ランプドラゴンのアプローチについて

初めましてTKCです。
地方大会で使用したランプドラゴンについての
紹介記事になります。


■前提について

■デッキ選択について

(競馬場で叫んでるおっさんを心に宿しながら、)アブソーブや飢餓竜をぶん投げるのが楽しく、レート期間はランプドラで遊んでいました。
相手に防がれることはあるものの、6キルがそこそこ組めて決まった時に気持ち良いことから、楽しむことを目的として地方大会での持ち込みを決めました。

記事を書いてはいますが、ランプドラが最強デッキというつもりはなく、
あくまでこういうアプローチもどうでしょうという記事です。

■環境について

構築の話をする前に前提として環境は、
どのクラスも6キルをしてくる、世はまさに大6キル時代。
ということでデッキの評価をする上では、
以下を意識したうえで構築を考える必要があると思っています。

①6キルができるか
②6キルの再現率があるか
③6キルがない場合相手の6キルをかわせるか
④6キルが組めない場合7キルができるか

■アプローチについて

■ランプドラゴンの勝ちプランについて

ランプドラとしての勝ち筋としては以下の6つと考えています。
この中で環境に合わせた勝ち筋を見据えたプレイと構築にすべきと考えています。

①5tローラ
 6tドラーク(2バフ)+白金の竜剣士の分割プラン

②6tドラーク(4バフ)+白金の竜剣士OTK

③6t最果ての竜神
 7tOTK
 (ドラーク(2バフ)+白金の竜剣士+ローラorアブソーブOTKなど)

④6t飢餓竜(最大値4下げ)
 7tドラーク(2バフ)+白金の竜剣士

⑤ヴァニティ+代価+αのボードを押し付けて処理不全プラン

⑥5t最果ての竜神
 6tアブソーブ連鎖運だけプラン

⑦6t以降飢餓竜連打で最大値を下げてリーサルプラン

■構築

環境についてのところで書いている通り、今環境は6キル環境です。
ランプドラの勝ち筋のうち6キルができるのは①②⑥なので、
このプランをいかに安定させるかという意図で
デッキを組んでいます。

①5tローラ
 6tドラーク(2バフ)+白金の竜剣士の分割プラン

②6tドラーク(4バフ)+白金の竜剣士OTK

⑥5t最果ての竜神
 6tアブソーブ連鎖運だけプラン

地方大会で使用した構築

(飢餓竜投げるの楽しいとか言ってたのに飢餓竜抜けた・・・)

先ほどの6キルプランを組むための条件としては、
①6tの10ppを安定させること
②6tリーサルを取るときに必要なドラークと白金の竜剣士を引くこと
(爆炎の痛撃を5tまでに下準備をしておくことを含む)
が求められています。

構築当初は、
・ドラゴンシュラインのカウント、ドラークの混ぜ先、アブソーブガチャのために、高コストドラゴンの密度をある程度高くする
・ランプした後の強いカードの枚数を積む

という観点で高コストドラゴンを減らせず、
調達・魚釣り・アスシオからどれを採用するかで考えていました。

そのため、デッキ内のランプ札の総数は増えていますが、ランプ札を複数枚要求されるのでランプを複数枚引いた時だけは強い事故デッキという印象でした。

しかし、先ほどの6キルの条件を考えると、
ドローできるカードを最大限積んでランプを安定させたらどうかと思い、
調達・魚釣り・アスシオをフル投入をしています。

このアプローチでデッキの大半がドローかランプなので、
ランプをするとハンドが減るが増えたPPでドローを進められる。
また、ドローをするとランプを引けるという相乗効果があり、
ランプとランプ後のハンドの質がかなり改善しています。

また、代わりに何を抜くべきかについては、目指すべきプランは6キルなので、そのゲームプラン上プレイしない、ヴァニティ、代価、飢餓竜などを抜いています。

■プレイについて

勝敗に直結する、かつ、頻出のプレイを書いています。

■序盤でドラークに混ぜるか問題

判断材料としては、
ドラゴンシュライン、魚釣り、調達、混ぜられるドラゴンの枚数になります。

基本的な混ぜないパターンは以下です。
①ドラゴンシュラインをプレイするときにハンドのドラゴンの枚数を確保する
②調達をプレイするターンに混ぜ先を確保する

特に①については、ハンドにドラゴンシュラインが見えていない場合でも、トップのドラゴンシュラインを受けて、
混ぜないことを検討することがあります。

逆にドラゴンシュラインが見えていても混ぜるパターンとしては、

1tにドラーク、ドラゴンシュライン、ドラゴン2体、魚釣りの場合で、
これは1tから混ぜて2tにドラークでランプ&魚釣りプレイをして、
3tにドラゴンシュラインをプレイします。

