ドイツでの経験🇩🇪
最近色々な方から連絡を頂き、海外サッカーの話をする機会があったので、ここで僕のドイツでの経験を少し話そうと思います!
僕が20歳の時にドイツへ渡航しました。
理由は単純で、
自分の力を試したかった。
世界のサッカーを感じてみたかった。
という想いで後先考えずドイツへ挑戦に行きました。
見る景色全てが初めてで、
すごく新鮮でした。
もちろんドイツサッカーの練習、テストも初めての事だらけで不安でした。
ですがそれよりも好奇心の方が強く、早く上に行きたいという想いが自分を成長させてるいたんだと思いました。
最初の半年は6部リーグのチームと契約を結びました。
給料は少なかったですけど、
チームから家の提供と勝利給があり
生活はできていました。
下部リーグだと練習は毎日無く、
週に4ー5日程度です。
なので練習の無い人、近くに住んでいる日本人選手達とトレーニング、又は自主トレをしていました。
もちろんドイツ語の勉強も毎日5時間ぐらいやっていました。
エージェントからは言葉が話せないといけないという風に言われてたこともあったけど、
やっぱり実際にチーム練習に行くとコミュニケーションが取れない、練習内容が分からない、などと不便を凄く感じていました。
やっぱり語学ができるのと、できないとのでは遥かに違うんだと実感しました。
実際ドイツへ渡航する前までは、言葉より実力だと思っていました。
ですが実際にそおいう場面を肌で感じ、自分の考えが甘かったと痛感しました。
なのでこれから海外挑戦を考えている選手達は、語学の勉強も行く前にしておいた方が良いと思います。
もちろんサッカーの練習と同様に!!!
半年間プレーした後、4部リーグのクラブと5部リーグのクラブからオファーを頂きました。
最初にドイツに来た時に挙げていた目標の「4部リーグ」からのオファーはめちゃくちゃ嬉しかったです。
さらにそのチームは数年前まで2部リーグにいたので、ファンは物凄く多く、毎試合1万人入ったり、ダービー戦では3万人以上入るほどのチームでした。
もちろん、4部リーグのチームと契約を結びました。
スタジアム、練習場、ロッカールーム、練習内容、全てが僕の想像を超えていました。
はっきり言ってJ1のクラブと同じ環境でした。
もちろん選手のレベルも高く毎日が真剣勝負。
ミニゲームでさえもヒートアップ、、
気を抜いて練習できる環境では無かったです。
もちろん、簡単に試合に出れる環境では無かったです。
僕のポジションと1部から移籍してきた選手が被っていたので、もちろん監督は後者を選択します。
ただ僕は毎日の練習で100%手を抜かずどんな状況でも前向きにやっていました。
もちろん、試合に出られない状況は悔しさだったりイライラする感情があったけどチャンスをずっと待っていました。
もしチャンスを得た時に自分の最大限の力を出せる準備を常にしていました。
もちろん簡単にはチャンスは来ませんでした。
チームはトップ争いをしていて、お金もあるクラブでした。
ですが1試合でも負けると監督は選手を少し変える傾向があったので、そこを僕はチャンスだと思っていました。
当時、試合に出れていない時は負けて欲しいと思っていました。笑
もちろんそんな事を思うことは良くないと思うけど、生き残らないといけない世界。
綺麗事が通用しない。
案の定、チームは敗戦。
その翌週のトレーニングで監督から練習中にも関わらず、
「お前を次の試合で使うから」
「準備はできてるか?」
とチームメイト全員の前で問われました。
もちろん返事は
「Yes」
ここら辺は凄く外国人はストレートだなと思います。
日本であれば練習終わりなどで個人的に呼ばれ言われる事だと思います。
その週の試合では試合に勝つ事ができ、プレーでも監督の満足してくれていました。
試合後のインタビューでも僕のことを褒めてくれていました。
やっぱり結果の世界。
言葉を発信するのではなく、
行動、プレーで示す。
いくら努力しても練習しても試合で勝たなければ意味がない。
またいいプレーをする事ができなければ評価は得られない。
そこまでのプロセスにこだわってやったとしても、周りは結果しか見ない。
そこがプロの世界の厳しいところ。
だと僕は思います。
そこを僕はドイツで学びました。
経歴を語る選手、過去を語る選手。
そこを武器にしようとしてる選手。
よりも僕は今、将来、先のことを語れる選手になりたいと思っています。
またヨーロッパトップレベルのチームとの試合やドイツでのトライアウトなども今後話していこうと思います!
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