ヨーロッパとアジアの違い⚽️
色々な方からこの違いを聞かれる。
たしかに、僕はヨーロッパとアジアでの経験がある。
ドイツ6部ドイツ4部
このドイツ4部での経験はまた話そうと思う。
2年半在籍したが人生で1番大きな経験をしたと思う。
そこから地域リーグを1年経験し
タイへ!!!!
そこから4部、3部リーグで優勝、昇格。
もちろんタイでのトップリーグでの経験は無いがカップ戦では1部リーグのチームと2部リーグのチームとの試合も経験したことがある。
しっかりと肌で感じ、
4部リーグでも1部リーグと張り合った試合ができたし、2部リーグ相手には勝つこともできた。
ここからドイツとタイの違いを話そうと思う。
決定的な違いは、
①体格
②練習のクオリティー
③選手のサッカーIQ
④戦術
⑤性格
~①体格~
ドイツ人は身体が大きくて筋肉もしっかりしている。
フィジカルは強いけど、俊敏性は日本人の方があると思う。
またタイ人は身体は大きくなく、フィジカルも強くは無いけど、球際のガツガツ感は日本人よりも激しいと思う。
身体能力も高い選手が多い。
~②練習の質~
ドイツでは、練習からパススピードがとにかく速い。
質も高く、毎日同じメニューではなく曜日によって練習メニューが変わってくる。
もちろん、最後はゲーム形式をして勝ち負けを決める。
1対1、2対2のシュートゲームなど激しいトレーニングでは球際は物凄く激しいし、毎回のトレーニングで喧嘩は当たり前。
もちろんピッチ外では仲が良く、あくまでピッチ内では友達など関係なく勝負にこだわっているし、みんな理解している。
タイでは、監督にもよるけどあまり激しいとは言えない。
毎日同じトレーニングをさせる監督もいるし、選手も100%でやっている人は少ないと思う。
ましては走りのトレーニングでは手を抜いている選手も多く、そこに監督が指摘することもあまりない。
選手の喧嘩や言い合いなども無く、悪く言えばふざけてトレーニングしている、よく言えば楽しくプレーしている。
国の文化なども関係していると思う。
~③選手のサッカーIQ~
ドイツ人はすごくサッカーを知っているし、そのため求めてくることも高い。
監督1人1人に戦術の色があり、選手も監督にこうしたい、この方がいいなど平等の立場で話をすることが多い。
チームがうまくいっていないときは選手が監督に意見を伝えて戦術を変更したりする場合もある。
タイ人はあまりIQは高くないと思う。
タイ人監督にしても、それほど戦術に色は無いし、ましては個人の力を頼る監督の方が多いと思う。
ポゼッション練習にしても、ヘッドダウンする選手が多く、技術は高い選手でもIQが低く勿体ない選手がたくさんいると思う。
~④戦術~
ドイツでは監督が変わるだけで全て変わります。
サッカーのスタイル、使う選手。
なので言葉が通じない選手をあまり起用させたくないと感じます。
もちろん、サッカーのスピードは日本、タイよりも縦に速く、カウンターサッカーだと思う。
上下の運動が激しい。
タイでは基本蹴るサッカーです。
もちろん上のリーグでは繋ぐ傾向はありますが、下部リーグだとほとんどが蹴る傾向があります。
トップリーグだと、あまりプレッシャーにはいかずリトリートする形でで守り、試合の所々では間延びをする傾向があります。
なので監督は特に戦術というものは無く、選手の個人の力で打開する形が多いと思います。
ドイツみたいに複雑な戦術などは無く、よりシンプルだと思います。
~⑤性格~
ドイツ人の性格はすごく熱いと思います。
特に勝負事になると人が変わったように勝ちにこだわります。
練習のミニゲームで負けただけで言い合いになったり、簡単なミスをした選手には強く言ったり。
そのかわりそれらのことはピッチ内。
ピッチ外ではすごくフレンドリーで親切な人が多いです。
タイ人は時間は守らないことで有名だと思います。笑
もちろん選手が言い合いすることもなかなか見ないですし、みんな仲良くサッカーをしています。
タイ人の場合、ドイツ人と違いそんなに大きなメンタルを持ってはいないし、ピッチ内では何でも言っていいかとなると、それは別で結構気にする選手が多いです。
なので、よりポジティブな発言をすることが必要になってきます。
まぁこれはあくまで僕個人の見解なので、色々な意見があると思います。
これからヨーロッパやアジアに挑戦する人、興味がある人には、少なからず知っておいて欲しいと思います。
また他にタイやドイツのサッカーについて詳しく聞きたい方は直接連絡下さい😊
僕の知っている範囲内でシェアできたらなと思います。