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【クラフトビール開発日記】廃棄のブラッドオレンジのクラフトビール

こんにちは東海林です。
久しぶりに新しいクラフトビール開発をやりました。

毎回副原料を入れていますが、今回の副原料は「ブラッドオレンジ」です!
佐賀のブラッドオレンジで「モロ」という品種です。
まさに血のような赤に驚きでした。


ベースビールのスタイルはセゾン。
ブラッドオレンジを入れると最終的にはフルーツセゾンになるかもとのことでした。
セゾンは作ったことがなかったので楽しみです。

※セゾン(Saison)はフランス語の「季節」という意味。
夏の農作業中に飲むために作られたものなので、オレンジなどの柑橘の味わいで口当たりは軽く、フルーティーでさわやかなものが多いです。

最初は50kgのブラッドオレンジ果汁を投入。
なんと全て手絞りです!

果汁のみにするために濾します
まさにブラッドの色

ブルワーさんにも手伝って頂き、初日は30kgを絞りました。

30kg時点での色


もっとブラッドオレンジ感を出したい!
ということで、皮を入れて香りを出すことと量を増やすことを決めました。

追加で届いた50kgのブラッドオレンジ、トータルで100kg。
こんどは8人体制で絞ります。
※ボランティアスタッフの皆さん本当にありがとうございます。

絞り切ったブランドオレンジの果汁を入れて熟成させます。
数日後、ブラッドオレンジのクラフトビールが完成しました。


今回もたくさんの方の想いが詰まったクラフトビールが完成しました。
まるでスパークリングワインの様なクラフトビールでジョッキでグビグビというよりもフルートグラスで乾杯したくなる上品な仕上がりになりました。
スパークリングワインでいうBrut(ブリュット)のような味わいで、綺麗な赤色とブラッドオレンジのさわやかな香りがします。

開栓イベントを企画中なのでたくさんの方と乾杯できることを楽しみにしております。




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