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noteで学べるシステマ講座特別編 創始者との対話「LIFE」20200602配信後編
M…ミカエル・リャブコ、D…ダニール・リャブコ、T…北川
2020年6月2日配信「創始者との対話」
Part1記事
記録動画はMLAD storeとシステマ東京オンラインストアで発売中。
自分の欠点について
「昔は自分の悪いところがとても気になっていたのですが、最近はあまり気にならなくなりました。これは歳をとって自分の欠点を許せるようになったということでしょうか? それとも見えなくなっただけでしょうか?」
M 良い人にはあまり欠点が見あたりません。それは神様に与えられた才能です。だから良い点しか見えないのだとしたら、良いことだと言えます。それは自分自身に対しても当てはまります。自分の悪い点が気にならなくなったなら、それは良いことだと思います。でももし悪いことをしてしまうなら、それは魂の病気ですね。治したほうが良いでしょう。自分自身と自分の行動を評価できるといいですね。
苛立っている人への対処
「最近、新型コロナの影響でイライラしている人が増えました。そういう人達にどう接すれば良いでしょうか?」
M アグレッシブな行動に対して、多少は耐える必要があります。その人は考え過ぎて、悩み込んでしまったのです。病気の人や怪我をした人に対して同情するのと同じ様に、イライラしている人にも接すれば良いと思います。挑発せず、さらにイライラさせたりしように。もし応援したり、手伝ったりできるならしたら良いでしょう。緊張して強張っているなら、ただ撫でてあげるだけでもリラックスできます。それはもう心理学的な問題です。その人はストレスが溜まり過ぎて、臨界点に達してしまったのです。そういう人と会った時には、その人をサポートできるかどうかを見極めるのです。
爾の敵を愛すには
「爾の敵を愛せという風にキリスト教で教えられますけれども、なかなかそう出来ません。どうしたらいいですか?」
M 敵を愛していれば、もし誰かと戦っている時でも、自分の心の中の悪さに気づくことができます。まずアグレッシブな気持ちは抑えるべきです。なぜならアグレッシブな感情は病気みたいなものです。相手だって本当はいい人かも知れませんし、お母さんやお父さん、子供もいます。でもメンタルが崩れてしまって、アグレッシブになってしまったのです。ですから、健常者ではなく、病人と向き合うように、甘えさせてあげるのです。傷つけるのではなく、その人の行動を見てから、働きかけます。その人のアグレッシブさはあなたに向けられたものではなく、自分の気持ちを発散しているだけなのです。それを受け取って反応してしまうと、自分自身も我を失って、アグレッシブになってしまいます。だからこそ敵を愛すのです。人間を愛し、敵を愛し、自分の命を助けます。アグレッシブな人にアグレッシブな気持ちで応じていたら、現実が見えなくなってしまいます。でも愛があれば、やり過ぎることなく自分らしい行動が出来ます。最近起きたアメリカの事件では、警察が手錠を付けた人の首を膝で押さえつけて殺してしまいました。おそらくその警官はアグレッシブな気持ちのせいで自分を見失い、悪い気持ちを抑えられなかったのでしょう。
D 他に質問はありますか?
M なんでも質問してください。私達の踊る姿を観たいなら、チャット欄に書いてくれれば踊りますよ!
食べ物について
「ミカエルさんとダニールさんのお好きな食べ物はなんですか?」
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