Wizardry Variants Daphneがリリースされます!
はじめに
ついにリリース日が決まりましたWizardry Variants Daphne!
(ウィザードリィヴァリアンツダフネ)
2024年10月15日に新しいWizardryシリーズとしてお披露目されることとなるようです。
スマートフォン向けのタイトルで、ちょうど去年の今頃、ベータテストに参加していた者としては非常に思い入れがあります。
そこから1年、いろいろと荒削りでのテストだったため、
ブラッシュアップにも時間が必要だったということでしょう。
それを経て満を持してのリリースで、期待度MAX!
本記事は2023年に実施されたクローズドベータテスト(iOS版)の内容からリリース版を想像して書いたものです。
ところどころベータテストの内容と、リリース版への期待にあふれた書きっぷりとなっておりますのでその点ご了承ください。
どんなゲームなの?
スマートフォンゲーム(後にPC版リリース)なので、いわゆるソシャゲなのかと考えてしまう方が多いと思われますが・・・
全然違います。
スマートフォンで基本無料の家庭用の据え置きRPGができると思ってもらうのが正しいです。
他のゲームと例えるならば、アナザーエデンやオクトパストラベラー大陸の覇者のような、
「フィールドを移動して」
「ダンジョンを探索し」
「目的の敵を倒す」
という流れを組む、シングルゲームRPGに近い内容になります。
※少なくともCBTの段階ではソーシャル要素はほぼ皆無に近いので何か追加があるかもしれません。
移動が3DダンジョンRPG方式であるというのが最大の特徴になります。
3DダンジョンRPGとは何か
近しいゲームタイトルといえば株式会社アトラスの、
真女神転生2まで、ペルソナ1、世界樹の迷宮シリーズがあり、
また、株式会社エクスペリエンスのエクスシリーズやデモンゲイズなどがあります。
マス目に区切られた迷宮を3D視点で1マスずつ動いてアイテムを探して敵を倒すのが一番の特徴であり、これが一癖二癖ある独特の雰囲気を醸し出すゲームとなります。
要はパパッとクエストが表示されて、タップしてそれぞれ敵を倒すような、よくあるソシャゲではなく、ダンジョンの移動含めてじわじわ敵を倒してレベルを上げていったりします。
ちなみに、本作も類に違わず、難易度は激高です。
宿屋で体力を全快させてから迷宮に入り、たった1戦だけで瀕死になって宿屋に戻るなんてザラです。安心してください。
ウィザードリィといえば、その中でもキャラの作成からプレイヤーに委ね、
テキストだけのストーリーをたどり、迷宮をさまよって謎を解く。
使うキャラの会話などもなくそういった部分を含めて自分の想像で補って感情移入して、自分も迷宮を探索しているかのように冒険いくというスタンスのゲームです。
ここまでで好みのユーザの絞り込みがされてしまうのは仕方ないのですが、
しっかりどういうゲームかを理解してから触ってみてほしいです。
で、新作ダフネってどんなゲームなんだよ
いやわかったよ、知ってるんだよ、で、今作はどうなんだよって、
ここまで読んでくれた方、ありがとう。
読んでもらうにしてもユーザが絞り込まれてしまったかもしれません。
ここでようやくウィザードリィヴァリアンツダフネ(ウィズダフネと略す)について説明します。
とその前に・・・(まだあんのか・・・w)
CBTのときに私が作成した動画がGEEKSにて紹介されていますので、
そちらをご覧いただくとざっと理解が進むと思うのでサラッと流し見してみてください。
基本は普通のウィザードリィだと思っていいです。
スマホで買い切りのウィザードリィが出た、その認識でほぼ間違いはないと思います。
ストーリーには特徴があります。
主人公は主人公として1人いるうえ、ネームドのキャラが多く、彼らと密接に関わりながら物語が進むのは、BUSIN wizardry alternativeを彷彿とさせます。
進行していくことでストーリー自体が真の姿を現しますので、ある程度進行してみてほしいです。
