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色々と検討した結果、大人しくSteam Deck 2を待つのがベストか

年始に書いたこの記事はたった数日で状況が変わってしまった。具体的にはSteam Deck 2への搭載をメーカーであるValveが否定するという、俺にとっては悲報と言うべきもの。

AMDの最新モバイル向けチップセットであるRyzen AI 9 HX370を積んだハンドヘルド機が出回るようになり、性能が気になったので比較サイトを見てしまった。

https://www.cpu-monkey.com/ja/compare_cpu-apple_m1_pro_10_cpu_14_gpu-vs-amd_ryzen_ai_9_hx_370

さすがに数年前のチップでは最新に劣るか、とは思ったが逆に考えればGPD WIN Max 2みたいなゲーム使用も見据えたUMPCを買えば色々解決するのでは?と思い立ち、GPDやOne-Netbookを調べたところ(当然であるが)MacBookよりコスパは良さそう。

特に本命であるGPD WIN Max 2はSDカードスロットがある。SSDの増設もできるし、液晶であることやリフレッシュレートが60Hzなことはネガティブな要素だが無視できるものだと思った。

充実のポート類

画像はGPDダイレクトより

ただ実機を見ずに買いと判断するのは金額的にありえない。そんなわけで友人の展示を見た帰りにハイビーム秋葉原の本店に寄ってきた。

結論から言えばWIN Maxに限らずトリガーやアナログスティック、グリップ感など何かしらで満足できなかった。

  • GPD WIN Max 2
    トリガーが軽すぎる、アナログスティックの操作感が悪い(グリップ感は比較対象外)

  • GPD WIN 4
    トリガーが軽い、背面ボタンを押すために持ち方を変える必要がある、グリップ感が悪い

  • ONEXFly F1 Pro
    トリガーとアナログスティックが軽い、グリップ感がDeckに劣る

  • ONEXPlayer
    アナログスティックが軽い

  • AYANEO SLIDE
    トリガーとアナログスティックが軽い、グリップ感が悪い

いいセン行ってたのはONEXFly F1 Proだったが、20万円を超える買い物と考えると使用感が現状より下がるのはかなりのネガティブ要素。もちろん展示品だから消耗しているということもあるだろう。

ただ1年以上使っているSteam Deck OLEDの各ボタンやアナログスティックの使い心地は今でも買った頃のままを維持している。Deckの倍以上する価格設定なのだから、1年はもったけど2年目にヘタリましたではコスパが悪い。

帰宅してSteam Deckを持ってみると、改めて握り心地の良さやボタンレイアウトの秀逸さに驚かされる。
グリップのカーブが自然なので無理なく持てるし、背面ボタンも誤タッチしにくいけど押しやすい位置にある。

KOMODOのストアより

あと地味に右アナログスティックとABXYボタンの位置も優秀。他のはどれも上下に並んでるけど、カメラ操作を考えると平行移動で済むDeckの方が指を曲げる必要ない分スムーズに動かせる。

左右のトラックパッドはゲーム中使うことは少ないけど、デスクトップモードで弄るときやメニューを行き来するときに楽できる。
こう考えるとUIは完成してるんだよな。後継機でも筐体は変えずにスペックだけ上げてもらえるとありがたいんだけど……。

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takahasu
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