見出し画像

思い出巡り

昨日は職場の飲み会で小3まで住んでいた街に行った。
俺は月曜非番なので少し遠めの駅から1時間ほど歩き、そこから見知った場所をうろついて時間を潰す。

重量的にはX-Pro3の方が楽だけど、頻繁に訪れることもないのでGFX100Sにした。体力温存を図ってレンズはTakumar 55mmF1.8に。

小学生の頃なんて20年以上前なので、当然変わっているところばかり。

綺麗に整備された公園

当時にしては珍しく、高い金網に囲まれた球技エリアのあった公園はどこにでもある普通の公園になっていた。

回数は少ないが、この公園はごくたまに父親とキャッチボールをした記憶がある。
隣にあった保育園とは位置関係が入れ替わっていて、綺麗な園舎になっていた。

かかりつけだった歯医者
よくお団子を買っていた和菓子屋

一方で変わっていない場所もあった。和菓子屋は喫茶営業をしている時間が終わっていたので、残念ながら入れなかったが。

当時と比べるとシャッターを下ろしている店や記憶にない店は増えた。それでも変わっていない店を見つけると少しホッとする。

縁日によく連れて行ってもらった

変わってないはずなのに変わったように感じる場所も。
縁日の日は両脇に出店が並んでいたはずだけど、道はこんなに狭かっただろうか。
子どもの目には大きく見えても、大人になるとさして大きくもないなんてことはよくある。

今回は当時の通学路を歩いていないが、歩いてみるとすごく狭く感じるのだろう。

いつのまにか完成していた駅前ビルとデッキ
ついに解体が始まりそうなランドマーク

北口はまだ機材沼に嵌っていたときにフジヤカメラに行くために何度か見ているので変化は知っていたが、南口は全く見ていなかった。
と言っても記憶にあるのはデパートの屋上遊園地くらいだけど。

一方でランドマークになっているビルは地下のボウリング場や図工で描いた絵の展示など思い出が多い。確かスイミングクラブもあったような気がする。
これからは駅前のビルが新たなランドマークになるんだろう。

20代は知らなさそうな字面

そして時代に取り残された看板。FOMAは来年停波するらしい。俺が住んでいた頃にはなかったものだけど、俺と同じように取り残されている。

中途半端に覚えていてもあまりいいことはないなと感じる一方で、感傷に耽った結果撮れた写真を見返すと不思議と悪くない。



今回は全てクラシックネガの撮って出し。
開放F1.8の明るさで軽量なのは純正にないメリットだけど、絞りをEXIFに残せないのはやや不便。

とはいえ作品として使うつもりはないので、まあいいだろう。

いいなと思ったら応援しよう!

takahasu
最後まで読んでくださってありがとうございます! 写真や文章を気に入っていただけたらフォローしてもらえると嬉しいです。サポートいただいた分は機材の購入や旅費にあてさせていただきます。