて、今週もあっという間に火曜が終わろうとしている。M1グランプリが終わると年末を感じるものだが、今年は忙し過ぎてまだ年末感はおろかクリスマス気分すら感じるには至っていない。
忘れないうちに、12/19(日)のTeenagers Bloody KillinG企画"death december vol.01”について振り返っておこうと思う。
初めてのスタジオライブ企画
Teenagers Bloody KillinGは訳あってずっとベースが不在のままで3人で制作活動をしていた。暫定的な編成だったけど案外馴染んできたこともあり、ライブしてみようと思い立ったのがきっかけ。不安もなかったわけではないけど、むしろ吹っ切れて凄く楽しく演奏することができた。
会場を提供してくれた笹塚Majestic Studio、あと出演を快諾してくれたBELLMONDOとZanjitsuには本当に感謝。2バンドともに初対面にも関わらず、とても良い人達だった。もちろん音も文句なしに最高だった。
自分たちは長年活動している割にはホームとなるライブハウスも無いし、ブッキングに誘われるようなバンドでも無い。活動していることすら知らない人も多いかもしれない。それなら、自分たちで自分たちの好きなバンドを呼んで気軽にライブをしよう。そんな思いを込めてのスタジオライブ。距離感であったり空気感がとても良かったし、格別に楽しかった。
Zanjitsuの話
まだスタジオライブをやろうと思い立ったばかりの10月終わり頃、メンバー間で誰と共演したいかという話になったのだが、自分は真っ先にZanjitsuを推した。Zanjitsuについて少し触れておきたいと思う。
ライブを見たことがなくても、きっとかっこよくて好きな音に違いない。何故かそんな確信が彼らに対してはあった。それこそ、いつか巡り会う日が来るだろうなと。
終演後にVo&Gtのたもつ君と話してみたら、中学時代から自分のバンドである”17歳とベルリンの壁”をずっと聴いてくれていたらしい。自分が脱退した後の”I have a hurt”にも出会っていたし、自分が”17歳とベルリンの壁”でギターを弾き始めた頃のライブも観にきてくれていて、何故にもっと早く出会わなかったのかと不思議な気持ちにもなった。
NOTHINGやCloakroom直系のUS風味のヘビーさと邦楽育ちのギターロックの青臭さが融合した絶妙なオルタナ・シューゲイザー。ライブ当日もこんなかっこいい音鳴らされちゃ困るなとライブを見ながら少しばかり悔しい気持ちにもなった。これはお世辞でもなく本当の話。
Teenagers Bloody KillinGでギターを弾いていると、本当に無心でギターを掻きむしる少年のような気持ちになる。ライフステージの変化はあれどしっかりと活動を続けていって、またステージに立てる日が来ますように。
もう年内最後のライブが終わったのかとしんみりとした気分に浸っていたら、ちょうど明日もう1本残っていた。会社の取引先や得意先の方々と即席J-POPバンドを組んで、学生時代に戻ったような気分で郷ひろみや相川七瀬の曲を弾いてくる。とても楽しみなので、良い夜にしたいなと思う。
明日は久々に69年製Gibson SGの出番だ。思い切り良い音鳴らして今年を締めくくってきます。