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近況 202409
ご無沙汰しています。
毎月欠かさず書いていたnoteですが、随分と日が空いてしまった。
相変わらず日々忙しなくも楽しく生きていますが、仕事のことや音楽のことで色々と考えに耽ることがあったので綴ってみることにした。
仕事のこと
仕事はありがたいことに難易度の高いミッションを与えてもらい、忙しい中でも楽しく面白みを感じながら日々邁進できている。
何がそんなに楽しいと感じるのか。最近は1つ答えに近いものを感じることができた。
先日の上司との1on1での出来事。
「あなたは長期スパンで進める仕事と短期的な仕事のどちらが向いていると思うか」という問いかけがあった。
実はあまり意識したことのない問いだった。
前職では組織のマネジメントに携わっていたが故に、中期的な視点で考えることが多かった。今は短期的な要素も、長期的な要素も入り混じっている状況で、得意不得意についてはあまり意識して考えたことがなかった。
ちなみにその時の1on1では「長期スパンだろうが、短期だろうがスタンスは変わらないので向き不向きはない」と上司には伝えていたのだけど、中長期で物事を考えることは割と好きだし、好きなのかもしれないと今は思う。
中期目線でバックキャスティングで考えることが楽しいなと感じる反面で、うまくアウトプットとして示せていないもどかしさもある。
ただ楽しいだけではなくもっと戦略的に攻めるにはどうするか。
自分の得意不得意を見つめ直す必要性をひしひしと感じている。
音楽のこと
自分は17歳とベルリンの壁というバンドでギターを弾いていて、昨年からKILDRENというバンドでサポートギターとして参加している。
KILDRENでは何回かステージに立つ機会があったのだが、ありがたいことに共演者が素敵な人たちばかりで、サポートの立場でありながらもとても良い刺激を受けている。
本当にバンド冥利に尽きるなと思うのだけど「自分のバンドに憧れて、影響を受けて音楽を続けている」という人やバンドと出会う機会があり、自分の経てきた時間であったり、積み重ねてきたものを改めて振り返る機会になった。
「今までバンドを諦めずに続けてきて良かった」と過去の積み重ねを振り返って感じる一方で、「先々の未来に向けてもっと歩みを進めていきたい」とより強く思うようになった。
これは仕事にも通ずることではあるのだけど、過去の積み重ねとか成功体験の貯金に縋っていては停滞どころかあっという間に衰退していくわけです。
自分がその沼にハマっている気がして、どことなく焦りを感じた。
環境の変化とか時間の制約はあれど、それらを言い訳にしてアップデート出来ていなかった自分がいたなと、下北沢のライブ後の帰り道でふと感じて身が引き締まるような思いに駆られた。
前を向いて切磋琢磨しているつもりだったのに、どこか過去の自分が築いてきたものに縋っていたなと仕事でも、音楽でも感じることがあった。
自分が積み重ねてきた財産でもあるし、頼るのは別に悪いことじゃない。
大事なのはそれらを消化しつつ、前を向いてアップデートできているかどうかだと思う。
ここ最近の自分にはどこか甘えがあった。
戒めの気持ちも込めてnoteにつらつらと綴ってみた。
それではまた。