【中小企業診断士】フォーサイトの本音レビュー
フォーサイトで中小企業診断士~?
聞いたことないけど…
と、思った皆さん、正解です。
Xにて中小企業診断士の勉強アカウントを1年ほどやっていましたが、ついぞフォーサイト受講者に出会うことはありませんでした…。
周りはスタディングやLEC、TAC受講生が多かったように思います。WEB検索してみてもアフィリエイトばかりで実際の口コミは見当たらず…
というわけで、実際にフォーサイトを使った私がいいところも悪いところも本音でレビューしていきます。
1,受講を決めた理由
私が予備校を決めるときに重視したのは以下2点です。
①値段がお手頃であること
②WEBで講義受講ができること
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①値段がお手頃であること
まずはお値段。
フォーサイトは7万円ほど。有名予備校のLECやTACは20万円以上だったので、かなり格安といえます。他に、スタディングも7万円前後の価格帯だったので候補にしていました。
②WEBで講義受講ができること
過去、診断士学習に挫折した経験のある私は、今回は挫折しないように分かりやすい講義・テキストを求めていました。
①を経て、フォーサイトとスタディングのそれぞれ資料請求を行い、テキストサンプルを見たりお試し講義を視聴しました。
そこで感じたことは、
・フォーサイトってテキストがカラフルで分かりやすそう!講義の雰囲気もイイぞ
・スタディングの講義ってテキスト読んでるだけだな…これじゃ講義見ないかも…。スタディングが推しているマインドマップ勉強法は私には合わなさそうだな…
でした。
というわけで、めでたく(?)フォーサイトの受講を決めたのでした。
2,フォーサイトのここがイイ!
・問題集の問題が多い
問題集は、過去10年の過去問から重要なものを抜き出し、A~D評価をしています。
各科目での収録問題数は以下の通りです。
①企業経営理論 294問
②運営管理 372問
③財務会計 202問
④経営情報システム 217問
⑤経済学 200問
⑥経営法務 173問
⑦中小企業/経営 176問
合計 1,634問 ※枝問があるので多少前後します
診断士の人気問題集としてスピ問と呼ばれる「スピード問題集」があり、気になって本屋で立ち読みしたことがあります。しかしスピ問の収録数は100問程で、収録問題数がフォーサイトより少ないことが分かりフォーサイトの問題集を周回することに決めました。
・学習スケジュールを決めてくれる
平日、土日の勉強時間を登録すると、自動で学習スケジュールを決めてくれます。試験日までに問題集を3周するスケジュールとなっており、特に学習初期はこれが役立ちました。
・事例Ⅳの解説
2次試験の過去問解説も5年分ついています。特に事例Ⅳの解説があったのが役立ちました。※2次試験のバイブル、「ふぞろい」の事例Ⅳ解説は不十分なので。。
3,フォーサイトのここがイマイチ…
・講義内容にばらつきがある
特に暗記系(経営法務、情報システム)の説明に不十分さを感じました。情報システムで「もうこれは覚えてください」というセリフが多くて、情シス弱者にとってはつらかった…。
・模試のレベルがイマイチ
模試(自己採点形式)が郵送されますが、問題のレベルがイマイチだと感じました。(なので、1科目しかやってない)
模試はLEC、TACを受けることをお勧めします。
・あれ、スタディングの方が良い…?と思った出来事
スタディングだとオンライン問題集があり、WEB上で問題を解け、進捗を記録してくれるサービスがあります。
これは羨ましかった~。
講義動画に比重を置いてフォーサイトを選びましたが、講義を見た後はひたすらアウトプットになるので、アウトプットにもっと重点を置いても良かったな…と後々思いました。
※スタディング受講生でも、「講座はわかりにくいので全然見ていない!問題ばかり解いてる」という方もいます。
いまはYOUTUBE等で解説動画が溢れているので、そういうのを活用するのもありです。
4,まとめ
で、結局どやねん?なのですが…
ぶっちゃけ働きながら勉強するならスタディングがオススメ!笑
私は育休中で机での勉強ができたのでフォーサイトがあっていましたが、移動中などの隙間時間を活用したい方などはスマホからでも問題演習ができるスタディングが向いていると思います。
いずれにしても、気になった講座があれば、まずは資料請求や無料のお試し受講をしてみることをお勧めします。
講義の雰囲気、テキストの中身など、自分に合っているかどうか確認しましょう。
あなたの挑戦を応援しています!