ASP800(上)を買ったのでUR824(中)と比較してみる。
主にドラムを録ったりドラム音源作ってキャッキャしてるあーさーです。
UR824に繋げてるプリアンプのDigiMax D8の調子がおかしいので、色々調べてみたり教えてもらったりしてaudientのASP800を購入。
好きなドラマーのASH SOANも宣伝してます。(決定打)
ということで元々使ってたUR824とASP800を比較してみました。
録音環境とか
収録楽器:ドラムセット
使用マイク:C214x2
※マイクはステレオバーを使って左右に並べてASP800とUR824で同時に録ってます。
音を聴いてみる
※ここから無圧縮のファイルがダウンロードできます。
しっかり比較したい方はDAWで聴いてください。
比較しやすくするために楽器ごとに動画化しました。
ダウンロードが面倒な人はこっちを見て下さい。
※前半UR824 後半ASP800
ASP800の良いところ
ADSRの解像度
太鼓類を比較してみるとわかりやすいです。スネアとタムの立ちあがりのスピードやキックの音の残り方等。ASP800は軽くミュートしたように感じるぐらいすっきりと聴こえます。
リズム楽器は特に低域の動き方が重要なのでこれは嬉しい。
音の透明度
金物を聴くとASP800の音のクリアさに驚きます。特にライドのピング音の聴こえ方は雲泥の差。
シンバルはやかましくなりがちなのでMixでも助かりそう。
太鼓の重心
キックの位置が別物。耳で聴くドラムの音に近いのはASP800の音です。
太鼓が下にいれば下にいる程他のパートが好き勝手出来ると思ってるので下にいてほしい。
この部分なんかはキックの位置の違いが分かりやすいです。
買ってよかった。
大幅な予算オーバーと重量増加は痛いですが、好みの方向に音が良くなったので満足。特にADSRの解像度が上がったことによるボワつきの解消が個人的にはポイントが高いです。
ドラム音源を作る際に同時16ch録音が必要になるので一台目を買ったポイントが入ったらもう一台買います。
隙自語
楽器と同じぐらいに録音周りに金をかけてる気がしないでもないですが、どちらかというとプレイヤー側なので基本的に録音周りの機材に対して無頓着です。
楽器とプレイヤーが良ければとりあえず何とかなると信じて疑わない人間。
が、流石にこの動画は衝撃を受けました。
昔、知人から「MIDAS良いよ」と教えてもらってから気にはなってましたがここまで変わるものかと…
結果的にASP800に落ち着きましたが「いつかMIADSのミキサーを手に入れられたら…」とか思ってます。
マイクプリで衝撃を受けたというとこの動画もですね。
ADA8200がお値段約3万に対してOCTAMIC XTCは約30万。
OCTAMIC XTCの方がローエンドからハイエンドまで綺麗に録れてて、音量が大きくても張り付かずに余裕のある音がしています。が、これ他のパートと混ざったらわからないぐらいに誤差の範囲では…?これが価格差10倍というのは驚きを通り越して笑えます。自分ならADA8200選んで浮いた金でスネアなり中古のセット買います。シンバルもワンセット分余裕で揃えられます。
ちなみにADA8200のプリアンプ部はMIDAS製。ここでもMIDAS…
ADA8200を試してからASP800を検討したほうが良かった気がしなくもないというのは内緒。
良くも悪くも(結果がどうであれ)こだわりたい人間なので特にマイクプリに関しては目を逸らしていました。今回は機材の更新が必要だったのでやむなく手を出しましたが…
iD44とASP800x2の出費は大分痛いですが、とりあえず解放されて気持ちが楽
ADA8200やMIDASのDL16等他にも気になっているものはあるので万が一余裕が出来たら手に入れて比較してみるかもしれません。大分前からとあるスネアをキープしてもらってるのでそっちが先ですが。
ちなみにサウンドハウスならADA8200が(20220816現在)10日後に入荷予定とのこと。ドラムのマルチマイク録音に興味がある方はとりあえずカートに突っ込んどくと良いと思います。
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ぼくがつくったさいきょうのドラム音源(大真面目)
ドラマーのドラマーによるドラムが大好きな人のためのドラム音源です。
ドラム音源というよりサンプリングベースのドラムシミュレーターと表現した方が正確かも。
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ちなみに色々できるカスタネットの音源は200円なので多分そっちの方がお得。
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