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トレ初め

1月も折り返しを過ぎた16日に月一で登ると決めていた高尾山に行ってきた。前回は松島に行く前の冬用装備試用ということで無駄な装備が多かったが、今回はGFX100SとGF20-35mmのみでMummutのダウンと三脚は留守番。

装備の試用は3年前だったか。100Sを買ってからも一度来ているが、あれは完全に撮影が主だったのでケーブルカーとリフトを使っているため登山では久々になる。

このときはあくまで試用のための登山であり、往路こそ(予定では稲荷山コースだったが)6号路にしていたが復路は体力が限界だったのでローブウェイを使った。

下の道が稲荷山コース、上の道が6号路

今回のルートはこんな感じで、稲荷山コースで登り6号路で下る。Rotation 50+で2.8kg、機材で2kg、水分1kgと行動食やモバイルバッテリー等で1kg。
雑な計算だが7kg弱だったはず。

テント泊もしている知人は15kg担いで2000m超の山を登っているので、全然楽なはずだがそこは鍛えてきた歴と経験が違う。
当然俺にはキツかった。

本当にこんな苦行を毎月できるのかと考えたり、どうせギリギリまで車で行くんだからやっぱやらなくても大丈夫じゃね?と言い訳してみたり。
何がキツいって腰のサポーターがリュックのベルトのせいでズレて蒸れるわ、額から汗が滴り落ちてメガネにつくわ、とにかく不快なことが多かった。

ある程度歩くとアップダウンが少なくなり、頂上付近の階段までは楽だったのが救いか。
あとは稲荷山の展望台からの眺めは邪魔する木々が高尾山山頂よりも少なく、都心方面の見晴らしが良かった。とはいえ写真を撮りたくなる箇所はそこだけで、GF20-35mmでは広すぎたのでスルーしているが。
階段が多い分登山靴でなくても進めるが、体力はそこそこ持ってかれるのが稲荷山コースという認識になった。

高尾山頂から。写真を拡大して富士山が僅かに写っていることに気づいた。

下りの6号路はスイスイ進めた。勾配が稲荷山よりもキツくなく、道も平坦な箇所が多かったように感じる。

「ヒールでも登れる」と揶揄される1号路とは比べ物にならない6号路

ただし沢歩きをしたり、沢の脇であっても路面が濡れていたりするので靴はしっかりしたものでないと危ない。

左の建物は滝行する人の着替えスペースかな?

前回は登りだったため暗くてよく分からなかった琵琶滝にも寄ることができた。もっとも滝壺周辺は滝行する人以外入れなかったので、引きで撮るしかなかったが。
沢歩きをしてからはずっと沢伝いに道が続いているので、撮りたくなる場面は多い。ただ沢を上がってからの方が長いので、GF120mmでないと撮れなかった。

タイムは思いのほか良好

そんなこんなで無事に下山。YAMAPのボタンを押し忘れていたっぽかったけど何とかなった。
予定では10時着だったが45分早く下りられた。上着を脱いだり山頂のトイレでサポーターを装着し直したり、行動食や水分の補給で立ち止まってる時間を加味すれば、もう少し早く下りられるかもしれない。

とりあえずトレーニングとしての結果は上々だと言って良いだろう。

上手くて安かったのが親子丼

今回選んだルートの印象は

稲荷山
・トレーニング目的や体力ある人向き
・ソールがしっかりしていればウォーキングシューズでも可

6号路
・体力は稲荷山ほど要求されない
・ソールがしっかりしているのは大前提。ゴアテックスの登山靴が無難だし、人によってはストックがあった方が良い。

稲荷山は実際トレランしている人に抜かされたので、足元の不安は少ないと思う。
6号路は道こそ緩やかだったが最低限の『山登りをする』装備は必要なので、使用感を確かめるのにはちょうど良さそう。

次回はどういうコース選択をするかだが、往路は稲荷山で固定になるかなー……。

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takahasu
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