岡山・愛媛・神戸・大阪の旅 〜1日目〜

宿を取って撮りに出かけるのは年始の仙台・松島以来となる。でもよく考えたら桜は関東甲信越圏内にしか行ってなかった。
何はともあれガッツリとした旅行だ。旅程は4月30日出発の5月7日帰宅で過去最長の8日間。しかも1回の旅で宿泊地を変えるのは地味に今回が初。何なら岡山と神戸に上陸するのも初だし、通過した広島を加えると初上陸は3県になる。

大阪は4年前、それより前だと高校時代の修学旅行で四国にもそのとき行ってはいるが、少なくとも愛媛をちゃんと回ったのはこれも初だろう。何せ道後温泉近くの宿だったのにジャン負けでその日の班長になり、温泉に入りそびれたのだから。

さて、1日目としているが実際は2日目の話だ。1日目は岡山に着いたのが18時過ぎだったのでチェックインを済ませて飯を済ませて寝るだけになった。

四国カルストへ

初日の宿をチェックアウトしたら予約しているカーシェアの駐車場へ。ここから長い付き合いになるのはアクアだ。ソリオの方が車中泊には何かと便利なのだが、アクアだけドラレコが付いていたのでそれ以外の選択肢はなかった。

実際の走行距離は愛媛で渓流に行ったり温泉に寄ったり色々したので643kmになった。

今回は出発前にルートをあらかじめ計画しておいた。瀬戸大橋の与島PAは休憩には早い位置だが絶対寄りたくなるのでまずここで休憩。その後はどこで1泊し、どのタイミングで四国カルストに到着するのがいいか決めかねていたが結局初日でカルストまで突っ切ってしまった。

観音寺を過ぎたところにある豊浜SAで昼食を済ませたらひたすら南下、高知の南国SAまで行った。この時点で15時を過ぎていたので今日はここで1泊しようかと思ったが、このサービスエリアは規模的にパーキングエリアで売店の品揃えも土産物かお菓子がメイン。
これは翌日の朝食に困るということで先に進まざるを得なかった。

須崎東インターで一般道に下りたらまずコンビニへ。ここで食料の買い溜めをしておかなければ。四国カルストに行くのは初だが、こういう場所で食料はまず手に入らない。

四国カルストに到着したのは17時半過ぎだったが、幸いまだまだ明るい。問題は強風だった。気温自体も高くはないが、とにかく風で身体が冷える。

幸か不幸か、Googleマップの写真を見て想像していた景色とギャップがあったこともあり少しばかり撮り歩いたら日の出の位置を確認し車中泊する駐車場へ向かった。

今回の反省点は仙台・松島の比にならない程多いが、そのほとんどはカルストで生じたものだ。
準備不足だったのは寒さ対策で、MAMMUTのダウンとモンベルのソックスがあればだいぶ違ったはず。次に期待値を上げ過ぎていたことだが、目的地を決める際にもっと多くの写真を見ておくべきだった。

同じような写真しかないのならそれは決まった構図でしか撮れない制約があるか、その構図以外はボツになる理由がある。良いと思った写真だけで決めるのも当然リスクが高い。

それでも夕焼けに案外ノスタルジックネガが合うと発見できたのはよかった。あとは牛がかわいい。山道の運転もやはり楽しい。
次に来ることがあれば防寒対策をしっかりした上で星や朝焼けをガッツリ撮りたいものだ。

とりあえずこの日は西側の姫鶴平の臨時駐車場で1泊した。