また、ほかの手札が高コストドラゴンだらけの場合は、
ドラゴンシュラインが即時に割れずに1t待ってしまうデメリットよりも、
ドラークのドローが早く見れたほうが良いこともあります。

■5tのプレイ

5tはリーサルの前準備のターンです。

5tにプレイしたいカードは当然ローラです。
4tまではドローとランプで手を進めているので、
放置していた盤面を一掃し、それまでに受けたライフを戻して
さらに相手のライフを削ることでリーサルを見せることができます。

もちろんローラをプレイしたうえで20点が構えられるのであれば、
それに越したことはないです。

しかし、ローラを引いていてもローラをプレイしないパターンがあります。

それは、ローラをプレイすると6キルができないときです。

例えば2ランプで5tを迎えた場合、7ppですがここでローラをプレイすると次のターン9ppで6tにリーサルを組めません。

そのため、ランプ・ドロー・爆炎の痛撃をプレイして20点リーサルを構えるルートを追ったほうがいい局面があります。
また、ローラをプレイしないので回復・ボード処理が並行で行えるとよいです。

また、ここで知っておきたいのが、2ランプ5tの場合でも、ローラをプレイした後、ドラークでランプすれば、6tに10ppになることができます。
逆算するとドラークは4tに引ければ、4tから混ぜてリーサルに間に合います。

これらのことを考えると、アスシオとイズニアの評価があがることになります。
特にイズニアについては、ランプをするとハンドが減るドラゴンで、ハンドを減らしてしまうイズニアを入れるのは抵抗がありますが、
ドロソフル投入でハンドが維持できるのと、このプランを取るときに回復が偉いことから採用しています。

また、もう一つの5tにローラをプレイしないパターンの頻出としては、ローラの返しに相手が回復することが想定されるときです。

分割プランは回復されると6キルが消えるので、
確実にリーサルが取れるように準備を進めたほうが良いです。

そのため次のターンにリーサルがなく、ローラである必要がない場合は、20点を構えるために真恵などで2枚目のドラークを探します。

ちなみに、20点を構えても相手のラストワードで回復するカードや、
コントラクトキーパーやリリィでかわされることがあるので、
3枚目のドラークを探しにいくこともあります。

■踏み荒らし

ドラゴンシュラインのチョイスで選択する踏み荒らしのプレイで
頻出パターンを記載しておきます。

①アミュレットビショップ対面
熾天使を処理した後にアスシオ・イズニア・最果ての回復を挟んでリーサルを構える
(このプランがあるので6tに妨害してリーサルを防ぎつつリーサルを構えられる飢餓竜より最果てを優先しました)

②宛先ケア(基本的にローラに打つ)
・AF対面
・ロイヤル対面のゲイレルルのバリアをケア
(ロイヤル対面は吹き飛ばしを取りたくなるがライフが持つなら基本踏み荒らしを選択。)
・エルフ対面の孤独・化身のあて先ケア

■スタティックドラゴン

スタティックドラゴンは他の高コストドラゴンを押しのけてまで入れるべきかについてですが、
ローラを投げないプランの時にこのカードを5tに設置して6tのドラークプレイ時の2ドローから白金の竜剣士を引きに行く分岐を作れるので採用しています。
目指すべきは6キルというアプローチのため優先して採用していますが、
飢餓竜や3枚目の最果てもありだとは思います。

これに近い話でドラークの融合をランプする必要がなくても
6tの開始時にドローができるように5tにまぜることがあります。

■飢餓竜

6tリーサル環境で相手を妨害しつつこちらのリーサルが組めるという意味では飢餓竜は悪くはないと思っています。

機械ウィッチ対面に2t連続で投げたのに相手の体力が18でリーサルがとれなかったゲームがあり、この馬券は買わねえ!って抜けました。

真面目な理由を書くと、
単勝で買うこの馬券はボードが強いわけではないので、
リーサルをちゃんとかわせるかと、次のターンリーサルが取れるかで評価すべきと思っていて、以下の理由から最果てのほうを評価しています。

・プレイした時に最大値がちゃんと下がるかが運で、次のターンリーサル取れるか不明かつ爆炎の痛撃をくっつけたり白金の竜剣士を探すドロソを打てない。

・U10のターン開始時のナハト効果およびドローでミルナード持ってきた場合は、リーサルをかわせてないことがある。

・アミュB対面で熾天使の返しに出してもリーサルを取られる。

最後に

もちろんこのデッキは毎回6キルを構えられるわけではないし、
20点リーサルを構えてもバリアやラスワ回復などで割とリーサルを防がれることはありますが、
20点リーサルが決まった時は気持ちがいいので、
ぜひ遊んでみてください。


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