今週の「噺の枕」⑭〜心が折れないことはない
◇甲子園で心が折れた話
9/4(日)にお世話になっている先輩と甲子園球場に出かけた。
本当にご一緒させていただいてよかったと思えるほどに試合展開は寒かった。
なにより、もうリーグ優勝も2位すらもない、、クライマックスシリーズへの出場権を得ることに目標になっているのではないか……という現状を憂うしかないということに寂しさを覚えた。
最終戦まで優勝の望みがわずかでも残っていた昨年が懐かしいばかりである。
さらにはそのCSも仮に3位で進出してもヤクルトならば「石川・高橋」横浜ならば「今永・濱口」を充てられて終わりなほどに左ピッチャーからは打てない現実。もうどうしようもない。
ああ。心が折れた。
◇受験生の二学期
翻って、受験生の二学期だ。
心が折れないで済むわけがない(二重否定)出来事がたくさんある。
模試の結果。
志望校の判定。
苦手科目との向き合い方。
継続して物事に向き合う難しさ。
これらの一部またはすべてが受験生にはのしかかる。
そして受験生の心を折る。
しかし、折れたままでは何も始まらない。というよりもそこでゲームセットだろう。(「もう一年頑張るドン!」が出来るのも大学受験だが)
そこで「自分を立て直す」こと、「困難を乗り越えること」で君たちは強くなる。
受験はまだ未成熟な若者たちの競争だ。であれば「成長」を果たした者が優位になることも疑いようのない事実なのだ。
だからこそ、「きっと心が折れる」とおもって身構えておこう。そしてそれを乗り越えることが合格への一歩目になるのだということも。
それでは、二学期もがんばりましょう。
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