宝塚現代美術『てん◆てん』2023 《ソリオ1》
「ソリオ宝塚」ソリオ1の2、3階での展示です。
まずは2階部分から。
樋口尚さんの作品です。
『縄を適当な長さに切ってそれをまたつなぎ、つないだ部分には色をつけました。切ってつないでしるしをつける、再生と創造は隣り合わせになっています。私たちの身の回りにもこんなことは沢山ありますね』とのことです。そうですね、沢山ありますね😅
春成こみちさんの作品です。3階から撮影しました。
3階の受付に春成さんがいらっしゃいましたので、ご自身の作品だけでなく他の作家さん達の作品のお話も色々伺うことが出来ました。これは牛乳パックで出来ているそうです。今の世の中を表現しているみたいです。色々なことがあって・・・、この表現に・・・。確かに、色々なことがありますよね。
春成さんに「先日は前知識無く他の作家さんのものを見に行ったので」と話すと、「別に前知識なんていりませんよ」と。その時々の作品を見てそのままに感じればいいのでしょうね。確かに、他の会場でも他の作家さんもそのように仰っていました。「楽しんでくれればいい」と。確かに、お話を伺っていると、作家さん達も楽しんで作って、展示している状態も楽しんでいらっしゃるようなので、あまり構えずに見せていただくことにしました。
私は、あまり作品の側に行って見たり撮影したりするのはよくないのかな?と思っていましたが、「全然大丈夫。側に行って見てね」と言われ、本当にただ楽しめばいいんですね。今後はそうさせてもらいます😊
3階に行ってみましょう。
谷中亜紀さんの作品です。
『野外の展示は光や風など色んなものを取り込むことができます。今回の作品は水面に空が映ってその奥に景色が見えるイメージです』とのこと。
確かに、容器(洗面器?)の中に写真が入っているようですね。
松原三郎さんの作品です。
《その時、その場》というタイトルなのだと思います。『その時の吹く風を感じながら作品を発表できたらなと考えています』とのこと。
この白い布?の上には、水の入ったビニール袋が置かれています。
春成さんによると、3階のこのお稲荷さんの前は、展示場所として人気があるそうです。やはりアーティストの方々は、何かインスピレーションを感じるものがあるのでしょうね。
屋外の展示ならではの大変さも伺いましたが、それでも大して気にせず楽しんでいらっしゃる様子を見て、アートって実はそうだよね、って思わせてもらうことが出来ました。楽しかったです。
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