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恐怖心や怒り、攻撃性に根ざした緊張。 それは比較的扱いやすい。なぜなら当の本人がネガティブなものと受け止めて、取り除こうという意思があるから。 やっかいなのが、愛しき緊張。 素晴らしい体験、甘美な記憶、あるいは苦心惨憺の経験とそれを乗り越えることで得た成長。 こうしたことに起因する緊張はとれない。 ここから水平思考してみよう。 足かせになるのは、恐怖ではなく甘美な記憶。 つまりトラウマではなく、美しい思い出。 それがその人を縛り、成長の機会を奪う。考えてみれば