[詩?]おおごえでなきわめくこども
おおごえでなきわめく こども
のような おとなのそぞろ
路傍の石ころに こおろぎの
死骸
消えていく市街の 知らない音も
貴方の声よりは
まだ
覚えている いらないこども
大雨の降る ぼやけた記憶に 延々と
手を差し伸べて 痛む 留守番
視界
くらむ夕焼けの 枯れない花も
貴方の瞳よりは
まだ
覚えている あえない あさもや
おおごえでなきわめく こども
のような おとなのそぞろ
ああ さいじのかげをみる
かたまる
なやみの あしたのさざら
おおぼけな ひるの
やまさくらを
うえにあるく 私たちの喜びを
分かち合い
星降る よるの
かがみづきを
したに ふねをこぐ私たちの心意気を
おぼえよ
幻想
喧噪
あすのゆめをみることの ばからしさ
あければ あすは すぐにくるきょう
これれていく時間間ののの
死なないいいいい子子 子ども
貴方方の瞳矇は産声ををを掻き消し
よりかかかかっては
まだ
覚えよううううとし ている
くだらないことまでも