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2023年の印象に残った30枚

あけましておめでとうございます。
気づいたら寝落ちしていて年明け後の投稿になってしまった……。

買って良かったものを書こうと思っていたが、Steam Deck OLEDくらいしかパッと浮かばなかったのでタイトルだけ書いて消した。
逆にこちらはそこまで用意していなかったが実は2年続けているので、今回も書くだけ書いておきたい。

22年の分はこちら。


大洗で撮った初日の出(1月3日)。GFXのダイナミックレンジの広さを実感できたがリバースGNDを用意していなかった痛恨のミス。今年も用意が間に合わなかったので、初めて見る日の出はフィルターが届いてから撮りに行く予定。
写真展に出す予定で撮った写真。地元ではあるけど、とにかく歩き回って理想の構図で撮れる場所を探し回った。どこでも撮れそうな景色だからこそ、しっかり下見して撮らなければGFXの性能を活かしきれない。
スノーハイクしつつ奥日光を100Sで改めて撮りに行ったり。滝の撮れ高は微妙だったけどスノーハイクが思った以上に楽しかったので、次こそは小田代原へ行きたい。雪景色はEternaブリーチバイパスが似合うという発見も。
中禅寺湖のほとりで撮れた氷の方が撮れ高は良かったかもしれない。透明感といい、先端の鋭さといい、初めて見るタイプの氷がこんな綺麗なもので良かった。来年もこれは撮りに行きたい。
100Sの手ぶれ補正段数でもGF20-35mmの焦点距離ならスローシャッターが切れるのでは?と思い立って仕事終わりに寄り道した。等倍にして微ブレしていることに気づいたけど、手持ち1秒でこれなら十分。
今年は桜がいつにも増して早かった。地元で撮ったこれは3月12日。
撮れ高に不安を感じたけど、これは結局杞憂と言えるものを撮れたので結果オーライ。
何だかんだ新しい場所へ足を運べたのも良かったかもしれない。目当ての古木以外にも見応えのある桜ばかり。日の出は海で見ることが多いけど、山から昇ってくるのも存外にいい。
樹齢1000年オーバーの桜。なぜ今まで来てなかったのか、とも思うけど自分の中での最高画質で残せるタイミングが今年だったのは間違いない。
山梨をハシゴしてこれまた有名な桜の名所へ。これもこれで想像以上の大木でGF35-70mmを置いてきたのを少し後悔した。ただこれ以上寄ると見上げるアングルになるし、周辺が農道というロケーションを考えるとGF120mmがベストな気もする。
川越に来れたのは散り始めから少し経ったタイミングだった。ライトアップは前回の方が大規模だったけど、川に流れる桜は今回の方が見応えあり。路面凍結を心配しないでいいことと、都心からの距離を考えるともう少し通いたい。
川越からの帰り道で見つけた桜並木。土手の遊歩道沿いだけど密度といい、下に生えてる菜の花といい素晴らしいロケーション。ここだけを目的にするのはちょっとためらうけど、川越とセットにすると撮れ高が良さそう。
人生初いちご狩りに行った。もちろんイベントの撮影係なのでもらったカップは入ってすぐ机に置いて、ひたすら歩き回って家族を撮り回る。1時間もなかったけどその分集中して撮れた気がする。
友人夫婦に教えてもらったドイツ村のネモフィラ畑。ひたち海浜公園ほど混んでないし、他の花畑も手入れが行き届いていて撮り応えがある。足繁く通うにはつらい距離なのがネックで年パス購入は見送った。
行こうと思っていて行ってなかった足利フラワーパークへ。ライトアップのない藤でも満足する見応えだったけど、平日なのに人が多すぎてちょっと疲れた。撮りたい花を撮れたら次のシーズンはパスしていいかな、と思うくらいには。
ライトアップ目当ての人がほとんどなので、夕方からむしろ人が増える。当然カメラガチ勢も多かったけど、池の水鏡を入れている人はそんなにいなかった。やはりこういう場所だと定番が強いのか。
バラ目的のお出かけはできなかったけど、近所のバラでも花弁が綺麗なタイミングなら撮りたいものが撮れるのであまり気にしなくなった。今年はより一部分を切り取るような、正確には撮りたいトーンを意識して構図やピント位置を決めるようになったと思う。これは来年も継続したい。