※最初に掲げる大きなクエストをまずクリアしましょう!大体5~6時間かかります
ウィザードリィのウリと言ってもいい、キャラメイクについては多少残念と言っていいです。
いわゆるガチャとなっており自由に種族・性別・職業を決めることができません。
ですが、このキャラメイクがガチャによるランダムだよという部分がウィザードリィとしてはダフネの最大の特徴であると言ってもいいかもしれません。
課金したらもちろんのこと、無償で手に入る石や、ダンジョンで骨(※ガチャチケット)を拾ってはキャラを引くことができるため、特に運よく狙いの職業を引けないということも、おそらくないと思います。結構たくさん引けます。
ゼロからしっかりキャラメイクを心がけている人には残念極まりないですが、そこはなんとか受け入れてほしいです。
キャラが偏った場合は、同じキャラを重ねて強化できる克己(こっき)や、固有スキルを引き継ぐ継承があるため、ガチャでいうところのハズレ枠にも意味があります。
なので偏ったキャラ自体を強化したり、他のキャラに固有スキルを寄せることも可能です。
このスキル継承は主人公も対象となっているため、自分だけの最強主人公を作ることも可能です。
ただし、課金が不可なベータテストの配布の範囲で、一通りストーリーやコンテンツを楽しむことはできたため、ほぼ無課金でも問題ないと思われます。
本当に課金は単純な時短の意味合いになることでしょう。
じゃあどこで稼ぐんだ?と思うかもしれませんが、そこは古参のウィザードリィおじさんたちがお布施すると思うので心配せずプレイしましょう。
ダンジョン探索についてはいつものウィザードリィです。
行ったことがある場所に関して、マップにマークをつけてそこにオートパイロットで移動ができます。※オートマッピングあり
こういった移動に関する利便性も見られるため、がっつり活用しましょう。
敵とのエンカウントはシンボルエンカウントのみとなっていますが、やたらと数が多かった印象です。
突然足元から湧いてくることも多く、実質ランダムエンカウントではないかと思ったことすらありました。※おそらく修正されていると思われます。
宝箱の罠の解除は、ゲージを目押しするようなシステムとなっているため、
やはり専用の盗賊をパーティに入れることをオススメします。
盗賊の性能が高ければ高いほど解除の枠が増えて解除しやすくなります。
※わかりにくいので動画を添付しました。ちょっと滑ります。
ダンジョン探索で手に入れた武器は鑑定が必要ですが、鑑定はビショップのスキルなど必要なく、これまた装備のガチャのような扱いとなります。
ただし、突然高レアが手に入るわけではなく、手に入る不確定アイテムから一定の装備シリーズが決まっていてその中での選出となるわけです。
武器はゲーム内通貨で強化でき、レベルの限界突破も可能で、付加スキルの厳選もあります。
ダンジョン探索でひとつ厄介な要素として「メンタル」というパラメータがあります。これいわゆる「スタミナ」で、じわじわと減っていきます。
ダンジョンの罠にかかった場合や戦闘で死亡した場合などに多く減ります。
0になったら行動不能?だったかな・・・
ギリギリでも行動可能なので、それほど制限されるわけでもないですが、
回復には結構な時間が必要だったため、2パーティ目を用意するのもアリです。
育成については、レベルは最初20レベルでカンストします。
これの上限突破する素材集めで職業別の試練のダンジョンがあります。
※CBTでは凶悪な強さの敵が多かったのですが、これに関しては緩和が名言されていますのでご安心を・・・
まとめると・・・
ストーリーはBUSINスタイル(*) まずは当初の目標を果たそう
3DダンジョンRPGのほぼシングルゲーム
キャラメイクはガチャ
装備強化やキャラ育成はスマホゲーっぽい要素を踏襲
スタミナはあると言えばあるがそれほど気にならない
*ネームドNPCと関わりを持つことが多いという一点で
ガチャ紹介
最後に、ソシャゲのそれっぽくガチャ最高レアリティのキャラ紹介!
