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半月山展望台へ

日曜深夜発、月曜朝行動開始で1年ぶりくらいに半月山へ行ってきた。県道は冬季閉鎖前だったが八丁出島の紅葉は終わっており、今回は撮影が目的ではない。
あくまでルートの下見が本命であり、アクションカムでの録画もルートの記録のためだ。

おそらく撮影目的でない遠出は過去10年していなかったと思う。

今回のルートはスクショの通り、歌ヶ浜の駐車場から大使館別荘跡の公園を抜けて狸窪の分岐から登頂した。
半月山展望台付近までは木々が鬱蒼としており、足場も良くはないため想定重量を満たすために持っていったGFX50S llを取り出す場面はなかった。

等高線を見るとなだらかなように思えるが実際はかなり急で、何でいろは坂を歩きで登ってるんだとボヤいたことを覚えている。

地獄の始まり

本来はスノーシューの重さも加わるため、今回記録された往復4時間40分は到底成し得ない。また狸窪までは舗装路がなくとも平坦なオフロードだったため問題なかったが、半月峠へは道に岩しかない箇所もありスノーシューだと破損が怖い。

平坦な部分は赤線より右側

加えて葛折りの斜面はところどころ写真のように極端に細くなっている箇所がある。雪の積もり方によっては踏み外して転落するリスクが高い。

総じてスノーシューを必要とする時期に歌ヶ浜から展望台を目指すのは無謀だと結論づけた。
これがチームだったり、俺に雪山登山の経験が豊富にあったりしたら変わるかもしれないが目的は撮影なのでGFXを持っていけないような登山をするつもりはない。

現実的だけどやりたくないルート

そうなると冬季閉鎖した県道を歩くのが最もリスクの少ないルートになる。そういうわけでマップのカスタム経路を使って調べてみたが、片道8kmで2時間45分。

平坦な車道は歩きやすいだろうが、撮影を含めると往復6時間くらいか。今回のルートは往復で8km、歩きにくいとこぼした岩場を含めても往復4時間40分とかなりのひらきがある。
氷瀑を撮りに行った時は軽アイゼンだけだったこともあり、膝周りや股関節を痛めたのだと思うがスノーシューに変えただけで6時間歩けるとは思えない。

今季の半月山は諦めて、まずはスノーシューの経験を積むところから始めるとしよう。

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takahasu
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