秋はイカ釣りの季節。

八重樫剛

2018年10月25日 11:55

測量士/測量士補についてのnoteを書いている八重樫です。こんにちは。

測量士/測量士補とは全く関係ないのですが、秋なのでイカ釣りについて。

秋はイカ釣りの季節なんです。

釣りの対象になるイカは主にアオリイカ、ヤリイカ、コウイカの3種。
地域によっては、他にもケンサキイカやヒイカ等も対象になりますが、人気のある3種に絞って書きます。

中でも特に人気のアオリイカは夏に繁殖期を迎え、夏に生まれた子イカがある程度の大きさまで成長し釣り易い時期というのが秋になります。

釣り方は餌木と呼ばれる疑似餌（ルアー）を用いたエギングと、鯵等の活餌を使ったヤエン釣りが一般的。

この投稿では私がやっているエギングについてご紹介します。

エギングのやり方。

エギングでは、日本古来のルアーである餌木を用います。

堤防や磯、砂浜等からこの餌木を投げ、シャクってイカに餌木の存在をアピールし、スッと沈めてイカに捕食させます。

現在では、エギング専用の竿（ロッド）やリールが販売されている程、人気の釣りです。

魚とは違い、長い2本の触腕で餌となる甲殻類や魚を触り、残りの足で抱きついて捕食する為、沈めている間は竿や糸から伝わる「ルアーを触った感触」に集中します。
イカが触ると「スッ」と引っ張られる感触があるので、すかさず竿を上げ針に掛けます。

イカは遊泳する際にはヒラヒラとしたヒレを使ってフワフワと泳ぐのですが、捕食の際には胴内に貯めた海水を、胴を絞る事で噴射し強く早く引っ張る為、針掛かりしたイカとは引っ張り合いの綱引きになります。
アオリイカは大きい物では2kgを超え、5kgに達する個体もあるそうです。

エギングの魅力は、イカにルアーを抱かせる為の操作と、微妙な変化を感じ取りバシッと合わせる繊細さ、そして魚とは違う引きの３つだと自分は思っています。

イカは食べて美味しい。

特にアオリイカは市場に出回る事が他のイカと比べて少なく、出会えたとしても高価である事が多いイカです。
食感はネットリとしており、甘みと旨味が強く、食味も人気の要因のひとつです。

大きな円平（エンペラ。ヒラヒラしたヒレの部分。）はコリコリとした食感で、刺身で食べると絶品。
800g以上の大きさになると胴は肉厚で、刺身で食べるには好みが分かれる部分ですが、加熱調理をしても味が損なわれ難く、煮物や天ぷらが絶品。
触腕の先は雑菌が多いと聞く事もあるので捨てますが、ゲソは塩もみして爪を取り、汁物やアヒージョに。
また、その日に食べきれない場合でも、干物（一夜干しだと水分が多く残る場合がある為）にしても最高に美味しいです。

アオリイカを狙ってのエギングをしていると、ヤリイカやコウイカが釣れる事もあります。
これらのイカも大変美味しいので、釣れた際には食べ比べが楽しい。