リセマラランクを★マークで1つ~5つでつけておきます。
※★5が優先度高め
エカテリーナ
リセマラランク ★★★★
ボスなどの長期戦、探索にMPや魔封耐性の克己スキルは地味だが確実な差が出る要素。魔術師としては欲しいスキルで、ふとしたところで心強さを感じること間違いなし。
最高レアの魔術師では2種あるカードのうちの1キャラとなる。
アダムのほうが戦闘の順番が早いものの、非常に大きな戦力となる。
アリス
リセマラランク ★★
僧侶はパーティにはほぼ必須の職業なため、レアリティが高いキャラが欲しいと思いがちだが、両スキルともそれほど強力なスキルとは言えず(長期戦には役立つものだが)、僧侶そのものは最高レアでなくても活躍できる。
見た目や立ち振る舞いが好みであれば狙おう。
ヒーラーは女エルフが当然だろうというこだわりの方向けかも?
ゲルルフ
リセマラランク ★★★★
戦士の最高レア、唯一の技スキルが固有となるので、使い勝手は良い。
消費コストは大きいものの、すべて火力特化であり理想的な条件を満たせば他の追随を許さない威力を発揮する。
逆を返せばピーキーなため、条件を満たせるような他パーティの安定性が必要。火力というのはRPGにおいて腐らない要素であるため、主人公と並べて使うのが安定だ。
ラナヴィーユ
リセマラランク ★★★
唯一の上級職、ロード(騎士)を担う。
防御が硬く頼もしい前衛で、スキルも長い迷宮探索には非常に役に立つ。
ただし、この回復量は微細であり、序盤以外ではそれほどの効果は得られないだろう。また、前衛で守りが硬いとはいえ挑発スキルなどはなく必ず3人前衛になるため、パーティ構成によっては宝の持ち腐れになる。
デボラ
リセマラランク ★★★★★
見た目が怖いがスキル自体はとにかく超強力。自身でSPを回収できる。
克己スキルもなぜか攻撃特化に寄せており、戦闘面で活躍しやすい。
盗賊は探索をする上では必須クラスであり、必ずGETしておきたいキャラだ。
罠の外しやすさは何等かのパラメータに依存していると思われるため、ここはレアリティが高めキャラを1つ選んで間違いはないと思う
アダム
リセマラランク ★★★★★
最もスキルに恵まれているキャラ。
魔術師が欲しい理想の性能を持ち合わせている。
戦闘順が早いためMPが枯渇しがちではあるものの、使いどころを絞っていけば超強力な戦力になる。
速度を活かしたアイテム要員としても使い勝手が良いのは魅力だ。
今後、何らかのMP回収スキルが出てきたら彼に継承させたい。
リセマラランク
★★★★★ デボラ(盗賊)、アダム(男魔術師)
★★★★ ゲルルフ(戦士)、エカテリーナ(女魔術師)
★★★ ラナヴィーユ(騎士)
★★ アリス(僧侶)
リセマラランクのため低レアでも補える場合に優先順位が低くなることをご了承ください。
おそらく無課金でも、初期の段階で最高レアが2~3体は集まると思うので、厳選する際には参考にしていただければ幸いです。
あくまでもCBTの範囲で感じたもので、リリース版では異なるか、攻略が成熟したら評価の変動はもちろんあると思います。
まとめ
ウィズダフネに備えるべき前情報としては、大体を語ったつもりです。
色々と伝統を外した要素もあり、スマホでプレイしやすく、かつソシャゲプレイヤーにもとっつきやすいような内容も踏まえ、新たなウィザードリィとして生まれてきました。
もともとニッチなジャンルで、万人に受け入れてもらえるようなゲームではないし、これが大ヒットするなんてとても思えないですが(当然してほしいとは思っていますが)いつも通り細々と3Dダンジョンゲーを今後につないでいく一つのシリーズとして、充分にプレイし足りうる内容となっているのは間違いないと思います。
これを読んで気になった方々、ぜひプレイしてみてください。
きっと、お気に召しますよ