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【小学生の時に学んだお金と優しさ】

【小学生の時に学んだお金と優しさ】
⚠️注意してください、個人的な昔話しになります。しかも割と長文。

僕は、お金をたくさん稼いで、大好きな人達を経済的に豊かにしてあげたい。
それ以上に、心も豊かな優しい人にしてあげたい。

心を豊かにする一つの要因として、お金の魔力に引っ張られない思考やメンタルが大切になると思う。
お金は決して汚いものじゃ無い、人がどう扱うかで変わる。

小学生の頃、僕はめちゃくちゃ仲良かった3人グループがいた。

僕と、完全にジャイアンみたいなキャラのやつ、もう一人は、これまた完全にのび太みたいなキャラの3人。

何をするってわけでもなく、毎日、のび太の家に入りびたって、ずっと一緒にいた。

楽しかった。

けど、ひょんなきっかけで、その関係性が崩れた。

お菓子とかをよく奢ってくれる、小学生にしてはお金を持ってるスネ夫みたいな子と仲良くなってから。

ジャイアンはスネ夫が持っている"お金の魔力"に引っ張られてしまった。

ある日、ジャイアンは

僕に「俺たちと遊びたいならお金を払え」

と言ってきた。
#あいつ今思うと最低な奴やなwww

僕は断固拒否をした。

その日からハミゴ人生が始まった。
辛かった。
親にも誰にも言えなかった。

「おいこら、ジャイ!俺をなめんなよ!」って謎の反骨精神もあってその時間を耐えた。

数ヶ月?
もしかしたら数週間かな?

記憶は定かじゃないけど、そんな時間が続いたある日、のび太が

一人で座っていた僕の隣にきてくれて
「こんなん絶対おかしい、俺たちのグループにスネ夫(お金の魔力)が入ってからおかしくなった」と声を上げてくれた。

のび太の、その優しさのおかげで、みんな、歪んだ環境に気がついた。

そっからは、また、元通りになれたけど、あの時にのび太が声をあげてくれてなかったら、今どうなっていたかはわからない。

スネ夫とは、中学生になってからはバンドを組んで青春を共有してたくらいに仲良くなった。
どうやら持っていたお金は昔から少しずつ貯めていたお金を切り崩していたらしい。
あいつは"友達のなり方"を知らなかっただけなんやろうと思う。

そして、僕をハミゴにした張本人のジャイアンとは、今でも一番仲良くしてる。
そんなに連絡取り合ってるわけやないけど、いつも僕たち家族を思ってくれたり、お店の開業時に「同窓生代表」として、お花を送ってくれたくらいで。

純粋過ぎて何も分からない一時的な凶器を僕に向けてしまっただけやと思うから。

何よりそれ以上に、楽しい時間、助け合った時間、少し悪いことをして秘密を共有した時間を、誰よりも一緒に過ごしたしね。

のび太とは中学生になってから、違うグループにいって、今は連絡先も知らなくなってしまったけど、近々、なんとか連絡とって、あいつら全員呼び出して、お酒を一緒に飲みたいなぁ。

その時には、ジャイアンに僕のお店で、ちゃんとお金をおとしてもらいます笑

感謝と、そして、今でもちょっと根に持ってることを伝えたいしww

あの時僕は、ジャイアンとスネ夫にお金の魔力と、そして、のび太には心の豊かさ、優しさを教えてもらった気がする。

てか、書いてて思ったけど、僕、子どもにしたら、耐え忍び、慈愛に満ちた、仏さまみたいな奴やん。

誰か、僕を中心に描いた
「ドラえもんのび太と仏の王国」ってお話し作ってください笑笑

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