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見返りが欲しいわけじゃなく、喜んでいる顔がみたい

みなさんこんにちは。
合同会社ゆたか代表の東海林温(しょうじゆたか)と申します。

現在は、イベント事業、キッチンカー事業、キャリア支援事業、クラフトビール開発事業を展開しています。
また、事業を通じて食品ロス削減やアップサイクルへの取り組みも行ったり、経営者育成にも携わっています。

先日、私が後輩の友人のキャリア相談をしているときに話したことがきっかけで気づいたことを書きます。
後輩がお礼を伝えてくれた時に恋愛の例え話しが一番分かりやすかったです!と伝えてくれました。

その時に話したことは、
大切な人と一緒にケーキを食べているとします。
僕は甘いものが大好きなので相手のケーキも一口もらいたいし、自分のも食べて欲しいと思う。
食べすすめていて最後の一口。
本当に美味しいと思ったケーキの最後の一口を僕は目の前の大切な人に食べて欲しいと思うんだ。と。
そしてその理由は、大切な人に美味しい!と喜んで笑っていて欲しいから。
ということでした。

彼は、彼女だからあげた方が良いよな、後輩には最後の一口あげた方が良いよな。と思ってあげることはあります。
ただ、喜んでいる顔がみたいからと思ってあげたことがないかもしれません。と話していました。

「見返りを求めるな」とよくいろんな方が言っていることを聞きます。
正直な感想は、難しい。
私は仕事でもプライベートでも、ついつい見返りを欲しがっているなと感じることもあります。
ただ、この人と仕事がしたいな、無条件に一緒にいたいな、いつも人が集まっているなと感じる人は、
見返りなく人と接している人が圧倒的に多いです。

先ほどのケーキの話しも、見返りがないかと言われれば、
私にとっては大切な人の笑顔が見たいという見返りを欲しがっているだけなのかもしれません。
ただ、目の前の人に喜んで欲しいという思いが大事なんだ!と後輩には伝わったんだと思います。

自分が使っているものを快く貸してくれる方もいれば、貸してるんだから何か返してよ。という方もいます。
先に自分に何かしてくれるなら、こっちも何かしますよ。という方もいれば、
気づけば何かしてもらっていることが多いから、こちらからも何かできることはないかな?とついつい何かしたくなるような方もいます。

これはあくまで私の経験ですが、見返りがなく何かをしてもらった時の方が、
こちらも無条件に何かをしたくなることが圧倒的に多い。
自分も見返りを求めて何かをした時は、それが返ってこないとイライラすることが多い。

結局、自分のためにも見返りなく行動した方が良いんだと気づいたエピソードでした。
気づかせてくれた後輩に感謝です。

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