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鬼滅の刃で中学英語#5~I'mの表現を学ぶ①~

頑張って毎日更新を続けて5日目です。

ネタはたくさんありますが、順番をある程度意識しないといけないことに苦戦しております。

マンガのシーンからビジュアルとストーリーで学ぶため、学校の教え方とはちょっと違う順序になりますが、きっとこの方がわかりやすいと信じてやっておりますのでご理解くださいませ。

さて、学校英語では、「I(アイ=私)」の次はすぐ、「You(ユー=あなた)」という順番で習いますが、この『鬼滅の刃で中学英語』は、引き続き「I’m」を使った表現をしっかりマスターしてから先に進みたいと思います(理由は後で説明します!)。

おさらい:「I’m+名前」

#1で解説したように 、「I'm(=I am)」は、自己紹介の定番表現でしたね。おさらいです。

I am Sakonji Urokodaki.
(儂は鱗滝左近次だ)
I'm Tanjiro Kamado.
(竈門炭治郎といいます)

(出典 上:Demon Slayer Vol.1、下:鬼滅の刃1巻

上記の日本語訳の違いについては#2をご覧いただくとして、この辺の英文であれば、特に深く考えずにすぐ覚えることが出来ますよね。

I am+○○./I'm+○○.
(私は○○です)

これがわかれば、下の英語版鬼滅の刃の左のコマの、1つめの吹き出しは訳をつけなくてもわかりますよね?

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(出典:Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba Vol.3

じつは、この「I’m ...」という表現はとにかく超便利な英文なので、これをまずしっかりと使いこなせるようにしていきましょうね。もちろん、鬼滅の刃で、です。

小1レベルで満足しない!

実は、日本語と違って、英語は文章の構造がとてもシンプルです。

なのに、最初はいいにしても、のちのち、「英語わけがわからん!」「英語なんて使わんから覚える必要ないし!」・・・となっていきます(そうなっていく子が多いんです!)。

最初は簡単なんですよ?

アルファベットをちゃんと書くとか、リンゴを英語でなんと言うかとか、月曜日はなんと言うかとか、イギリス人やアメリカ人が小学校1年生とかで習うような内容をやるので

だから、中1の最初に行われる、英語の中間テストはみんなすこぶる成績が良い笑。

でも、日常的な英語表現を学んだ後の、1年の学年末にもすれば、英語が20~30点台になる、ということもありえます(ホントによくあります!)。

なんでそんなことが起こるのかというと、英語の文章構造を理解できないまま、なんとか日本語で考えるからです

でもそれは、ハッキリ言ってムリげな話です。

自己紹介文を覚えるとかならまだしも、会話とか文章とかがすべて英語になっているのですから・・・そもそも、日本語と英語はもう、全然違う

生まれも違うので、内容も違うのです。

人間だってそうでしょう?
東大卒の夫婦から生まれた子やオリンピックメダリストの夫婦から生まれた子と、普通の子は「どう考えたって違うじゃん!」と言いたくなりますよね?

特に多くの子が理解していないのが、「am」などのbe動詞の使い方です。「です」で覚えてしまっているので、なんにでもbe動詞がつく子もいますが、大間違いもいいところです。

そもそも、英語が生まれた英国、つまりイギリスは、地球儀に縦に引かれた線、緯度0度(地理で習うことです)。かたや日本は東経135度と、地球を1/3周ちょっと回したくらい離れている国です。

言葉が似ているはずもありません

でも、難しく考える必要はありません。

それを受け入れて、それでも理解するための「鬼滅の刃で中学英語」なのでご安心ください!

自己紹介以外の「I'm~」

ということで、『鬼滅の刃』の英語翻訳版『Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba』から、今回は「I'm 」を使った自己紹介以外の表現をご紹介しますね!

本日使うテキスト(訳は『鬼滅の刃』第4巻より)

まず皆さんに覚えてもらいたいのはこちらから!

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I'm hungry!
(腹が減るぜ!)

こちらは、第4巻、那田蜘蛛山編の導入部で、仲間である鬼殺隊の隊士が山の中に引っ張られるように森の中に消え去り、躊躇(ちゅうちょ)しながらも「俺は行く」と言う炭治郎をさしおいて、イノシシのかぶり物をした伊之助が、「俺が先に行く!! 」と言った後に放った言葉です。

実はこれ、「腕が鳴るぜ!」の言い間違いなのですが、読み書きの出来ない伊之助らしいキャラクターを表しているんですね。

まぁ、そんなマンガ表現の解説はさておき、「I'm hungry.(アイムハングリー)」です。「ハングリー」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんね。

「ハングリー精神」とか、カップヌードルのCMで「hungry?」と聞くものがあったりするように、

hungry=お腹がすいている、空腹
※hungryの発音はこちら

ということです。

「空腹」っていうのは物事の名前を表す「名詞」ではなく、状態を表している「形容詞」です。ここでは、

I'm hungry.
(私は空腹です)

とすることで、自分が、空腹状態なんだ、腹ペコな気持ちなんだということを表現しているわけです。

ちなみに、自己紹介に使う「I'm」ですが、こちらは形容詞ではなく、名前を表す「名詞」を使って、

I'm Inosuke.
(俺は伊之助だ)

とできます。

これを、ややこしいと感じるか、便利と感じるかは人それぞれかもしれませんが、

自分は○○なんだ

と伝えたいときは、とりあえず、

I'm ○○.

と言えばいい、ということです。

この英語表現一つを覚えるだけで、名前だけでなく、色んなことが伝えられるわけです。

超便利ですよね?

かといって、何でもかんでも使えるわけじゃないですよ?

「何でもかんでも使っていい」で行けるのは、イッテQの出川だけです笑。

次回は、「I’m」に使える言葉の例を、『鬼滅の刃』英語版でご紹介していきますね!

本日のまとめ
I'm hungry.=(自分は)腹が減っている
・「I'm ○○」は名前(名詞)だけでなく、形容詞(気持ちや状態)を表すのに使えて超便利


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