『旧山田家住宅』一般公開~その①~
旧山田家住宅は、宝塚市南口に位置する大正10年に建築された近代和風住宅で、故・山田喜美子氏から平成28年に宝塚市へ寄贈されました。大正期にいち早く開かれた住宅地の一角に建築され、当初は冬の別荘として、つまり避暑地ならぬ避寒地として利用されていました。ほぼ竣工時の姿を残しており、当時の生活様式を知ることができる貴重な建物です。近年、近代住宅の改築・建て替えにより当時の面影を残す建物が希少になったこの地域において、宝塚開発期における和風住宅の姿を残した地域史を象徴する文化財として、平成11年6月7日に、宝塚市の国登録有形文化財第1号として登録されました。(一般公開のチラシより)
旧山田家住宅平面図
木戸門
玄関
取次
洋室
その②では、主屋を見ていきたいと思います。