
Power Platformにて社内イベントアプリと可視化をしてみる。その2 Power Automate編
・自己紹介
佐賀県の小売業(和服 店舗数:約90店舗)のひとり情シス(基幹(業務)システムの開発・運用)をしています。
現在はPower Platformの勉強中です。
・前回の内容
和服の日(10月29日)に着物を着て街を散策する社内イベントを実施することになり、密を避けるためグループを分けて行動するため、情報共有の意味でPower Appsにてアプリの作成を行った。
・今回の内容
Power BI側で可視化するために、必要なデータを収集するために、PowerAppsで撮影した写真をPower Automateを利用して、Power BI側で分析・可視化するためのデータを作成を行う。
・Power Automateを利用しての写真分析とデータ格納
写真分析として、Power AutomateのスタンダードコネクタのコンピュータビジョンAPIとFaceAPIを利用して、社内イベントアプリで撮影した写真を分析してデータとして格納しPowerBI分析に活用する。
・フローの作成
Power Automateのフローの作成を行う。アプリで写真が作成されたらフローが実行される仕組みにする。
・フローの詳細
SharePoint ListとExcel Onlineに分析結果を格納し、写真のタグ情報については、データ量が多いため信頼度が一定数以上のみ登録する。
・動作確認(写真をいろいろ試してみる)
何枚かの着物の写真をアプリ側に登録し、Power Automateが正しく動作することを確認。
ためしに女性着物の写真を分析したところ、「ドレス」として判断することを確認。
また、七五三の笑顔写真を分析したところ、笑顔の強度(0~1の間)が最大値の1(鮮明な笑顔)になっていた。子供の笑顔は誰にも代えがたいとのことだろうと思う。
男性着物・羽織袴に関しては、「衣類」・「衣料品」としての判断だった。派手な男性着物・羽織袴の場合、別の判断になるか調べる必要がある。
・次回の予定
Power BIのデータ取得・データモデリング・DAX関数を追加していきたいと思う。