すべて良かった時間に
ネットフリックスに入ってから、結構な数の海外ドラマを見た。色んなタイトルごとに、何シーズンもあるから、トータルすると200話は軽く超えるんではないだろうか?
以前は「その時間を何か有意義なことに費やすべきでは?」とか「時間の使い方がなってないなあ」なんて思いがちだった。
ボクは自分のことを楽天的だと思っている。周りからも多分そう見えているはずだ。それでも、漠然とした不安や焦りのようなものも常に抱えている。
心の天秤が何かの拍子で「不安」のほうにストンと傾いたとき、海外ドラマに費やした時間がヤリダマに上がってしまう。「こんなことやってる場合か?」ってな具合に。
心が不安になったとき、何かに急かされて焦ったとき、ボクは何かをヤリダマにあげてきた。それは何回も読んだ漫画や小説であったり、つまらない映画であったり。ショボい波でのサーフィンや、ボウズになってしまった魚突きの時もそうだ。
思わしくない結果となったものを意味のないものとして、無駄な時間にカウントする。そしてその時間を何か有意義なコトに使えれば、不安や焦りから解放されるはずだと思い込む。
でも無駄に見える時間をヤリダマにしても、不安や焦りは無くならないのでは?と思うようになった。
そもそも漠然とした不安なんか、生きている限りずっと付きまとってくるものだろう。解放されようというのが無理な話しで、一緒にうまく付き合って行くしかないのではないか?
だとしたら、何かに費やした時間を「ムダor有意義」で分けるよりも「オールOK」の精神で良かった事を抽出する方が良いのではないだろうか?
だいたい、自分の好きなコトに使った時間を「ムダ」だと決めてしまうことって悲しいことだろう。だったら自分の中で良かった事にしてしまえばいいじゃないか。
そういう訳で、今日もネットフリックス三昧といきます。
今、おすすめは「ホームランド」と「ピーキーブラインダーズ」です。
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