今年の写真展は過去一気合いが入っていたと思う。少なくともテストプリントを何回か行ったのは初。写真自体は満足しているけど、展示環境を考えて額装できなかったのは反省点。
梅雨から夏は暑さでやられて遠出しないのが例年で、残念ながら今年も例に漏れず。近所のアジサイの植え込みが素晴らしく綺麗なので、暑い中遠出する必要がないということもあるけど。
GFX100SとGF20-35mmでようやく星撮りに行けたのも夏。ノイズは期待してたほど少なくはなかったけど、小さい星まで本当によく写る。あとは現像耐性も高いから過度に弄らざるを得ない時でも安心して現像できる。
渋谷のソール・ライター展へ。作品のボリュームは前回、前々回の方が多かったけど展示スタイルや展示物のバリエーションは過去最高だった。そういえば今年は全然写真展に行けてなかった。これは素直に反省。
次の日仕事があるのでかなり近い相模湖へ。かなり弄らないと天の川が出てこなかったけど、こればかりは弄ってよかったと思う。天の川がもう少し寝ていたらもっとよかったけど、これでも十分エヴァっぽい雰囲気があるから満足している。
3年ぶりくらいに花火を撮ったけど、撮影ポイント決めからレンズ選定までほぼほぼ100点でできたと思う。気象条件もよくて煙がすぐ流れたのもよかった。たぶん来年はここまで好条件が揃うことはないだろう。
イベント本番の前の下見でアクララインで一泊してから鋸山へ行ったりした。結論として夜の海ほたるは地獄のような騒がしさなのでオススメしません。それでも日の出は綺麗に見えるので、早朝に来るのはありかも。
高尾山より標高が低いとはいえ、鋸山も歴とした山だと思い知らされた下見だった。標高400mもなかったはずだが、こうして展望台から眼下の景色を眺めるとけっこう高いようにも見えてくる。
半月山でGFX100Sを使うのも今年が初。これも等倍で見ると笑っちまうくらいに解像していた。斜面のグラデーションといい大満足。
鋸山登山イベントの帰りに富津岬に寄ったり。日の入りにはまだ早かったので車内で仮眠してたらちょうどいい時間に目が覚めた。三脚は持ってってなかったので防波堤にカメラを置いてスローシャッター切ったけど、今度はちゃんと三脚・フィルターを持って撮りに行きたい。
武蔵丘陵森林公園で1日過ごして紅葉を撮った。下の方の色付きは物足りなかったけど、見上げると綺麗なグラデーション。それでも距離と満足感を考えると昭和記念公園でいいなと思ったり。
色づきは微妙だったけどライトアップ会場はフリーダムに撮れた。三脚も迷惑にならないように使ってください、という最近では珍しいアナウンス。風もあまりなかったので3分くらい露光できた。もし次来るなら昼過ぎに入園してライトアップまでで満足できるだろう。
ちょくちょく撮っていた新宿駅西口の再開発状況。小田急ビルが半分ほどなくなり、東口が完全に見えるようになった。地上の歩道は一部車道だった部分に迂回するように伸びていて、かつての面影は全くなくなったと言っていい。これからどんなふうに変わるのかが楽しみ。
年内最後の遠出は双子座流星群の撮影になった。流れ星の撮影はやっぱ難しいと痛感。縦位置に変えた直後に画面端に流れるのだから堪ったもんじゃない。それでもこの星空を見て、撮れただけでも十分。



23年は大して遠出をしていないという印象だったけど、こうして振り返ってみると初見の場所にけっこう足を運んでいた。

Steam DeckでゲームをすることにかまけてリバースGNDの購入を忘れていて、29日に荻窪のさくらやに駆け込んだけどあいにく欲しかった濃度は品切れで取り寄せになった。
そういうわけで年末年始はどこも行かずに引き続きゲーム三昧。フィルター買ってから初(めて見る)日の出を撮りに行けばいいか、というテキトーなスタートを切りました。

そしたら北陸の大地震。日の出を撮りに行っていたらまだ帰っていなかったはずなので、道路網の混乱に巻き込まれないという点で見送ったのは吉だったみたいです。
北陸にお住まいの方の無事を祈っております。

佐渡や能登半島の方は行ったことがなかったので、いつか行こうと思ってぐだぐだしてたらこんなことになってしまった。松島でそれを経験していたのに学習しねぇなぁ自分。
今年は北陸に旅行すること、出来るだけ金を落とすことを目標にします。

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