自虐
あの人の歌う『君』に憧れていたけど、私はいつも『じゃないほう』だなと気づいてしまって、改めて聴くと素敵な歌もトラウマレベルに悲しい歌に聴こえてしまう。
主題歌やCMに使われる曲は他者のイメージがくっついている気がして好きになれなかった、というより好きになろうとしなかったけど、大好きな曲がひとつ増えた。
こんなふうに、『じゃないほう』も脚光を浴びることがあるけどそれはいつも男性目線の歌詞だ。
苦悩するあの人を思い浮かべながら、あの人にそんな想いをさせるなんてどんな人なんだ、と怒りと同時に羨ましい気持ちになる。
その目線を自分に置き換えると妙に頷けてしまったりする。
ロマンチックだったりほんわか優しかったり、また哲学的だったりする歌だけでなく、ワケアリな歌も歌い続けて欲しい。むしろそんな歌ばかり聴きたい。えーと、けっこう需要があると思います。
otherじゃなくothersなのが悲しくてちょっと笑える。
何が起こったんだろう。
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